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宮本 崇史 院長の独自取材記事

宮本デンタルクリニック

(四日市市/保々駅)

最終更新日:2025/07/04

宮本崇史院長 宮本デンタルクリニック main

三重県四日市市にある「宮本デンタルクリニック」は、2025年に開業した新しい歯科医院。院長の宮本崇史先生は、大学病院や地域のクリニックで研鑽を積み、前職では分院長を長年務めるなど、豊富な臨床経験を持つ歯科医師だ。「患者さんに、ここに来て良かったと思っていただける歯科医院にしていきたい」と語る宮本院長は、質の高い治療の提供だけでなく、ホスピタリティーを重視し接遇も一流をめざすなど、患者が快適に過ごせるよう環境整備にも余念がない。スタッフ育成にも注力し、勉強会を積極的に開くその姿勢からは、患者により良い歯科医療を提供したいという熱い思いと、宮本院長の誠実な人柄がにじむ。そんな宮本院長に、開業までの経緯から今後の展望まで、たっぷりと話を聞いた。

(取材日2025年6月3日)

健康の歯を維持し、長持ちするためのサポートを

まず、開業までの経緯を教えてください。

宮本崇史院長 宮本デンタルクリニック1

もともとは四日市市にある「プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市」で院長を任されていて、その頃は自分で開業するつもりはありませんでした。ですが、結婚して子どもが生まれ、家を建ててと、私自身のライフステージが変わっていく中で、少しずつ気持ちが変化していったのです。一度きりの人生、自分の考える理想の歯科医療を、自分の責任でかたちにしてみたい。そう思ったことが、開業への後押しになりました。めざしているのは、患者さんに正しく最適な医療を提供することと、誰もが来て良かったと思える歯科医院であること。この2つの理念を大切にしながら、スタッフとともに地域の方々に寄り添う診療を続けていきたいと思っています。

おしゃれで洗練された院内ですが、どんなこだわりが込められていますか?

設計士さんには、「三重県内の歯科医院で一番おしゃれにしてください」と率直にお願いしました。外観には高級感を持たせるために、角のフォルムやガラス張りのデザインも要望しました。とはいえ、単に近代的なだけではなく、ぬくもりも大切にしたかったので、院内には木もふんだんに取り入れています。大きなガラス窓を設けたのも、院内の雰囲気を外から見えるようにして、安心感を持っていただきたかったからです。あとは、私が引退する頃であろう35年後も、きれいな歯科医院だなと思ってもらえるように、経年劣化の少ないデザインをめざしました。それまでこの場所で診療を続けていきたい、という思いも込めています。

実際に開業されてみて、どんな患者さんがお越しになっているでしょうか?

宮本崇史院長 宮本デンタルクリニック2

開業して間もないですが、ありがたいことに内覧会を3日間開催した際には本当に多くの方にお越しいただきました。特にご家族連れの方が多かったように感じます。実際に診療を始めてからは、ご高齢の方をはじめ、幅広い年齢層の患者さんにご来院いただいています。治療の理想としては、病気がなく、見た目も自然で、しっかり噛めて長持ちする、ということ。そんなお口の健康をめざしていきたい方は、ぜひ当院を活用していただけたらと思います。もちろん、「ちょっと気になる」といった小さなお悩みでも構いません。どんなことでも気軽にご相談いただければと思っています。

接遇も磨き、来て良かったと思える歯科医院をめざす

診療方針を教えてください。

宮本崇史院長 宮本デンタルクリニック3

まずは、「丁寧でわかりやすい説明」。これは、患者さんに安心して治療を受けていただくために欠かせないと考えています。専門的な内容でも、なるべくかみ砕いてお伝えするように心がけています。次に「丁寧で精密な施術」。当然ながら、治療の質そのものが患者さんの満足度やお口の健康に直結しますから、常に高い技術を持って、一つ一つの処置を丁寧に行うよう努めています。そして最後に「一流のホスピタリティー」。これは、クリニック全体の雰囲気や対応を含めて、患者さんがここに来て良かったと感じていただけるような環境づくりをめざしている、という意味です。この3つを当院の武器として、スタッフにも共通認識として伝えていますし、開業時からずっと大切にしている考えです。

先生がこれまで重ねられてきた経験についても、お聞かせいただけますか?

大学を卒業後、1年間は地元の愛媛大学医学部附属病院で初期研修を受け、その後、三重県鈴鹿市の歯科医院に勤務。5年間勤務医として経験を積みました。そこでは、特にインプラント治療に力を入れていたこともあり、実際に多くの症例にふれながらインプラントの治療技術を身につけていきました。その後、四日市市にある「プルチーノ歯科・矯正歯科 四日市」で、6年間院長を務めました。この院長経験の中で学んだのは「人との接し方」です。患者さんはもちろんのこと、スタッフとのコミュニケーションにおいても、伝え方一つで受け取られ方がまったく違ってくることを痛感しました。最初のうちは試行錯誤の連続で、たくさん失敗もしましたが、その分多くを学べたと思います。

先生が得意とされている治療は何でしょうか?

宮本崇史院長 宮本デンタルクリニック4

インプラントとセラミックのかぶせ物です。ただ、天然歯をなるべく残すことを最も大事にしています。治療のゴールとしては、長持ちすることが重要で、セラミックは保険の材質よりも耐久性が高く虫歯になりにくいので、そういった面でもお勧めしています。一方で、地域のかかりつけ医としては保険治療を望む方も多いので、無理に自由診療を押しつけることはありません。保険治療もきちんと対応し、メリット・デメリットを丁寧に説明した上で、患者さんに納得して選んでもらうようにしています。保険診療の中でも最大限良い治療を提供できるよう力を注いでいます。

拡大鏡やマイクロスコープを駆使して、精密治療に尽力

診療時はどんなことを心がけていますか?

宮本崇史院長 宮本デンタルクリニック5

まず丁寧でわかりやすい説明を心がけています。治療の前だけでなく、治療中や治療後にも必ず写真を撮って患者さんに見せるようにしていますね。精密な施術にも力を入れていて、裸眼では見えない細部までしっかり確認できるように、拡大鏡を10倍の倍率で使っています。必要に応じてマイクロスコープも活用して、より正確な治療を行うよう努めています。また、単に説明と治療をするだけでは患者さんの満足は得られません。だからこそ、スタッフのホスピタリティーやおもてなしの精神も非常に大切にしています。院内の清掃を丁寧に行って常に清潔を保つよう心がけ、接遇の勉強会も実施して、患者さんにより快適に過ごしていただけるよう、細かなところまで徹底しています。

スタッフの皆さんについてもお聞かせください。

開業していざ診療が始まると、決めなければならないことがたくさん出てきて、今はそれらをスタッフ全員で共有して整理している段階です。毎月金曜日に診療時間を少し短くして勉強会を開き、課題を共有しながら改善を図っています。スタッフが入職して最初の約3ヵ月はさまざまなことを学んでもらう期間としていますが、その間に完璧になるわけではなく、トライアンドエラーを繰り返しながら最善の方法を見つけていきます。日々の朝礼や終礼、そして専用アプリを使用しての情報共有も欠かしません。今後は歯科衛生士をさらに増やしていきたいと考えています。また、7月からは矯正専門の歯科医師による診療も開始する予定で、月に1回来ていただきます。より的確な治療を患者さんに提供するためにも、矯正は専門家に任せる方針です。

最後に、今後の展望と読者にメッセージをお願いします。

宮本崇史院長 宮本デンタルクリニック6

今後は、地域で一番のクリニックをめざしていきたいですね。「ここに来ていただければしっかり診てもらえる」、という信頼のクチコミが広がっていくよう、努力を重ねたいと思っています。歯科医院は痛い時に行く場所と思われがちですが、実際は予防のために定期的に通うことが非常に大事です。歯が痛くて歯科医院にかかり、歯や神経を抜かなければいけない状態になると、削る範囲も大きくなってしまいます。そうなる前に、年に3、4回くらいは定期的にチェックを受けるのがお勧めです。昔に詰めた小さな銀歯などが劣化して段差ができていたり、虫歯が進行していたりすることも多いので、早期のケアが重要になります。健康な歯を長く守っていけるよう、クリニックを挙げて取り組んでいます。地域の皆さんにとって、気軽に立ち寄れる歯科医院でありたいと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/30万円~、セラミックのかぶせ物/11万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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