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坂本 哲也 院長の独自取材記事

きたはなだプレシャス 歯科

(堺市北区/北花田駅)

最終更新日:2025/05/29

坂本哲也院長 きたはなだプレシャス 歯科 main

北花田駅から徒歩1分の場所にある「きたはなだプレシャス歯科」は2025年3月に開業。「きたはなだますだ歯科」の分院として、予防歯科を中心に診療を行っている。坂本哲也院長に同院の強みを尋ねると「一番の強みは人ですね」とにっこり。歯科衛生士、助手、受付などすべてのスタッフが「患者ファースト」を念頭に、自主的に学び、動いてくれるという。本院とも密に連携を図り、症例について意見交換をしたり、新たな技術習得をめざして協力し合ったりしているそうだ。「頼まなくても自然に支えてくれる」という坂本院長の言葉から、スタッフ全員が自分の仕事に誇りを持ち、生き生きと働く姿が目に浮かぶ。飾らない語り口の坂本院長に、診療で大切にしていることや今後の展望などを聞いた。

(取材日2025年4月24日)

「ここなら通えそう」と思ってもらえる歯科医院に

2025年3月に開業されたそうですね。

坂本哲也院長 きたはなだプレシャス 歯科1

はい。すぐ近くにある、きたはなだますだ歯科の分院という形で開業しました。一般の歯科治療を行いながら、予防歯科を重視した診療を行っています。私は大阪歯科大学卒業後、大学付属の病院での研修や一般の歯科医院勤務を経て、3年ほど前にきたはなだますだ歯科に入職しました。その後、ありがたいことに多くの患者さんにご来院いただくようになり、分院という形で規模を広げることが患者さんのためになるのではという話になったのです。そこで私が本院から異動し、当院の院長に就任しました。

本院とは日頃から連携されているのでしょうか。

本院で治療が終わったら、当院で定期的にクリーニングに通っていただくというのが基本的なパターンです。もちろん当院でも歯科治療全般に対応していますので、もともと私が本院で診ていた患者さんはこちらに来ていただいています。また、患者さんの利便性を考慮して、家族単位で本院か分院のどちらかに通っていただくというケースが多いです。例えば、親御さんが当院に通われていて、息子さんが本院に来院されたというときは、当院に通っていただくという形ですね。さらに、本院の歯科医師とは気軽に相談できる環境が整っているので、難しい症例について意見を求めたり、技術習得に向けたサポートをしてもらったりしています。こちらからお願いしなくても自然にサポートしてくれるので、非常に恵まれた環境だと思っています。さらに研鑽を積んで、患者さんにより適切な治療を提供していきたいと考えています。

こちらには、どのような年代の患者さんがいらしていますか。

坂本哲也院長 きたはなだプレシャス 歯科2

小さなお子さんから高齢の方まで、幅広い世代の方にいらしていただいています。午前中は高齢の方が多いです。私は往診の経験もあるので、入れ歯のご相談にも対応できます。特に多いのが子育て世代で、お子さんと保護者の方が一緒に通ってくださるケースが一番多いですね。虫歯は感染症の一種ですから、お子さんの虫歯が多いときは、保護者の方も虫歯があることが多いんです。ですから、お子さんの虫歯が多い場合は、保護者の方に「お口や歯のことで気になることはないですか。検診からいらしていただいても大丈夫ですよ」などと声をかけるようにしています。

保護者の方のお口の健康にも気を配っていらっしゃるんですね。

はい。また、保護者の方が先に来られて、「ここならうちの子どもも通えそう」と、お子さんを連れて来てくださるというケースもあります。当院では、受診のハードルを下げるために負担の少ない処置に注力しています。麻酔には電動麻酔もありますが、私は、打つペースを調整しやすい手動麻酔で、一つ一つの手順を丁寧に行うよう心がけています。その分、多少時間はかかりますが、麻酔の痛みはかなり軽減できると考えています。

一番の強みは患者ファーストで動けるスタッフ

お子さんの診療で心がけていることはありますか。

坂本哲也院長 きたはなだプレシャス 歯科3

お子さんの場合は、歯科医院自体に拒否反応が出てしまうのが一番良くないと考えています。ですから、まず当院に通うのが苦ではない状態をめざします。大きな虫歯があるからといって、いきなりその治療を始めると、お子さんに大きな負担がかかってしまうことがあります。ですから、まずは小さな虫歯の治療から始め、少しずつ成功体験を積み上げて、自信をつけてもらいましょうとご提案しています。そうすると、最終的に麻酔を要するような難しい治療も、スムーズに受けられるようになると思いますよ。

スタッフには保育士の資格をお持ちの方もいるそうですね。

はい。保護者の方が診療やクリーニングを受けている間は、保育士の資格を持つスタッフが、キッズルームで預かり保育に対応しています。また、歯の健康と食生活は密接な関係にあります。当院には、管理栄養士の資格を持つスタッフがおりますので、お口の状態に合わせて食生活のアドバイスをさせていただいているほか、離乳食教室も定期的に開催しています。さらに、本院と当院のかけ持ちですが、トリートメントコーディネーターも在籍しています。

トリートメントコーディネーターというのは?

坂本哲也院長 きたはなだプレシャス 歯科4

トリートメントコーディネーターは、治療の内容や処置について患者さんにわかりやすく説明したり、患者さんの不安を取り除いたりする専門のスタッフです。ただ、当院では、トリートメントコーディネーターだけでなく、ほぼ全員のスタッフが、治療の流れや治療に用いる材料などについて、詳しく説明することができます。スタッフが自主的に学んで、患者さんファーストで動いてくれる。これが当院の一番の強みだと思っています。歯科用CTやマイクロスコープなどのハード面にももちろん力を入れていますが、やはり一番は人ですね。私が特に指導をしなくても、各自で患者さんのためになることを考えて動いてくれます。受付のスタッフも、数回で患者さんの顔と名前を覚えて、適切に対応してくれています。新人スタッフも先輩スタッフを見ながら、自然と患者さんの気持ちに寄り添って適切に動けるようになっていきますね。

患者一人ひとりの顔がわかる診療を

新人スタッフの育成で配慮されていることはありますか。

坂本哲也院長 きたはなだプレシャス 歯科5

いずれは患者さんファーストで動けるようになってほしいと思いますが、最初から患者さんファーストを意識しすぎると、自分を見失ってしまうこともあります。ですから、まずは自分の仕事を好きになってもらうことが大切だと思っています。焦らずに、まず自分が得意なことを見つけてほしい、そしてそれを患者さんのために生かすようにしてくださいと話しています。少しずつその範囲を広げていって、最終的にはその力を患者さんのために、患者さんファーストで使ってあげてくださいということですね。

先生が診療の際に心がけていることを教えてください。

患者さんのことを覚える、思い出すということですかね。治療内容はもちろんカルテに記録していますが、それ以外にも患者さんのふとした言動を見逃さないようにしています。「この患者さん、以前こんなことをおっしゃっていたな、こういうことを気にされていたな」ということを、できるだけ覚えるようにしています。そして、次の診療時に「あれはどうなりましたか」「この前気にされていたところは、その後いかがですか」というように、こちらからお声がけするようにしていますね。予約表には患者さんの名前がズラーッと並んでいるんですが、それを確認しながら、「この患者さんは、今日はこういうふうに治療を進めよう。こんな話もしていたな」などというように、患者さんの言動を頭に浮かべてから診療に臨むように心がけています。

患者さん一人ひとりを大切にされているんですね。では最後に、読者へのメッセージをお願いします。

坂本哲也院長 きたはなだプレシャス 歯科6

現在、矯正については、本院の歯科医師に月3~4回ほど来てもらっていますが、今後は私自身がすべて診られるような体制をつくりたいと考えており、矯正の技術や計画立案について研鑽を積んでいます。当院全体としては、現在通ってくださっている方が、これからも安心して通えるようスタッフ一同、日々努力しています。ただ、子どものうちから通っていても、高校卒業後は歯科医院に来なくなってしまう人が多いんですね。お口の健康を守るためには、当院でなくても良いので、歯科医院に通い続けてほしいと思います。ですから、患者さんが18歳頃になったら「今後、進路などで生活が大きく変わると思いますが、歯科医院とのつながりは持ち続けてほしい」と伝えています。もちろん当院でも、困り事や不安なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

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マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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