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経験豊富な専門家が優しく丁寧に対応
痛みの少ない内視鏡検査

うつぼ公園ひらやま内科・内視鏡クリニック大阪

(大阪市西区/阿波座駅)

最終更新日:2025/06/25

うつぼ公園ひらやま内科・内視鏡クリニック大阪 経験豊富な専門家が優しく丁寧に対応 痛みの少ない内視鏡検査 うつぼ公園ひらやま内科・内視鏡クリニック大阪 経験豊富な専門家が優しく丁寧に対応 痛みの少ない内視鏡検査
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内視鏡検査は痛みへの不安や恥ずかしさなどから、ハードルが高いと感じる人も多いだろう。しかし、直接体の中を診ることができる内視鏡検査は、がんをはじめさまざまな疾患の発見に有用だ。日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医資格を持ち、市中病院で長年研鑽を積んできた「うつぼ公園ひらやま内科・内視鏡クリニック大阪」の平山清花副院長は、「大腸がんや胃がんは早期発見で治癒がめざせる時代になってきています。早期発見のためにも定期的な検査が大切です」と話す。検査への不安を和らげ、痛みに配慮した検査体制をつくり、内視鏡検査の普及に努めている平山副院長に、検査の大切さや、同院で行っている内視鏡検査の流れを聞いた。

(取材日2025年5月29日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q胃内視鏡検査はどのような人が受けるべきでしょうか。
A

胃内視鏡検査の場合は、胃痛や胃もたれ、胸のむかむかといった不快感、腹痛、みぞおちの痛みなどがある場合は、積極的に受けたほうがいいでしょう。これらの症状は胃炎、逆流性食道炎、胃潰瘍、ピロリ菌感染、胃がんなど、さまざまな病気のサインである可能性があります。また40歳を過ぎたら、特に胃の不調を感じていなくても、病気を早期に発見できる可能性がありますので定期的に検査を受けることが望ましいです。過去にピロリ菌に感染して除菌した人に関しては、胃がんの発生リスクを考えて1年に1回のペースで。それ以外の人の場合も、質の悪いがんにかかると進行が速いため、1年に1回は検査を受けることをお勧めします。

Q大腸内視鏡検査は、どのような病気の発見に有用ですか?
A

大腸内視鏡検査の場合は、腹痛、おなかの張り、下痢や便秘を繰り返すなどのほか、特に血便が出ているなど便潜血検査で陽性だった場合は、積極的に検査することが望ましいです。肛門からカメラを挿入し、大腸や一部の小腸を観察し、大腸ポリープ、大腸がん、クローン病、潰瘍性大腸炎、大腸憩室など、さまざまな病変の発見に役立ちます。また胃内視鏡検査と同じく、症状がなくても40歳以上の方、家族に大腸がんになった方がいる方は、積極的に検査を受けましょう。過去にポリープを切除したことのある人は、1年に1回のペースで、特に症状がなかった場合は2~3年に1回のペースでの検査が望ましいです。

Q痛みや不安をなくすためにどのような工夫をされていますか?
A

痛みや不安を和らげるため、当院では鎮静下で検査を行っています。大腸内視鏡検査で用いる下剤は複数選択肢を用意し、希望によって味や量、液体か錠剤かの形状を選択いただけます。院内にはトイレつきの個室を設けているので、ご自宅での服用が不安な場合はここに来て服用してください。また当院の内視鏡検査は、院長が行うか、副院長の私が行うか、患者さんの希望をお聞きしています。女性の場合、男性医師だと恥ずかしさで検査を受けにくい方もいらっしゃるので、そういう方でも一歩踏み出しやすい体制になっています。あとは、忙しい働き世代のために、午前中の検査や、胃・大腸内視鏡の同日検査にも対応しています。

検診・治療START!ステップで紹介します

1検査前の説明
うつぼ公園ひらやま内科・内視鏡クリニック大阪 検査前の説明

問診で症状やほかの疾患の有無、ピロリ菌の感染歴、現在服用している薬などを確認し、診察を行った後、検査についての流れや注意点などを説明する。検査は鎮静剤を使用するため、卵や大豆などのアレルギーの有無も確認。同院では午前中の検査や、胃・大腸内視鏡の同日検査も可能だ。

2検査前の準備
うつぼ公園ひらやま内科・内視鏡クリニック大阪 検査前の準備

胃の内視鏡検査の場合、前日21時までに食事を取り、当日は食事を取らずに来院。水分は検査の1時間前までであれば摂取可能だ。大腸内視鏡検査の場合、前日20時までに夕食を済ませること。キノコ類や海藻類は消化されにくく、検査の精度に影響を与えてしまう可能性があるため控える。検査当日の朝には腸管洗浄液を指示どおりに服用。服用後、2〜3時間で数回の排便があり、その後移動できる状態になればクリニックへ。

3内視鏡検査
うつぼ公園ひらやま内科・内視鏡クリニック大阪 内視鏡検査

来院後、検査着に着替え、鎮静剤を注射。眠っている状態で検査を受けることができる。挿入している時間は胃の内視鏡検査で約7~8分程度。大腸内視鏡検査は約10~15分程度。ポリープが見つかった場合、切除可能であればその場で切除。ポリープの数が多い場合は、もう少し時間がかかることもある。クリニックで切除できない場合は医療機関につなぐ。必要に応じて病理組織検査を実施して詳細な診断を行う。

4リカバリールームで休息
うつぼ公園ひらやま内科・内視鏡クリニック大阪 リカバリールームで休息

検査後は鎮静剤が抜け、意識がはっきりするまでの間は、リカバリールームでゆっくり休憩する。30分程度で意識がはっきりとしてくる。大腸内視鏡検査の場合は、下剤を服用しているため空腹のことが多いため、同院では飲み物と菓子を提供している。

5検査結果の説明を受ける
うつぼ公園ひらやま内科・内視鏡クリニック大阪 検査結果の説明を受ける

覚醒後に画像を見せながら検査結果説明を行う。患者自身が理解し安心していただけるまでを検査としているので、気兼ねなく相談・質問をしてほしいとのこと。また病理組織検査を実施する場合は、約2週間後に結果説明がある。ポリープを切除した場合、検査後1週間は飲酒や激しい運動を控えること。また、鎮静剤を使用するため、車やバイク、自転車の運転は避け、公共交通機関を利用して帰宅しよう。

ドクターからのメッセージ

平山 清花副院長

内視鏡検査は「痛そう」「恥ずかしい」と感じる人は少なくありません。しかし、当院では痛みや不安に配慮した内視鏡検査を心がけ、リラックスした状態で受けていただけるよう、鎮静剤を使って行うなど、検査に対するハードルをできる限り下げる取り組みを行っています。検査を受けずにいると、重要な病気が進行するリスクがあります。大がかりな手術に至る前の早期のうちに病気を発見し、しっかりと治療につなげていきたいと思っています。そのためにも、今まで培ってきた経験を生かして、できるだけ苦痛の少ない内視鏡検査を提供していきます。女性の方にも安心して検査を受けていただきたいですね。

平山 清花副院長 うつぼ公園ひらやま内科・内視鏡クリニック大阪
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