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廣瀬 宗 院長、遠藤 恵 副院長の独自取材記事

日本橋IELAクリニック 皮膚科・婦人科

(中央区/人形町駅)

最終更新日:2025/08/13

廣瀬宗院長、遠藤恵副院長 日本橋IELAクリニック 皮膚科・婦人科 main

人形町駅、水天宮前駅からすぐの場所に2025年開業した「日本橋IELAクリニック 皮膚科・婦人科」。落ち着いた色調でまとめられた院内は、リラックスして過ごせる空間になっている。同院の大きな特徴は皮膚科・婦人科をそれぞれ専門の医師が診療を行う点だ。婦人科を担当する院長の廣瀬宗先生は、大学病院や関連病院で長年診療を行い、産婦人科副部長や婦人科医長を経て同院を開業。皮膚科を担うのは、廣瀬院長の妹である遠藤恵副院長。日本皮膚科学会皮膚科専門医として幅広い診療経験を有するドクターだ。とても話しやすく、穏やかな空気感をまとう両医師がめざすのは、気軽に受診できる身近なクリニックだという。そんな2人にクリニック名の「IELA(イエラ)」の意味や、診療時の連携、これまでの経験などについて聞いた。

(取材日2025年7月28日)

婦人科と皮膚科それぞれ専門とする医師が診療を担う

こちらは婦人科・皮膚科をごきょうだいで診療されているクリニックとお聞きしました。

廣瀬宗院長、遠藤恵副院長 日本橋IELAクリニック 皮膚科・婦人科1

【廣瀬院長】私は大学病院などで婦人科の悪性腫瘍を専門として診療を続けてきたのですが、身近なクリニックで、病院と連携しながら診療する重要性を感じていました。そこで開業を考えるようになったのですが、実の妹である遠藤先生も開業を意識していると知り、タッグを組むことにしたのです。というのも遠藤先生が専門とする皮膚科と私の専門である婦人科は、関連する疾患も多く、一緒に診療を行うことは患者さんにとってもメリットが大きいと気づきました。
【遠藤副院長】例えば主訴がニキビの場合でも、生理期間の前後に症状が出ていたり、ニキビだけでなく生理不順もあったりということは少なくありません。そうしたときに、すぐに婦人科にかかれるのは、皮膚科だけのクリニックにはない特徴です。逆に、婦人科の診療の中で、皮膚科での診療が望ましい場合などもすぐに連携が取れます。

クリニック名の「IELA(イエラ)」はどういう意味なのでしょうか?

【廣瀬院長】クリニックの理念である、エビデンスにのっとった診療を丁寧に届けるという思いを込めた名前で、真摯・誠実を意味する「Integrity」、根拠を意味する「Evidence」、持続可能な健康寿命を意味する「Longevity」、そして安心、信頼を意味する「Assurance」の頭文字を取ってつけました。少し格好つけすぎてしまったかなと思っているのですが(笑)、「IELA(イエラ)」という響きは呼びやすく親しみを持っていただけるのではないかと思います。

院内も居心地の良い雰囲気ですてきですね。

廣瀬宗院長、遠藤恵副院長 日本橋IELAクリニック 皮膚科・婦人科2

【廣瀬院長】ありがとうございます。ベージュグレーを基調に、落ち着いた雰囲気にまとめました。入って正面に受付があり、右側が婦人科、左側が皮膚科と診療スペースを分けています。皮膚科は男性も受診されますので、お互いの視線を遮れるように受付と待合室の間に柱を設置しました。婦人科のスペースにトイレがありますが、男性用トイレは別の場所に作り、動線を含めて共用しないことでよりプライバシーに配慮しました。

プライバシーにも十分配慮して気軽に受診できる場所へ

お二人が今の診療科を選ばれた理由と、これまでのご経歴を教えてください。

廣瀬宗院長、遠藤恵副院長 日本橋IELAクリニック 皮膚科・婦人科3

【廣瀬院長】すべての年代に関わり、診断から手術、治療まですべて担当できる診療科に進みたいと考え、産婦人科の医師をめざしました。欲張りなだけだったのかもしれませんが(笑)、この道に後悔はありません。経歴としては東京慈恵会医科大学卒業後、大学病院や関連病院に勤務し、産婦人科副部長や婦人科医長を経て開業に至ります。研究にも従事したいという思いから、国立がん研究センター研究所で、子宮頸がんなどのがんゲノムの研究にも注力してきました。
【遠藤副院長】私も院長と同じく、幅広い年代の方を診られて、外科的診療にも内科的診療にも携わりたいという思いから、皮膚科に進みました。日本医科大学卒業後に横浜市立大学の皮膚科に入局し、大学病院や関連病院に勤めて経験を積み、最終的には大学OBの先生のクリニックに勤務し、クリニックでの皮膚科診療を幅広く学ばせていただきました。

廣瀬院長が婦人科を担当されていますが、診療の際大切にしていることを教えてください。

【廣瀬院長】婦人科というプライバシーに大きく関わる診療科において、男性医師であることが受診の障壁にならないようにする配慮は、開業時にまず重視したところです。診察には女性の看護師が立ち会い、相談しにくい内容は医療スタッフにも気軽に相談できる環境づくりもしています。診療に関しては、子宮筋腫、卵巣の腫瘍、生理やおりもののお悩み、感染症の診療なども身近な婦人科クリニックとしてしっかりと対応します。婦人科の症状は他の人には相談できないものも多いと思います。例えば、生理の量が多いのか少ないのか、病的なのかといったことを周りの人と比べて判断するのは難しいですから、なんだか心配だなというレベルで構いませんので、気軽にご相談ください。

遠藤副院長が担当する皮膚科診療ではいかがでしょうか。

廣瀬宗院長、遠藤恵副院長 日本橋IELAクリニック 皮膚科・婦人科4

【遠藤副院長】皮膚の症状は精神面に影響されることも多く、ストレスがたまってじんましんが出たり、円形脱毛症になったりするケースもあります。また、肌の調子が悪く、気分が落ち込んでしまうこともあると思います。そうした皮膚症状と心のつながりを理解し、しっかりとお話を聞いた上で寄り添っていく診療を行っていきたいと思います。これまでの病院やクリニックでの診療経験を生かして幅広く対応できますので、乾燥やちょっとした赤み、ニキビ、イボや水虫など、突発的な症状から慢性的に悩んでいる症状まで、何でも気軽にご相談にいらしてください。当院での対応が難しいものに関しては、適した医療機関に紹介も行っています。

患者が質の高い医療を受けられるよう病診連携も重視

こちらでは美容皮膚科も対応していますね。

廣瀬宗院長、遠藤恵副院長 日本橋IELAクリニック 皮膚科・婦人科5

【廣瀬院長】当院は保険診療をメインとしたクリニックで、その延長線上で美容皮膚科の相談に応えていきたいと思っています。美容皮膚科のクリニックはたくさんありますが、患者さん自身にリテラシーがないと受診が難しい場所でもあります。皮膚の疾患で受診したついでに、気になっていたしみや脱毛などについて相談でき、安心して施術を受けられる場所をつくっていきたいです。
【遠藤副院長】しみやそばかす、小じわといった悩みや脱毛などにも対応しており、皮膚科の医師としての観点からしっかりとお悩みにお応えします。患者さんが無理なく長期的に続けられるプランもご提案できますので、美容面のことも気軽にご相談ください。

その他、診療のこだわりなどを教えてください。

【廣瀬院長】当院は病院との連携が密に取れることも強みの一つです。三井記念病院、永寿総合病院、杏雲堂病院などを提携先とし、当院をきっかけに幅広い医療サービスを受けられるように体制を整えました。1人の医師が対応できる範囲にはどうしても限界がありますので、プロフェッショナル同士で連携をして、患者さんにはその分野を専門とする医師からの診療を受けていただきたいと思っています。最終的には患者さんがどの症状においても、満遍なく質の高い医療を受けられることが理想です。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

廣瀬宗院長、遠藤恵副院長 日本橋IELAクリニック 皮膚科・婦人科6

【廣瀬院長】婦人科は特に来るのに緊張したり、診察が苦手だったりする方も多いと思いますが、受診しやすくリラックスできる環境は整えているつもりですので、気軽にいらしていただきたいです。来ていただければ、丁寧に対応しますし、必要に応じて適した医療機関も紹介します。患者さんとってより良い治療の選択肢を提案していきますので、安心して来てください。
【遠藤副院長】こんなことでごめんなさいとおっしゃられる方もいるのですが、まったくそんなことはなく、小さなイボでも気になる症状があれば気軽に相談してください。婦人科と皮膚科、それぞれ専門の医師がいるクリニックはそう多くはありませんので、婦人科でピルの処方してもらうついでに皮膚科でニキビの治療も受けたりと、気軽に、便利に使っていただきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

しみケア/2万9800円、医療脱毛/1万1000円~、小じわケア/2万9800円~

詳しくはホームページをご確認ください。

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