広範な知見を持つかかりつけ医を見つけ、適切な診断・治療で早期治癒をめざそう

Qこちらでは、どのような疾患に対応しているのでしょう。

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▲患者の悩みに寄り添った対応を心がける竹花院長

皮膚トラブルというのは、何らかの疾患の症状の一つとして表れていることもありますし、実は大きな病気の場合もありますから、暮らしのそばにあるクリニックとして広く対応しています。私の古巣であり、今も毎週水曜に診療を担当している帝京大学医学部附属溝口病院は、疾患の種類や重症度によらず広く患者さんの悩みに対応するという風土なんですね。そこで研鑽を積んだことで、特定の疾患に固執せず、患者さんのさまざまな悩みと真摯に向き合う姿勢を身につけることができました。お子さんにも高齢の方にも、遠慮なく困り事を相談してもらえる存在になれたらうれしいですね。

Q子どもの悩みで多いものは何ですか。また、どう接していますか。

A

▲気軽に相談しやすい雰囲気作りを大切にする

あせもやおむつかぶれ、とびひ、じんましん、アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎など多彩です。感染症も多いですね。春休みには、「新学期に備えて気になる水イボを取りたい」というご相談が目立ちました。小さい子は最初の印象で病院を嫌がるかどうかが決まるので、麻酔作用のあるテープを使用。痛みに配慮しながら除去しています。「痛くなかったから、今度も大丈夫」と、次も安心して受診してもらえると思うんです。お子さんと接するときに心がけているのは、どんなに小さい子でも、その子自身を尊重して本人に治療の説明をすること。私自身が母として経験したり、感じたりしたことを診療に生かし、良い信頼関係を築いていきたいです。

Qそのほかの年代のよくあるお悩みも教えてください。

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▲健やかな肌や本来の自分らしさを取り戻すサポートをする

思春期から20、30代は、尋常性ざ瘡（ニキビ）での受診が圧倒的に多いです。ニキビは早期に適切な治療をすることで、迅速に炎症の鎮静を図り、痕が残るのを防いできれいに治すように努めています。新しい薬もどんどん出てきていますから、自己流の治療は避け、早めに受診してください。40代以降は、気になるほくろを取りたい、という患者さんが増えてくる印象ですね。ほくろが良性であれば問題ありませんが、中には悪性のものが隠れている場合もありますから、「急にできた」「大きくなる」「形がいびつ」「何度も出血する」といった場合は早期の受診をお勧めします。帯状疱疹、口唇ヘルペス、白斑、円形脱毛症などもご相談ください。

Q美容的な悩みも相談できますか？

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▲メイク直しのためのきれいなパウダールームも備える

はい、もちろんです。加齢に伴うしみ、しわといった肌の変化は誰もが悩まされる問題ですから、より気軽に受診できる町のクリニックでご相談をお受けしたいと思っていたんです。また、正しい診断のもとで治療を受けていただく必要性を感じていたことも、美容皮膚科を標榜した理由の一つです。例えば、肝斑、しみ、ADM（後天性真皮メラノサイトーシス）は区別がつきにくく、「しみだと思ったら肝斑だった」ということも。受診先でしっかり診断がつけば良いのですが、誤った治療で悪化するケースもあるため注意が必要です。当院では、まずは正しく診断をした上で、保険から自費まで適切な選択肢を示すことを大切にしています。

Q皮膚科のかかりつけ医を持つことのメリットを教えてください。

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▲小児から高齢者まで幅広い年齢層の患者の悩みに対応

小さな心配事から深刻な悩みまで、なんでも相談できることではないでしょうか。肌には日常的にさまざまな症状が現れますが、「そのたびに大学病院や総合病院を受診するのは気が引ける」「待ち時間が長いのは困る」と躊躇する方も多いと思います。その点、当院のように地元の駅近くにある一般皮膚科・美容皮膚科がかかりつけ医なら、仕事帰りや買い物ついでにちょっと立ち寄れて気楽ですよね。放っておいて悪化したり、ストレスになったりする前に、気軽に相談できる。これが最大のメリットだと思います。もちろん、早めに高度な治療をしたほうが良いと判断すれば、提携している近隣の大学病院、総合病院へご紹介することも可能です。