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宮城島 弘貴 院長の独自取材記事

関内パレス歯科 dental&oral surgery

(横浜市中区/関内駅)

最終更新日:2025/10/01

宮城島弘貴院長 関内パレス歯科 dental&oral surgery main

JR根岸線・関内駅から徒歩約6分、ビル2階に「関内パレス歯科 dental&oral surgery」がある。宮城島弘貴院長は横浜市立大学附属市民総合医療センターで口腔外科の歯科医師として研鑽を積み、大学病院での診療経験から「患者さんの通院負担を減らしたい」という思いで2025年7月に開業した。全身麻酔設備を備え、歯科恐怖症や嘔吐反射で治療困難だった人にも対応する。「他院で難しいと言われたことでも、何かできることがあると思う」と穏やかに語る宮城島院長。親知らずの即日抜歯から顎矯正手術まで幅広い外科治療を手がける宮城島院長に、開業の経緯や診療への思い、今後の展望について話を聞いた。

(取材日2025年9月3日)

待ち時間短縮でスピーディーな治療を実現

開業に至った経緯を教えてください。

宮城島弘貴院長 関内パレス歯科 dental&oral surgery1

横浜市大附属市民総合医療センターで口腔外科の歯科医師として働いていた時、手術を希望しても1年待ちという状況がありました。親知らず抜歯やインプラントでも、紹介状をもらってから受診まで2、3ヵ月。初診では問診と検査だけで終わり、実際の治療はさらに1ヵ月後という流れでした。その間に患者さんの状況が変わり、治療ができなくなることも経験しました。「もっと早くやってあげたい」という思いが募り、スピーディーに治療ができるクリニックを開業しようと決意。関内を選んだのは、再開発が進み新しいものと歴史あるものが融合した街で、医療連携もしやすい地域だと考えたからです。

口腔外科を専門に選んだ理由は?

東北大学の学生時代、噛み合わせがずれて見た目にもコンプレックスを抱えていた患者の顎矯正手術の症例を見て衝撃を受けたんです。症状の改善を図り患者さんの気持ちを前向きにするためにも、「この手術をやりたい」と強く思い、その分野に力を入れていた横浜市立大学で学ぶことを決めました。実際に診療を重ね、多くの患者さんと向き合う中で、やりがいと手応えを感じ、この選択は正しかったと実感しています。お口のことで悩んでいた患者さんが自信を持って明るくなり、人生が大きく変わっていく。そんな瞬間に立ち会いたいと思いながら、日々治療に取り組んでいます。

クリニックの特徴を教えてください。

宮城島弘貴院長 関内パレス歯科 dental&oral surgery2

最大の特徴は全身麻酔による治療体制です。一般的な歯科医院にはない設備で、麻酔科医師による麻酔を担当。寝ている間に治療が終わるため、歯科恐怖症や嘔吐反射で治療ができなかった方も安心して受診していただきたいですね。あと、設備面では大学病院と同じものを導入。頭部顔面規格写真撮影装置で顔全体を撮影し、治療後のシミュレーションを見せる工夫もしています。院内は白を基調に木目調の温かみある空間。診療室の天井も木目にして、治療時に上を向いた時に落ち着けるよう配慮しました。バリアフリー設計で車いすの方も安心です。祝日以外は診療し、土日も対応。お仕事で平日に受診することが難しい方も通いやすい体制にしています。

口腔外科の専門性を生かした幅広い治療

院内で対応可能な外科治療について教えてください。

宮城島弘貴院長 関内パレス歯科 dental&oral surgery3

私の専門はインプラント治療、親知らず抜歯、そして顎矯正手術です。顎矯正手術は、しゃくれている方や顎が出て噛み合わせがずれている方を、手術によって正常な噛み合わせにすることをめざします。審美的な要素も含む輪郭形成手術も行っています。親知らず抜歯は即日対応も可能。大学病院では数ヵ月待ちだったものを、その日のうちに処置できる体制を整えました。口腔がんの手術も、難しい症例を含め数多く経験してきました。超音波で骨を削る機械や電気メスなど、大学病院と同等の設備をそろえているので、高度な手術にも対応できます。

他院で断られた患者さんへの対応について聞かせてください。

「他院で難しいと言われたことでも、何かできることがあると思うので、困ったら来てもらえれば」というのが私の信念です。全身麻酔下で治療を行うため、歯科恐怖症や嘔吐反射で治療を諦めていた方にも対応可能です。大学病院時代はほぼ毎日全身麻酔の診療を行っていた経験があるので、安心してお任せいただければと思います。

診療で心がけていることを教えてください。

宮城島弘貴院長 関内パレス歯科 dental&oral surgery4

初診には90分の時間を確保。検査を含めて患者さんの困っていることをしっかり聞き出すようにしています。パソコンでカルテを書きながらではなく、目を見てしっかり話を聞くことを大切にしています。大事な話の時は、プライバシーに配慮したカウンセリングルームで向き合ってお話しします。また治療内容をわかりやすく説明することにもこだわっています。歯科医院で「ここ虫歯ですよ」と言われて知らないうちに削られ、どうなったかわからないという経験をなくしたい。頭部顔面規格写真撮影装置で治療後の変化をシミュレーションし、「ここをこう治療したらこうなります」と患者さんに理解してもらってから治療を進めています。患者さんが笑顔になることを最終的なゴールとして、日々の診療にあたっています。

チーム医療で地域の頼れる存在へ

医療体制について教えてください。

宮城島弘貴院長 関内パレス歯科 dental&oral surgery5

常勤は私だけですが、非常勤の歯科医師が6人、麻酔科医師が1人在籍しています。非常勤の先生は麻酔科医師以外、みんな私と同じ横浜市立大学附属市民総合医療センター出身。同等の技術があると考えています。歯科衛生士2人、歯科助手と受付を兼務するスタッフ2人の体制です。スタッフが多いので、患者さんをお待たせすることが少なく、比較的予約が取りやすいのがメリットです。デジタル機器を積極的に導入して、どの歯科医師が治療を行っても、同じような精度の治療ができる環境を整えており、患者さんの治療データは歯科医師全員で共有しています。基本的には歯科医師も歯科衛生士も担当制にしていますが、患者さんのご都合に合わせて柔軟に対応しています。

今後の展望についてお聞かせください。

この地域にしっかりと根づいたクリニックにしたいと思っています。一回治療して、すぐ外れたり悪くなったりするのではなく、「あそこで治療してから気づいたら10年以上たっていた」と言われるような、長期的に問題なく過ごせる治療を提供したい。ほかのクリニックではできないような外科治療や全身麻酔を使った治療に注力しているのも特徴です。歯科治療が怖くてなかなか来られない人も、全身麻酔で寝てもらって治療すればできると思うので、そういった方々の治療もやっていきたいです。「困ったことがあればここに来ればなんとかしてくれる」と言われるような地域の救急医療的な存在になりたい。そのために設備や人材をそろえて、すぐに対応できる体制を整えていきます。

読者へのメッセージをお願いします。

宮城島弘貴院長 関内パレス歯科 dental&oral surgery6

ほかのクリニックで「治療は難しい」と言われた方、歯科恐怖症で治療を諦めている方、まずは相談してください。なるべく近い日程で予約をお受けするようにしています。私は細かい作業が好きで歯科医師になりましたが、患者さんの笑顔や喜んでくださる姿を見ると、この仕事を選んで本当に良かったと思っています。一般歯科も勉強して、自分のクリニックで完結できるようにしていきたいです。場所柄、野球観戦の前に治療される方もいらっしゃいますし、ホテル2階という立地で遠方の方も安心して手術を受けられます。患者さんが笑顔になることを目標に、これからも邁進していきます。困ったら、ぜひ一度ご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/初診相談(CT込み):2万2000円、1次手術 1本(材料費・アバットメント代込み):27万5000円、2次手術 1本:5万5000円、上部構造 仮歯 1本:1万1000円、上部構造 ジルコニアクラウン:16万5000円、上部構造 ジルコニアセラミッククラウン:16万5000円
顎矯正手術/88万~、検査相談料(CT・頭部顔面規格写真撮影込み):3万3000円
輪郭形成手術/44万円~、検査相談料(CT・頭部顔面企画写真撮影込み):3万3000円
※症状により金額が異なります。詳細はクリニックへお問合せください。

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