全国のドクター13,739人の想いを取材
クリニック・病院 156,840件の情報を掲載(2025年5月24日現在)

ドクターズ・ファイル会員でできること

予約情報をマイページ上で管理できます!

過去の予約を一覧化

予約内容の確認

予約の変更・キャンセル※

※一部対象外の医療機関もありますので、あらかじめご了承ください

会員登録がお済みでない方は

すでに会員の方は

  1. TOP
  2. 大阪府
  3. 豊中市
  4. 庄内駅
  5. もといえ脳神経クリニック
  6. 若い人も放置や自己判断は危険気になる症状は脳神経外科に相談を

若い人も放置や自己判断は危険
気になる症状は脳神経外科に相談を

もといえ脳神経クリニック

(豊中市/庄内駅)

最終更新日:2025/05/15

もといえ脳神経クリニック 若い人も放置や自己判断は危険 気になる症状は脳神経外科に相談を もといえ脳神経クリニック 若い人も放置や自己判断は危険 気になる症状は脳神経外科に相談を
  • 保険診療

頭痛、しびれ、めまいなどを感じた時、気のせい、疲れ、年齢や体質のせいと自己判断しがちになる。頭痛の場合は、市販薬で対応するか、仕方がないと諦めてしまう人もいる。しかし「経験したことない痛みや繰り返す症状には注意が必要です」と、「もといえ脳神経クリニック」の元家亮太院長は注意を促す。脳の疾患に伴う症状の可能性があるからだ。深刻な疾患でない場合でも、適した治療を受けることで長年悩まされて痛みや症状の改善につながるケースもあり「気軽に相談してほしい」と、早期の受診を促す。一般的には深刻な疾患を診るというイメージが強い脳神経外科が対応している症状や、特に注意したい症状、同院の診療の進め方などについて、わかりやすく解説してもらった。

(取材日2025年4月18日)

MRIなど充実した検査機器を活用。精度の高い診断に基づいた治療を提案する

Qどのような症状があれば脳神経外科を受診すべきですか?
A
もといえ脳神経クリニック 適した治療を受けることで痛みや症状の改善につながる

▲適した治療を受けることで痛みや症状の改善につながる

特に注意が必要なのは、「これまで経験したことがないような頭痛」です。これは生命に関わる「くも膜下出血」と呼ばれる重篤な病気の可能性があります。このような場合、すぐに脳神経外科を受診するか迷わず救急車を呼んでください。また長年片頭痛に悩まされ「治らない」と諦めている方もいらっしゃいますが、適切な診察と薬物治療によって改善につながるケースが少なくありません。さらに、手が震える、お箸を頻繁に落とす、ろれつが回らない、顔が歪んでいるなどや、体のしびれを感じる場合は脳卒中の可能性がありますので、早急な受診をお勧めします。当院では適切な診断を行い、必要に応じて高度な治療が可能な病院への紹介も行っています。

Qめまいや物忘れにも対応してもらえるのですね。
A
もといえ脳神経クリニック 検査結果をもとに、一人ひとりに寄り添い治療を行う

▲検査結果をもとに、一人ひとりに寄り添い治療を行う

めまいは耳が原因のことが多いですが、耳鼻科で原因が見つからず脳神経外科へ紹介されるケースも多くあります。小脳梗塞などの脳の病気が隠れている場合もありますので、脳に異常がないかきちんと検査することをおすすめします。また、物忘れも気になる段階で早めに受診するほうが安心です。認知症のほとんどは一度発症すると元に戻ることはできません。しかし、いわゆる治る認知症や軽度認知障害(MCI)の時点で気づくことができれば予防できる可能性があります。さらに認知症を疑う症状が、実は脳腫瘍によって引き起こされていることもあります。自己判断せず、まずは専門的な診察を受けるようにしてください。

Q若い人も注意が必要ですか?
A
もといえ脳神経クリニック 外傷、脳卒中、物忘れなど幅広い症状に専門的な対応が可能

▲外傷、脳卒中、物忘れなど幅広い症状に専門的な対応が可能

頭痛は若い人にも多く見られる症状で、くも膜下出血は若い人でも発症するので油断は禁物です。また、慢性の頭痛に対して長期間にわたって鎮痛薬を使うことはお勧めしません。薬が原因の薬剤誘発性頭痛につながるリスクがあるだけでなく、最近は薬を使わなかった結果として起こると考えられる頭痛も報告されており、医師の診察を受けて、自分に合った薬を用量を守って使用することが大切です。当院では、適していると考えられる薬については、経過を確認しながら少量ずつ処方します。実は私自身も頭痛持ちなので、頭痛で悩んでいる方の気持ちはよくわかり、お仕事の時間帯なども考えて、患者さんの生活様式に合わせた薬を選ぶようにしています。

Q診療の流れを教えてください。
A
もといえ脳神経クリニック 些細な症状も気軽に相談して欲しいと話す院長

▲些細な症状も気軽に相談して欲しいと話す院長

当院の場合、まず問診票にご記入していただき、血圧測定を行います。その後、問診票に記入された内容をもとに、具体的な症状や悩んでいること、これまでの病歴、使用している薬などについて詳しくお聞きします。検査の内容は、問診の結果次第です。MRI検査は医学的所見に基づいて行いますが「心配で夜も眠れない」など不安が強い患者さんにも適用を検討する場合があります。いつもよりつらい、昨日から少し手が痺れているなど些細な症状が実は脳卒中であることも少なくないため、MRI検査を勧めることがあります。検査の結果、必要に応じてほかの診療科や脳神経外科の病院などへご紹介します。

Qこちらのクリニックで診てもらうメリットは?
A
もといえ脳神経クリニック 精度の高い画像検査が行えるMRIも完備

▲精度の高い画像検査が行えるMRIも完備

院内に高機能なMRIを設置しているため、すぐに精度の高い画像検査を行えるのが最大のメリットです。短時間で検査が完了するので患者さんの負担も軽減されます。また狭いところが苦手な方であれば顔を覆うようなコイルを使用しなくても撮像することができます。また私は京都大学や大阪日赤、交野病院、北野病院、静岡県立こども病院での診療経験を有し、さらに「震え(振戦)」の専門診療を担当していた経験もあり外傷、脳卒中、物忘れ、脊椎疾患、しびれ、震えなど幅広い症状に専門的な対応が可能です。診断に加えて他の診療科や病院へのスムーズな紹介も可能です。安心して受診していただける環境を整えています。

ドクターからのメッセージ

元家 亮太院長

「いつもと違う」、「気になる」症状があれば、まずはご気軽に相談ください。「どこの病院に行けばいいかわからない」という場合も、悩んでいる間に症状が悪化してしまい取り返しのつかないことになるリスクもないとはいえません。長く悩んでおられる症状や不調についても、改善策が見つかる可能性があります。門戸は広く、敷居の高くないクリニックですので、放置したり、諦めたりせずに、皆さんが一歩踏み出すアクションのきっかけとして、お気軽にご相談ください。患者さんの背中を押すというよりも、手をつないで一緒に考え、親身に寄り添っていきたいと思います。

Access