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古谷 颯大 院長の独自取材記事

&DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科

(大阪市中央区/谷町四丁目駅)

最終更新日:2025/10/16

古谷颯大院長 &DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科 main

大阪メトロ谷町線・谷町四丁目駅より徒歩4分の場所で、2025年7月1日に開業した「&DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科」。院長の古谷颯大(ふるたに・そうた)先生含め、3人の歯科医師が常駐し、歯髄温存療法や小児矯正に注力。根管治療やインプラント治療など、精密さが求められる治療も得意としている。古谷院長は、市立東大阪医療センターで歯科・口腔外科にて経験を積んだ後、開業歯科医院で分院長や統括院長を務めながら、マイクロスコープを使用する治療から一般的な歯科治療まで幅広く対応してきた。「身の回りの大切な人に行いたいと思う歯科医療を患者さんにも同じように提供したい」と熱く語る古谷院長に、開業の経緯やクリニックの強みである歯髄温存療法について、詳しく話を聞いた。

(取材日2025年9月9日)

診療の基準は「大切な人に行う歯科医療」

開業まで、どのような経験を積まれてきましたか?

古谷颯大院長 &DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科1

大学卒業後は、市立東大阪医療センターの歯科口腔外科で、親知らずの抜歯をはじめとした口腔外科手術に携わりました。当時は、救急対応にも関わりましたので、口腔内のことだけでなく、全身管理についても学びました。その後は歯科医院に移り、入職後およそ4ヵ月で分院長を任されることに。6医院まで増えた頃には、統括院長として複数のクリニックをマネジメントしていました。根管治療や矯正、インプラントなど幅広い治療を提供している歯科医院でしたので、マイクロスコープを使った精密な治療に多く携わってきました。3年ほど分院長や統括院長を経験し、技術面でも自信がついてきましたので、いよいよ開業しようと決意したんです。

谷町4丁目にクリニックを開業された経緯を教えてください。

いろいろな人と関わりたいと思い、都心部での開業を考えており、また、クリニック周辺の住民の方々と一緒に年を重ねていきたい思いもありましたので、若い世代にも人気のこのエリアは、開業するのに適した場所なのではと思いました。実際には、想定していた若い世代だけではなく、お子さんから年配の方まで幅広く来院してくださっています。また、予約のキャンセル率が低く、しっかり治療を受けたいという思いで来られる方が多くうれしいですね。当院では「大切な人にする歯科医療をあなたに」というテーマを掲げています。家族など身の周りの人に自信を持って提供できる歯科医療を、患者さんにも提供していきたいという思いを込めました。治療内容や消毒方法、治療時間など、どれをとってもこのテーマに立ち返り、丁寧な対応をしていきたいと考えています。

クリニックで力を入れている治療についてお聞かせください。

古谷颯大院長 &DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科2

虫歯が重症化し、歯の神経まで感染が広がっている場合、保険診療では神経を取る方法が一般的です。しかし、神経を取ってしまえば痛みの解消が期待できるものの、歯を多く削る必要があります。当院では神経をなるべく残すために、感染した歯髄のみ除去を図る「歯髄温存療法」をお勧めしています。このほか、小児矯正にも力を入れています。早期に顎の発達を促したり、歯並びを直したりすることで歯も磨きやすくなることが見込めますから、虫歯や歯周病予防につながります。最近では、顎が小さいお子さんというのは、体や頭が十分に発達しきれない恐れがあるといわれています。歯の矯正は、お口の健康にとどまらず、全身の健康を整える上で大切な治療だと思いますね。

歯髄温存療法と小児矯正を得意とするクリニック

歯髄温存療法について教えてください。

古谷颯大院長 &DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科3

歯の神経を取ってしまうと、歯の内部に血が通わなくなり歯の強度を失うだけでなく、虫歯の再発や細菌感染のリスクが高まります。さらには、根管治療を繰り返すことによって歯が薄くなり、割れてしまうことも。そのような懸念から、日々診療をしている中で、できる限り歯の神経を守ることができないだろうかと考えていました。当院ではマイクロスコープを治療に使用し、歯髄温存療法を採用するのに適した環境を維持しています。ただ、患者さんの中には、歯髄温存療法のことを知らない方も多いため、治療に入る前にしっかりと時間を取って説明し、患者さんに納得していただいてから治療を行うようにしています。

小児矯正はどのように取り組まれていますか?

以前勤務していた歯科医院では矯正歯科にも携わり、かなりの症例数を経験してきたので、そのノウハウを生かしています。歯並びは全身が関わっていますので、小児矯正では歯並びだけでなく、姿勢のチェックも行っています。方眼紙のロールスクリーンを背景に立ってもらい、肩の下がり具合や背中の曲がり具合などを確認し、カウンセリングルームで資料を見てもらいながら、悪くなった原因や治療計画を説明させていただいています。お子さんやお母さんと関わる機会が多いこともあり、女性歯科医師の松井百合花副院長が主に担当しています。

そのほか、得意とする治療についてお聞かせください。

古谷颯大院長 &DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科4

マイクロスコープやラバーダムを使用した精密な治療を得意としています。根管治療やインプラント治療、親知らずの抜歯についても今まで経験を積んできましたので、気になる方はご相談いただければと思います。口腔外科を専門としてきましたから、外科処置や抜歯は得意分野ではありますが、なるべく抜歯にならないような予防方法を提案する歯科医師でありたいと考えています。クリーニングでは、歯科衛生士によるクリーニングのほか、ジェット水流を使った微粒子パウダーを吹きつける方法で、できるだけ歯に負担をかけず、汚れにアプローチします。

人と人とのつながりを大切にする歯科医師でありたい

患者さんと接する際に大切にしていることはありますか?

古谷颯大院長 &DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科5

当院では、患者さんの話に耳を傾け、私たちに心を開いてもらえるような関係づくりを大切にしています。そして、患者さんと接する際に常に念頭に置いているのは、悩んでいる症状だけでなく、治療に求めていることも一人ひとり違うということ。寄り添って丁寧に治療を進めるほうが良い患者さんもいれば、明確にお伝えしたほうが良い患者さんもいます。ですから、当院では一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療を提供することを心がけています。お子さんの診療では、付き添いの親御さんとのコミュニケーションも大切にし、丁寧に向き合うようにしています。

スタッフさんとの関わりについて教えてください。

当院のスタッフは私と同世代が多いのですが、開業前から一緒につくり上げていく姿勢を大事にしてきました。クリニック名の「&」には、人と人とのつながりを大切にしていきたいという思いを込めています。歯科医療を通して、患者さんやスタッフと互いに良い関係を築いていきたいと考えています。クリニックのロゴマークや内装などもスタッフと相談しながら決めたんですよ。歯科医院というと、行きづらかったり、緊張されたりする方もいらっしゃいますから、緊張をほぐし親しみを持ってもらえるように、カフェのような落ち着いた居心地の良い雰囲気を意識してデザインしました。

最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

古谷颯大院長 &DENTAL谷町4丁目歯科・矯正歯科6

開業してからまだ日が浅く、今はまだ探り探りの状態ではありますが、おかげさまで順調なスタートを切ることができました。当院を気に入ってくださり、通院してくださる方もいらっしゃるのがとてもうれしいですね。これからも初心を忘れず、目の前の患者さん一人ひとりと向き合い、丁寧な治療を提供していきたいと思っています。現在、3人の歯科医師が常駐し、忙しい方でも通院しやすいよう、祝日以外は毎日開けています。歯に関することで気になることがありましたら、当院までぜひご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

歯髄温存療法/2万9700円、小児矯正/31万9000円~、インプラント治療/48万4000円~、エアフローによるクリーニング/1万6500円

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