聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院

田口 芳雄院長

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相鉄線三ツ境駅下車、野境道路沿いに1kmほど進むと、緑に覆われた大きな病院が見えてくる。「聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院」だ。横浜市西部地区の中核を担う病院として開院以来、地域の人々の健康と福祉の向上に尽くしてきた。大学病院と聞くと、待ち時間が長くて診療が短いなどという印象を持つ人もいるだろうが、院長・田口芳雄先生の話を聞けば、そんなイメージはあっという間に吹き飛ぶはず。「医療において最も大事なことは信頼です」と言い切る院長。患者の信頼に応えることこそ自分の誇りだという田口先生に、医療に対する考え方や地域での役割について聞いた。
(取材日2014年7月30日/情報更新日2018年8月15日)

かかりつけ医と連携し地域医療の中核を担う

―病院の歩みや特徴を教えてください。

当院は聖マリアンナ医科大学の附属病院として1987年に開院しました。横浜西部エリアの中核病院の一つとして、地域のかかりつけ医と連携し、精密検査や手術、入院治療などを担っています。また、地域全体の医療レベルを向上させるための支援も、当院の大事な役割です。一般的に、市区町村単位の医療圏において、日常の健康管理はかかりつけ医が、高度な検査や治療は総合病院が担います。ですから当院の受診を検討している方でも、一旦かかりつけ医を受診し、そこでは難しい治療となれば、当院のような総合病院を受診していただきたいと思います。

―日本医療機能評価機構の評価を受けたそうですね。

病院を客観的に判断するための機会として、2003年以降、3度にわたり病院の運営状況や質の評価を受けてきました。病院全般の安全性を高めるために気をつけている点は、患者さんはもちろん、当院で働く人々が互いに信頼関係を築き合う環境をつくることです。私自身も患者さんの顔を覚えたり、週に一度、職員と昼食をともにしたりしています。こちらの思いや、スタッフの要望を直接聞くことができる良いきっかけづくりの場でもありますね。こうした取り組みが、周囲からの評価につながったのだと思います。外部との連携については、地域のクリニックと多方向の連携をとっています。例えば糖尿病治療を得意としているクリニックから要請があった際は、当院が治療の方向づけを行い、場合によっては一緒に患者さんのケアを行うこともあります。地域のクリニックの得意な治療を把握し、患者さんに適切な医療機関を紹介することも、大学病院の大事な役目です。



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