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吉岡 和佳 院長の独自取材記事

阪神西宮よしおかクリニック

(西宮市/西宮駅)

最終更新日:2025/12/10

吉岡和佳院長 阪神西宮よしおかクリニック main

2025年6月、阪神本線・西宮駅から徒歩約3分の立地に開業した「阪神西宮よしおかクリニック」。院長の吉岡和佳(よしおか・わか)先生は、地元・和歌山県で地域医療に長く携わった後、神戸市の隈病院で専門性を要する甲状腺疾患や糖尿病の診療など、幅広く対応してきた。夫の吉岡慶先生は循環器内科を専門とし、狭心症や心筋梗塞をはじめとした心疾患と生活習慣病など総合的な診療を経験。そんな夫婦二人体制により、同院では一般内科、糖尿病・内分泌内科、循環器内科まで一貫して相談できる体制を整えている。生活背景に寄り添う診療を続けてきた、穏やかで聞き上手な和佳院長に、開業の経緯や診療への思いを語ってもらった。

(取材日2025年11月14日)

甲状腺疾患・糖尿病・循環器疾患を診られる二人体制

医師をめざしたきっかけを教えてください。

吉岡和佳院長 阪神西宮よしおかクリニック1

小さい頃から周りに医師が多く、医療の仕事が自然と身近にありました。女性として自立できる仕事を考えたとき、資格のある職業に魅力を感じたことも後押しになりました。高校生の頃に偶然読んだ「看取り」をテーマにした一冊の本が印象に残り、「治療するだけではなく、人の人生に寄り添う医療ってすてきだな」と感じたのもきっかけです。自治医科大学に進学後、和歌山県の医師不足地域で地域医療に携わり、患者さんの生活環境や家族背景まで含めてトータルで診る経験ができました。そこから「患者さんにとって現実的で無理のない治療を一緒に考える」という、今の私の診療スタイルへとつながっています。

二人三脚で診療されている和佳先生と慶先生、それぞれの専門分野を教えてください。

私は地域医療で全身を診る経験を積みながら、和歌山県立医科大学で糖尿病や内分泌疾患を専門的に学びました。また神戸市の隈病院では甲状腺疾患を多く経験し、ホルモン異常が全身に与える影響をしっかり診られるようになりました。一方、夫の慶先生は循環器内科が専門で、狭心症・心筋梗塞・不整脈・心不全などの心臓疾患だけでなく、背景にある高血圧・糖尿病・高脂血症など、生活習慣病全般を広く診ています。一見、まったく違う範囲のようにも思えるかもしれませんが、甲状腺疾患と循環器の病気は症状が重なることも多く、「動悸がするがどちらの原因なのかわからない」といったような場合でも、院内で両方の可能性から判断できるのが強みです。2人の専門がそろうことで、原因がはっきりしない症状にもスムーズに対応できる体制になっています。

清々しい雰囲気のすてきなクリニックですね。開業された経緯やこだわりを教えてください。

吉岡和佳院長 阪神西宮よしおかクリニック2

地域医療、糖尿病・内分泌、甲状腺診療の専門経験を通して、患者さん一人ひとりと丁寧に向き合いたいという思いが強くなっていきました。子育て中に非常勤勤務だったこともあり、時間配分に限界を感じることもあり、「自分のペースで、じっくり診察ができる場所をつくりたい」と思いました。西宮を選んだのは、私自身10年以上住んでいて自然を身近に感じられる環境が気に入っていることと、幼少期に祖母が暮らしていてなじみがあった地域だからです。開業場所を探し始めたタイミングで偶然現在の物件と出合い、開業を決めました。院内は「病院らしさを減らす」ことを意識し、患者さんが少しでもリラックスできるよう、照明や家具の配置にもこだわっています。病院特有の緊張感を感じにくく、ほっと一息つけるような居心地の良いクリニックをめざしています。

相談しやすい空気を重視した診察スタイルで安心感を

内科、糖尿病・内分泌内科、循環器内科を一つのクリニックで診療できる強みについて教えてください。

吉岡和佳院長 阪神西宮よしおかクリニック3

甲状腺疾患の症状って、循環器疾患の症状は、意外にも似ていることが多いんです。例えば動悸や息切れ、むくみなどが起こったときに、「これって心臓の問題? それとも甲状腺に問題が?」と迷われる方も多いと思います。当院では一般内科、糖尿病・内分泌内科、循環器内科が同じ場所で診られるので、別々の病院で検査してもらう必要がないのが強みだと思います。また、スピーディーに結果を出すことができる甲状腺の検査機器や超音波診断装置を備えているので、当日中に検査結果をお伝えできるのも特徴です。血液検査や心電図検査なども組み合わせて原因をその場で確認できるため、診断までの時間が短く、通院の負担も減らせます。甲状腺の状態は数値が大きく変動する時期があるので、当日結果を見て薬を調整できるのは患者さんの安心にもつながるのです。そうした小さな不安をその日のうちに解消できるような診療を大切にしています。

患者さんが通いやすくなるために、どのような工夫をされていますか?

できるだけスムーズに予約や受診ができるように、電話・ホームページ・アプリでも当日予約が可能です。電話予約が苦手という患者さんにはスマホ予約が好評です。現金だけでなく、クレジットカードや一部のキャッシュレス決済が利用できる自動精算機を取り入れました。検査結果が出るまでお待ちいただくことが難しい場合は、アプリでも結果を受け取れるようにしていますので、クリニックの外で用事を済ませたりもできます。また、院内は「朝」をイメージさせる、明るくて落ち着いたブルーをベースにして、タイルや小鳥のモチーフなど、心安らぐ雑貨やインテリアをさりげなく取り入れました。病院らしい堅い雰囲気ではなく、少しでもホッとしてもらえる空間にしたかったのです。受付や精算などの機械操作が不安な方にはスタッフが丁寧にお手伝いしますので、どなたでも安心して来ていただければと思っています。

治療への向き合い方や患者さんとのコミュニケーションなどで、気をつけていることはありますか?

吉岡和佳院長 阪神西宮よしおかクリニック4

糖尿病・甲状腺疾患・循環器疾患は、一度きりの治療で終わるものではなく、どうしても長いお付き合いになります。だからこそ、できるだけ負担なく治療や通院を続けてもらえるように、その方の生活スタイルに合った通院間隔や治療内容を一緒に考えるようにしています。患者さんが「こういうことを相談して良いのかな」と不安に思うことのないように、話しやすい雰囲気づくりも心がけています。たくさんの患者さんがいて、たくさんの医師が忙しく対応している大規模なクリニックも素晴らしいと思いますが、当院では焦らずにじっくりゆっくりお話を聞ける環境を守っていきたいです。患者さんに「先生と話して安心した」と思っていただけたら、それが私にとっての励みになります。

年齢を重ねても長く頼ってもらえる存在をめざす

これから先に、どんな目標を据えていますか?

吉岡和佳院長 阪神西宮よしおかクリニック5

開業した時に私が心に決めていたことがあります。それは「一人ひとりとしっかり向き合えるクリニックにしたい」という思いです。この決意はこれからも絶対に変えずに続けたいと思っています。予約が詰まりすぎてしまって流れ作業のような診療になるのは避け、必要なときにきちんと患者さんのお話をしっかり聞く時間を取れる、そんな診療姿勢を守り続けたいです。甲状腺疾患を扱っていることもあって、今は比較的若年の女性の患者さんが多いのですが、今後、その方々が年齢を重ねたときにも変わらず相談してもらえる存在でありたいです。専門性が必要な場合は、適切な医療機関にしっかりつないだ上で、地域に根差したかかりつけ医として長く寄り添えるようなクリニックをめざしています。

健康のために取り組んでいることはありますか?

通勤は片道20分くらいなんですが、できるだけ歩くようにしているんです。しかも普通の歩きじゃなくて早歩きを心がけています。特別な時間を取らずに続けられる運動なので、自分に合っているなと思っています。私にとって、ちょっとした楽しみは雑貨を見ることです。北欧雑貨が大好きなので、雑貨屋さんやマーケットイベントに行くと、ついついかわいいものを買ってしまうのですが、とても良い気分転換になっています。そういう時間があると心が整うように感じますし、明日からまた頑張ろうと素直に思えるんです。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

吉岡和佳院長 阪神西宮よしおかクリニック6

「この症状で受診して良いのかな」と迷うときってありますよね。そういうときこそ、まずは気軽に相談してほしいと思っています。甲状腺疾患や糖尿病、循環器疾患だけでなく、一般的な内科の症状でも遠慮なく来てください。必要があれば、より専門的な医療機関へきちんとご紹介もできますので、「まず相談する場所」として頼ってもらえたらうれしいです。小さな不調でも早めに話していただくことで、日々の不安が和らぐことも多いので、ぜひ身近なかかりつけ医として利用してほしいと思います。

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