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三井 俊賢 院長、杉 海秀 副院長の独自取材記事

平井みらいこどもクリニック

(江戸川区/平井駅)

最終更新日:2025/09/11

三井俊賢院長、杉海秀副院長 平井みらいこどもクリニック main

平井駅から徒歩1分の「平井みらいこどもクリニック」は、首都圏に8つのクリニックを展開する「医療法人社団育心会」理事長でもある三井俊賢(みつい・としかつ)院長が、「町のかかりつけ医」をめざし開業。日本小児科学会小児科専門医の杉海秀(すぎ・かいしゅう)副院長と力を合わせ、幅広い小児科診療を行っている。子どもに多い急な発熱などへの対応はもちろん、成長や発達の悩みなどもじっくり相談できるという強みも持つ。ワクチン接種や健康診断にも積極的に取り組み、予防にも力を入れている。2人に診療にかける思いなどを詳しく聞いた。

(取材日2025年8月25日)

幅広い小児科診療に強みあり、ワクチン接種にも対応

児童館のような楽しい雰囲気のクリニックですね。

三井俊賢院長、杉海秀副院長 平井みらいこどもクリニック1

【杉副院長】地域の皆さんに気軽に立ち寄っていただきたいので、親しみやすい雰囲気を大切にしています。お子さんは急な発熱、嘔吐、下痢などもよくあるので、ウェブ予約システムで当日順番予約ができるようにしました。また、便秘や夜尿症の相談、ワクチン接種、健康診断でも利用しやすいよう、風邪や感染症の症状があるかどうかで入り口から診察室まで完全に別にしているのでご安心ください。
【三井院長】町のかかりつけ医として幅広い診療をしながら、いざとなったら専門性を発揮できるのも当院の強みです。大きな病院はハードルが高いと感じている方も、発育や発達に関して心配事があれば一度お話を聞かせてください。ゲートキーパーとして適切にファーストタッチし、必要があれば高次医療機関に迅速につなげています。

専門の外来ではどのような治療をしていますか。

【杉副院長】お子さんの慢性的な問題について、専門とする医師が長い目で見た治療を行っています。喘息、食物アレルギー、低身長、肥満、思春期早発症、成長や発達の問題などでお困りのときはご活用ください。発達障害が疑われる際も、早期介入でお子さんの可能性を伸ばせる可能性があります。日常生活の中で何らかの困った事態があるときは、ためらわずに受診してほしいです。その他、スギ花粉症・ダニアレルギーへの舌下免疫療法は大人にも対応しています。親子でお互いに声をかけ合えば薬の飲み忘れを防げるのでお勧めです。また、皮膚科は大人も受診できるようにしているので、子育てに追われる中でもご自身をいたわる時間をつくってもらえればと思います。

予防接種にも力を入れているそうですね。

三井俊賢院長、杉海秀副院長 平井みらいこどもクリニック2

【杉副院長】私は小児救急で重症のお子さんを数多く診てきた経験があり、予防の大切さを痛感しています。だからこそ、乳幼児の定期接種はもちろん、任意接種も積極的にお知らせしていきたいです。例えばHPVワクチンは女児だけではなく男児でも、江戸川区の公費助成を利用して接種できるんですよ。また、妊婦さんにRSワクチンや百日咳ワクチンを呼びかけ、新生児の罹患・重症化を防ぎたいです。近年、百日咳は爆発的に流行しているので、就学前児童への接種も推奨しています。その他、「どんなワクチンがあるの?」「どれから打てば良いの?」「リスクが心配」など、どんなことでもご相談ください。旅行や留学などで渡航する前のトラベルワクチンにも対応しています。

人、社会、地域に求められるクリニックを追求

次に、お二人が医師をめざしたきっかけを教えていただけますか?

三井俊賢院長、杉海秀副院長 平井みらいこどもクリニック3

【杉副院長】父が歯科医師で、地域の方々のために尽くす姿は常に身近にありました。医学部に進んでからも小児科のどの臓器も扱う点、未来のある子どもに関われる点に漠然と魅力を感じていました。最後に背中を押してくれたのは、初期研修中に1年ほど診ていたお子さんです。「先生は小児科が良いと思う」という一言に今でも力をもらっています。
【三井院長】小学校6年生の頃、同級生が亡くなったのがきっかけです。人生をあまりに早く終えなくてはいけない子をなくしたいというのが動機だったので、最初から小児科を志望していました。その後、学校医なども経験し、子どもは病気のときもそうではないときも見守る場所が必要と実感。「医療法人社団育心会」の最初のクリニックを立ち上げたのは10年前になります。

今では法人のクリニックは8つに。グループだからこその強みをお聞かせください。

【三井院長】この10年間、グループ全体で相当数の症例を診てきました。各クリニックは密に連携しているので、これまでの蓄積を開業したばかりの当院でも生かせるのは大きなメリットと言えるでしょう。すべてのクリニックが地域に根差し、院長のカラーを最大限に生かしながら運営をめざしているのは変わりません。
【杉副院長】どの院長も小児科診療全般に長けたゼネラリストでありながら、異なる専門性を持ち、お互いに質問しやすい環境なのも強みです。オンラインで常時つながっていますが、顔を合わせてのミーティングもあります。先生方のように地域に根差し、皆さんに信頼されるクリニックを目標に努力して行きたいです。

地域に溶け込むために、何を大切にしていますか?

三井俊賢院長、杉海秀副院長 平井みらいこどもクリニック4

【三井院長】患者さんに寄り添い、視線を合わせるのを大切にしています。そうしなければ、患者さんが心から求めていることに気づけませんからね。目標としているのは「人、社会、地域に求められる医療機関」です。まずは、地域の方々に私たちを知っていただくために「キッズドクター体験」といったイベントも実施しています。先日、平井でも行いましたが、白衣を着た子どもたちに患者さんの呼び出し、診察、検査、お手当などを体験してもらいました。小さなドクターたちが本当にかわいかったです(笑)。楽しい経験を通じて、病院は怖い場所ではないという認識も育めたらと思ってます。

積極的に予防を呼びかけて子どもの笑顔と未来を守る

診療にあたって大切にしていることは何ですか?

三井俊賢院長、杉海秀副院長 平井みらいこどもクリニック5

【杉副院長】大切にしているのは、子どもたちとそのご家族を最優先に考える医療を提供することです。目の前にいる「このお子さん、このご家庭のために一番良いのは何か」と常に考えるようにしています。同じ病気でもライフスタイルが異れば、違うアプローチが必要になることもありますからね。そして、いつでも法人の理念でもある「すべては子どもの笑顔のために」を忘れないようにしています。子どもたちの笑顔は未来そのものです。だからこそ、クリニック名にも「子ども」と「未来」を織り込みました。地域の子どもとその親御さんにとって安心できる場所になれるように、スタッフ一同で力を合わせていきたいです。

お忙しい毎日ですがリフレッシュ法はありますか?

【杉副院長】野球観戦が好きでテレビでよく見ています。昨年は一番に応援しているチームが日本一になってうれしかったですね。平井は少年野球が盛んなエリアと聞いていますが、野球好きのお子さんとお話しできる日を楽しみにしています。
【三井院長】3児の父なので、子どもたちと遊ぶのが何よりのリフレッシュになっていますね。私自身、働きながら子育てをしてきたので共働き家庭の大変さは多少なりとも理解していますし、ぜひお役に立ちたいです。拙著『0~18か月 月齢別 子育ての不安をなくす本』のテーマでもある「どんな育児も大正解」という思いで、平井エリアでの子育てを応援していきたいです。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

三井俊賢院長、杉海秀副院長 平井みらいこどもクリニック6

【杉副院長】私にとって平井は初めての場所ですが、下町の良さが残るこの町とご縁ができて、とてもうれしく思っています。人情味のある温かな親御さんばかりで、皆さんのすてきなお人柄にふれるたびに「できることは何でもしたい」と決意を新たにする日々です。子どもにとって風邪や腹痛は日常茶飯事ですが、「軽症で終わらせる」のが小児医療の使命だと私は考えています。少しでも気になることがあれば、万が一の重症化を防ぐためにも早めにいらしてください。ネットでさまざまな情報が飛び交い、育児の心配も尽きない時代です。「SNSで見かけたこれって、本当のところどうなの?」といった疑問も歓迎していますので、気軽にお話に来てください。

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