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副鼻腔炎、治らない
悩んだらまず耳鼻咽喉科を受診

神田駅前もんでん耳鼻咽喉科

(千代田区/神田駅)

最終更新日:2025/07/15

神田駅前もんでん耳鼻咽喉科 副鼻腔炎、治らない 悩んだらまず耳鼻咽喉科を受診 神田駅前もんでん耳鼻咽喉科 副鼻腔炎、治らない 悩んだらまず耳鼻咽喉科を受診
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鼻の奥に鼻水や膿がたまってしまう副鼻腔炎。繰り返す人も多い身近な病気だ。大人の場合、症状が3ヵ月以上続く慢性副鼻腔炎であることも多く、黄色い鼻水が出たり、喉の奥に鼻水が流れて咳き込んだり、頭痛を訴えたりする人もいる。症状を繰り返すことも多いが、「神田駅前もんでん耳鼻咽喉科」の門田哲弥院長によると、1回の治療だけで済むケースもあるが、喘息を患っている人の慢性副鼻腔炎は完治するとはいい難い病気なのだそうだ。ただ、できるだけ繰り返さないための予防策があり、その第一歩は、耳鼻咽喉科を受診して適切な治療を受けることと、自分の体質を知るということだという。今回は門田院長に、副鼻腔炎をできるだけ繰り返したくない人に向けたさまざまな情報を教えてもらった。

(取材日2025年7月4日)

副鼻腔炎を繰り返さないために、まずは耳鼻咽喉科で適切な検査と治療を。自分の体質を知りリスクを抑える

Q副鼻腔炎になるとどのような症状が起こりますか?
A
神田駅前もんでん耳鼻咽喉科 副鼻腔の内部を詳しく診るためのCT

▲副鼻腔の内部を詳しく診るためのCT

副鼻腔炎は、鼻の周りからおでこにかけて複数ある空洞に、鼻水や膿がたまる病気です。黄色い鼻水が出たり、喉の奥に鼻水が流れて咳き込んだり、頭痛を訴える方もいます。嗅覚障害を生じて匂いを感じなくなる方もいますし、頬周りの痛み、目周りの重苦しさ、さらに放置するとこれらの症状が悪化します。症状が3ヵ月以上続いた場合には慢性副鼻腔炎である可能性が高いです。副鼻腔炎自体が命を脅かすことはありませんが、まれに目や脳に膿が進んでしまうこともあるので放置は危険です。また「慢性副鼻腔炎だと思い込んでいたら、腫瘍などほかの病気だった」という可能性もあり、これはCTや内視鏡で検査をしなくてはわかりません。

Q大人だけでなく、子どもも副鼻腔炎になりますか?
A
神田駅前もんでん耳鼻咽喉科 副鼻腔炎を繰り返さないためにも耳鼻咽喉科で検査を受けよう

▲副鼻腔炎を繰り返さないためにも耳鼻咽喉科で検査を受けよう

副鼻腔炎は年齢に関わらず発症します。子どもは大人のように鼻をうまく噛めずにすすってしまい、そこから中耳炎を起こすリスクがあるので注意が必要です。お子さんから黄色い鼻水が出ていたり、夜中に咳き込んでいたり、鼻が詰まっていびきをかいていたりするようならば、一度検査にいらしてください。大人では慢性副鼻腔炎が多いのですが、子どもでは急性であることが多く、その場合は症状を抑えるために抗生物質を1週間ほど服用していただきます。もしお子さんのいびきの原因が副鼻腔炎でなく扁桃腺やアデノイドの肥大だった場合には、薬や手術など症状に合った治療法を提案いたします。

Qこちらでの、副鼻腔炎の検査・治療の特徴を教えてください。
A
神田駅前もんでん耳鼻咽喉科 鼻通りの改善のための炭酸レーザー治療は、施術後すぐ帰宅可能

▲鼻通りの改善のための炭酸レーザー治療は、施術後すぐ帰宅可能

当院では被ばく量の少ない耳鼻咽喉科用CTや、鼻と喉の状態を確認できる細い内視鏡を備え、副鼻腔炎などの診断をその日のうちに行える環境を整えています。耳鼻咽喉科用CTも内視鏡も、お子さんも受けやすいような体への負担の少ない機器を導入していますのでご安心ください。もし難病に指定されている「好酸球性副鼻腔炎」だった場合、当院では鼻茸の検査や、手術後の再発を防ぐ生物学的製剤の注射治療が可能です。副鼻腔炎と喘息には関連性があり、特に好酸球性副鼻腔炎ではその傾向が強まります。そのため、呼吸器内科の先生と連携して治療を進めることもありますね。ただし、慢性副鼻腔炎は完治する病気と言い難いことをご理解ください。

Qなぜ完全に治すことが難しいのでしょうか?
A
神田駅前もんでん耳鼻咽喉科 副鼻腔炎の原因はアレルギーや口腔内の菌などさまざま

▲副鼻腔炎の原因はアレルギーや口腔内の菌などさまざま

例えば一生のうちに何度もかかる風邪のようなものだと思えば理解しやすいかもしれません。副鼻腔炎になる要因は多様で、アレルギー、カビ、また歯根から副鼻腔に菌が入り込むこともあるのです。アレルギーがあるのならば、飲み薬、舌下免疫療法、レーザー手術、後鼻神経切断術などでしっかりとコントロールする。鼻中隔が曲がっているならば鼻の通りを良くするための鼻中隔矯正術を行う。そうやってリスクを減らし、薬を適切に使うことで症状は治まることが見込めます。ですが物理的に取り除ける病気ではありませんから、再発を完全に防ぐことは難しいのです。

Qできるだけ繰り返さないためにできる予防策はありますか?
A
神田駅前もんでん耳鼻咽喉科 副鼻腔炎は早期診断が鍵と話す門田院長

▲副鼻腔炎は早期診断が鍵と話す門田院長

これはシンプルで、発症要因を減らすことが再発リスクの低減につながります。その第一歩は、耳鼻咽喉科を受診して適切な治療を受けることと、ご自身の体質を知るということ。アレルギーがあるのならばそのコントロールを欠かさず、鼻の通りに問題があるのならば適切な治療を受ける。喘息のある方は、定期的に耳鼻咽喉科や呼吸器内科で検診を受けましょう。十分な睡眠と栄養を取って、免疫力を高めるためにいびきや寝苦しさがあるようならば睡眠時無呼吸症候群の検査も受けてみてください。禁煙を心がけ、お酒はほどほどに。毎日の鼻うがいを習慣にして、鼻水や膿を朝晩に洗い流してしまうのも良いですね。

ドクターからのメッセージ

門田 哲弥院長

副鼻腔炎の放置は頭痛や嗅覚障害を悪化させ、集中力低下を引き起こします。生活の質にも影響しますので、続くようならば早期検査がお勧めです。当院の内視鏡は子どもでも受けやすいほど細く、検査画像はリアルタイムでご確認いただけます。アレルギーや喘息も副鼻腔炎の要因となり得ますから、これを機にしっかりと治療していきましょう。内服治療や炭酸レーザー治療、舌下免疫治療や鼻中隔矯正術、後鼻神経切断術などの手術も含め、鼻や体の状態に適した治療法を提案します。慢性副鼻腔炎は完治が難しい場合もありますので、繰り返さないためのリスクの低減をめざして治療を行います。他院で手術を受けた方のフォローアップもご相談ください。

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