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馬庭 望 院長、馬庭 陽子 副院長の独自取材記事

芦屋まにわ歯科

(芦屋市/芦屋駅)

最終更新日:2025/08/01

馬庭望院長、馬庭陽子副院長 芦屋まにわ歯科 main

JR神戸線・芦屋駅から徒歩1分の場所にある「芦屋まにわ歯科」。2025年6月に開業した同院は、駅直結の商業ビルの西館2階に位置し、木々の緑が見える開放的な空間が印象的だ。明るく優しい雰囲気の馬庭夫婦が営む同院では、患者との信頼関係を築くことを何より大切にしている。院長の馬庭望先生は13年の臨床経験を持ち、マイクロスコープを使った精密な治療を得意とする。副院長の馬庭陽子先生は、根管治療のエキスパートで大学院では障害者歯科の研究もおこなってきた。選択肢が限られている治療も、2人の異なる専門性により患者一人ひとりに複数の選択肢を提示できるのが強みだ。天然歯保存にこだわった丁寧な治療と、こまやかな対応に注力する望院長と陽子副院長に、診療への想いや取り組みについて聞いた。

(取材日2025年7月8日)

夫婦それぞれの専門性で実現する専門性の高い歯科治療

開放感のあるクリニックですね。こだわった点はありますか?

馬庭望院長、馬庭陽子副院長 芦屋まにわ歯科1

【望院長】開放感と清潔感、そして患者さんの安心感を重視しました。特に受付周りは広く空間を取り、診療室に向かう際に目の前に木々が見えます。春から夏にかけては緑が色づいてきれいなんですよ。不安やストレスを感じる患者さんにも、リラックスしてもらえる環境づくりを意識しました。診療室についても広めに設計し、患者さんにとっても働く私たちにとっても、圧迫感のない空間にできたと思います。もう一つの特徴として、滅菌処理をする場所を患者さんから見えるところに配置しています。どのような器材を使い、どのような衛生管理をしているかを実際にご覧いただくことで、より安心して治療を受けていただけると考えています。

この土地に開業した経緯を教えてください。

【望院長】4年ほど物件を探していたのですが、夫婦の意見が完全に一致することは1回もありませんでした。ですが、この物件を見学した瞬間、「ここなら理想とする診療ができそう」と2人とも思ったんです。今までこんなことはなかったので、運命的な出会いでしたね。芦屋駅は新快速の電車も止まるので、尼崎市や西宮市、東灘区などからも通いやすい立地です。地域の方だけでなく、広域からもお越しいただけるという点も、この土地に開業を決めた理由の一つです。

どのような患者さんが来院されていますか?

馬庭望院長、馬庭陽子副院長 芦屋まにわ歯科2

【望院長】当院には、幅広い年齢層の患者さんが通ってくださっています。治療内容は、保険診療に加えて、根管治療、マウスピース型装置を用いた矯正やワイヤーによる矯正、インプラント治療などが多いです。一人ひとりの患者さんの気持ちに配慮した診療を心がけているので、どなたにも安心して通院いただけたらと思います。

先生のご専門についてお聞かせください。

【望院長】外科治療、特にマイクロサージェリーが専門です。マイクロサージェリーは歯周形成外科と呼ばれる分野で、下がってしまった歯茎を元の状態に戻したり、インプラント周辺の見た目の問題を歯茎の移植で改善したりするなどの目的で行う治療です。顕微鏡を使った精密な治療が特徴で、抜歯が必要と診断された歯の保存をめざしたり、審美的な問題を歯茎移植によって改善したりすることも見込めます。
【陽子副院長】根管治療と障害者歯科が専門です。大学院で障害者歯科を専門的に学びました。その後、根管治療にも興味を持ち、研鑽を積みました。障害者歯科で学んだ知識を生かして、一人ひとりの患者さんの気持ちに配慮した診療を心がけ、どなたにも安心していただける治療を提供するよう努めています。

「見える治療」により患者の納得度を向上

診療方針をお聞かせください。

馬庭望院長、馬庭陽子副院長 芦屋まにわ歯科3

【望院長】「できる限り天然歯を残すこと」を大切にしています。スピードや効率を重視する傾向もありますが、私はまず患者さんご自身の歯を大切にしたいと考えています。患者さんとしっかりお話しして、天然歯を残すことのメリット・デメリットをお伝えした上で、そのメリットを患者さんが選択してくださるなら、歯を残せるよう全力で取り組みます。また、夫婦でそれぞれ専門分野が異なるため、より多くの治療選択肢を患者さんに提供できることも強みです。

患者さんに納得して治療を受けてもらうため、治療の様子を動画撮影しているそうですね。

【望院長】はい。治療の様子を患者さんに動画でご覧いただいています。今まで口腔内の治療は、ブラックボックスのような部分があって、私たちが説明をしても、実際にどんな治療をしているのか患者さんには伝わりにくかったんです。もし治療中に「セラミックが入りましたよ」とお伝えしたとしても、「ああそうなんだ」程度の理解にとどまってしまうことが大半だと思います。ですが動画で「ここに虫歯がありますね。こんな治療をしました」といったことを実際に見ていただくことで、患者さんの納得感は大きく変わるのではないでしょうか。例えば歯が割れているような場合でも、痛みがないと「本当に抜歯が必要ですか?」と不安を感じると思います。そのような場合も、動画を使って一つひとつ丁寧に説明させていただいくことで、患者さんに納得していただいた上で治療に臨んでいただけると思います。

歯科治療に不安を感じる患者さんへの対応について教えてください。

馬庭望院長、馬庭陽子副院長 芦屋まにわ歯科4

【陽子副院長】歯科医院に対して怖いイメージを持っている方は多いです。歯科治療恐怖症の方もいらっしゃるので、障害者歯科で得た知識を活用して、できるだけ安心して治療を受けていただける環境を整えています。例えば、初めてお子さんが歯科治療を受ける際は、お母さんもお子さんも不安に思うことでしょう。そのような場合は、いきなり治療はせず、トレーニングから始めていきます。高齢の方には、普段飲んでいる薬もきちんと確認させてもらい、体調に負担がないかを配慮しながら診療を行っています。障害の有無に関わらず、皆さまに安心して治療を受けていただけるよう心がけています。

「また行きたい」と思える場所でありたい

優しい雰囲気のスタッフさんが印象的です。

馬庭望院長、馬庭陽子副院長 芦屋まにわ歯科5

【望院長】ありがとうございます。優しく穏やかなスタッフばかりです。カウンセリングルームで患者さんとスタッフが話ししている時に、笑い声が聞こえてきたりすることもあるんです。そういった温かい環境が患者さんのストレス軽減にもつながっていると思います。また、患者さんへの対応により注力できるよう、一部の器具をレンタルにしたり、タオルの洗濯をアウトソーシングにしたりするなど、スタッフの負担軽減にも取り組んでいます。

今後の展望についてお聞かせください。

【陽子副院長】お子さんから高齢の方まで「痛みが出たから通う」のではなく、普段から定期的に通える場所でありたいと思っています。来院時には安心してリラックスしていただき、「また行きたいな」と思っていただけるような歯科医院をめざしています。
【望院長】患者さんに、当院のファンになってもらえるような歯科医院でありたいと思っています。前の勤務先の患者さんで、定年退職後に福島に移住された方が、飛行機で芦屋まで来院してくださり「私は先生のファンだから。ずっと先生に診てもらいたい」と言ってくださいました。患者さんと深い信頼関係を築き「まにわ歯科に行ったら大丈夫」「この歯医者のファンになった」と思ってもらえるような存在になりたいと思っています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

馬庭望院長、馬庭陽子副院長 芦屋まにわ歯科6

【望院長】数ある歯科医院の中から当院を選んでくださった患者さんには、心を込めて価値のあるものを提供したいと思っています。マイクロスコープによる精密治療や、夫婦それぞれの専門性を生かした幅広い治療の選択肢で、患者さん一人ひとりに寄り添います。患者さんにご自身のお口の中に興味を持っていただけるよう、わかりやすく適切な説明を大切にしています。些細なお悩みでも、まずはお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/104万5000円~、ワイヤー矯正/93万5000円~、インプラント治療/49万5000円~、セラミックを用いた補綴治療/6万6000円~

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