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保坂 宗孝 院長の独自取材記事

下北沢スキンクリニック

(世田谷区/下北沢駅)

最終更新日:2025/09/11

保坂宗孝院長 下北沢スキンクリニック main

下北沢駅から徒歩1分の「下北沢スキンクリニック」は、形成外科と美容外科を専門とする保坂宗孝院長が2025年に開業した。幼少期にけがを医師に治療してもらった経験から医療の道を志し、形成外科で7年、その後は見た目の悩みを持つ人のメンタルケアも学びたいと精神科で3年の研鑽を積んだ。「保険診療と自費診療を同じ線上で取り扱い、患者さんの理想の自分をシームレスに実現したい」と語る保坂院長。大手美容外科での経験を経て、自分らしい医療を実現するため下北沢での開業を決意した。地域に根差しながら、眼瞼下垂などまで幅広く対応する同院の診療への思いを聞いた。

(取材日2025年7月18日)

医師への原点と心のケアも大切にする診療

医師を志したきっかけと、形成外科を選んだ理由を教えてください。

保坂宗孝院長 下北沢スキンクリニック1

小学生の時、2センチほどの足の傷を縫うのに3時間以上かけて丁寧に処置してくれた先生がいました。怖がる私に根気強く付き合ってくれたんです。その後もテレビが頭に落ちて脳震盪を起こした時、会ったこともない人たちが心配してくれて。医療って本当にありがたい存在だと痛感しました。人のためになる仕事がしたい、お世話になった先生方への恩返しがしたいという思いから医師をめざしました。形成外科で7年間研鑽を積みましたが、その中で見た目の症状で精神的に悩む人が多いことに気づきました。外見の傷痕で長年苦しむ人もいて、心のケアの重要性を感じたんです。本当の精神疾患がどのようなものか学びたくて精神科に3年間在籍。その経験が今の診療スタイルにつながっています。

大手美容外科での経験から、開業を決意した経緯は?

大手美容外科で5年ほど診療を積みました。ただ、美容だけを目的に来る患者さんが多い環境でした。でも私の強みは保険診療がベースにあって、病気もしっかり診られるところ。美容外科をめざしたのも、保険診療から連続する医療を提供したかったからです。例えば眼瞼下垂の治療後、お顔のしわが気になる方もいます。そうした時にヒアルロン酸などの選択肢も提案できる。そういう連続性のある美容医療をめざしたかったんです。一つのクリニックで患者さんのさまざまな部分をケアできる医師になりたい。その思いから開業を決意しました。

なぜ下北沢という場所を選ばれたのですか?

保坂宗孝院長 下北沢スキンクリニック2

もともと自分が好きな街だったんです。小田急線になんとなく愛着があって。世田谷って少し田舎のイメージがありますが、程良く若者が集まる街。子どもの頃からそんなイメージがあって、気軽に来やすい場所だと思うんです。新宿や渋谷も近いけれど、ターミナル駅ほどの複雑さはない。新宿や渋谷まで行かなくても、下北沢に美容系のクリニックがあることを知っていただきたい。駅から徒歩1分で大通りに面していて通いやすい立地です。地域の方が通いやすいように昼休みは設けず、土曜日も診察しています。下北沢という街の雰囲気とアクセスの良さ。これらを生かして、地域に根差した医療を提供したいと考えています。

保険診療から美容まで幅広い悩みに対応

クリニックで力を入れているポイントについて教えてください。

保坂宗孝院長 下北沢スキンクリニック3

当院が得意とするのは眼瞼下垂治療です。手術室にもこだわり、照明や麻酔器など、必要な器具は先進のものをそろえています。また、アットホームな雰囲気も大切にしています。受付にはオリジナルロゴを配置し、入り口のモニターでは当院でできる治療をわかりやすく紹介する動画を流すなど、患者さんが安心して相談できる環境づくりに努めています。

診療体制について教えてください。

副院長は日本皮膚科学会皮膚科専門医で、美容皮膚科と皮膚科を担当しています。私は形成外科と美容外科を担当。形成外科では眼瞼下垂やわきが(腋臭症)、皮膚科ではやけどやとびひ、アトピー性皮膚炎などの診療にあたっています。保険診療から始まって美容面の治療へ自然に移行する患者さんも多いんです。眼瞼下垂の手術を受けた方が、次は眉間のしわのケアなどの検討されたり。こうした連続性のある診療ができるのが、幅広い専門性を持つ強みです。お互いの専門分野を生かしながら、患者さんに適した治療を提供しています。

診療で特に心がけていることは何ですか?

保坂宗孝院長 下北沢スキンクリニック4

患者さんは悩んで来院されているので、まずはその悩みをしっかり聞くことを大切にしています。こちらの話を一方的にするのではなく、患者さんの話にじっくりと耳を傾ける。それが第一です。また、美容医療にはリスクが伴います。そのリスクについてはごまかさずに、きちんと説明することを心がけています。起こりうるリスクをしっかり説明し、理解していただいた上で治療を受けていただく。これは本当に大事にしているところです。保険診療と自費診療を同じ線上で取り扱い、患者さんの理想をシームレスに実現する。その信条のもと、きちんとした医療行為として誠実に向き合うことを大切にしています。

スタッフとともに成長し地域に愛される医院へ

スタッフの働きやすさについてどのような配慮をされていますか?

保坂宗孝院長 下北沢スキンクリニック5

みんなが笑顔で楽しく働ける職場づくりをめざしています。患者さんに満足して帰っていただくことはもちろんですが、クリニックとして考えればスタッフがやっぱり大事。働きやすい職場を作って、一日でも長く働いてもらえればと思っています。現在は看護師が2人、受付が2人、医師が私と副院長の2人という体制。短期集中で効率的に働ける環境を整えています。ダラダラせずにメリハリをつけることが大切です。患者さんにとっても、スタッフが笑顔で働いているクリニックのほうが安心できる。そう考えています。

今後の展望や目標について聞かせてください。

外科手術の手技をもっと極めていきたいと思っています。形成外科医になって数日たった頃に初めて目の当たりにした、技術的に難易度の高い手術があって、「いつか自分もやってみたい」と思ったんです。海外の先生の手術を見て勉強し、もっと上手になりたい。形成外科の手術ではできあがりをイメージしながら行うセンスも必要で、さらに手技を磨いていきたいですね。技術向上への意欲を持ち続けることで、患者さんにより良い医療を提供できる。常に学び続ける姿勢を大切にしていきたいです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

保坂宗孝院長 下北沢スキンクリニック6

当院は皮膚科、形成外科、美容皮膚科、美容外科と幅広い診療を行っています。一つの悩みをいろんな方向から見ることができる専門的なクリニックです。多角的な視点があるからこそ、一つの治療法を押し売りすることはありません。美容外科という看板で来にくさを感じる方もいるかもしれません。でも一度来ていただければ、また来たいと思ってもらえるクリニックをめざしています。専門的な手術名などは考えなくて大丈夫です。目元が腫れぼったいのが気になる、顔全体のしみやしわが気になるけどどんな方法があるか知りたい。そんな相談の仕方で全然構いません。やるやらないということより、まずは気軽に相談していただければと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ヒアルロン酸注射/6万6000円~、しみのレーザーケア/1万3000円~、ボツリヌス製剤を用いたケア/1万4300円~

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