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眠っている間に内視鏡を挿入
鎮静剤を用いた胃カメラ検査

こっつ山ファミリークリニック

(北名古屋市/徳重・名古屋芸大駅)

最終更新日:2025/07/15

こっつ山ファミリークリニック 眠っている間に内視鏡を挿入 鎮静剤を用いた胃カメラ検査 こっつ山ファミリークリニック 眠っている間に内視鏡を挿入 鎮静剤を用いた胃カメラ検査
  • 自由診療

胃がんの検査は、近年、バリウム検査よりも胃カメラ検査が主流になりつつある。多くの人が胃カメラ検査を受けた経験があるのではないだろうか。一般の人にも定着しつつある胃カメラ検査だが、最近は経鼻式の胃カメラや鎮静剤を用いた方法など、より負担の少ない方向へと進化をしている。「当院の患者さんでも4割の方が鎮静剤を用いた検査を希望されています。優しいBGMを聞きながらうとうとしてきたと思ったら、いつの間にか検査を終わっていたという感覚で検査を受けていただけるのではないかと思います」と話すのは、「こっつ山ファミリークリニック」院長の小林智輝先生。外科や内科での豊富な経験を生かし、負担の少ない検査を行い、病気の早期発見に努めている。小林院長に、胃カメラ検査や鎮静剤を用いた検査方法について聞いた。

(取材日2025年6月27日)

麻酔のスキルが鎮静法の鍵。安全性に配慮しながら、眠っている間に短時間で検査を終えることをめざす

Q胃カメラ検査とは、どのような検査ですか?
A
こっつ山ファミリークリニック 安心して検査に臨めるよう体制を整えている

▲安心して検査に臨めるよう体制を整えている

「胃カメラ」と皆さんが呼んでいるのは上部消化管内視鏡検査のことで、大腸カメラは下部消化管内視鏡検査が正式名称です。胃カメラ検査では、先端にカメラがついた内視鏡を胃の中に入れて、食道や胃、十二指腸を観察します。さらに内視鏡の中でも、鼻から入れるものは経鼻内視鏡、口から入れるものは経口内視鏡といいます。経鼻を希望される方が圧倒的に多いので、当院でも鼻からの検査が主ですが、内視鏡が痛くて鼻に入らない人には口から入れます。通常、経口内視鏡は経鼻内視鏡よりも太いのですが、当院では細い内視鏡を使用することで苦痛を減らしています。それでも嘔吐反射や恐怖心がある方には、鎮静法をお勧めしています。

Q鎮静法はどんなもので、どんな人に向いていますか?
A
こっつ山ファミリークリニック 内視鏡検査経験の豊富な医師が診察から検査まで丁寧に対応

▲内視鏡検査経験の豊富な医師が診察から検査まで丁寧に対応

鎮静法でなくても、検査前に鼻や喉に簡単な麻酔をして行いますし、タイミング良く喉に通す医師の技術があれば、苦痛はある程度減らせます。ただ、嘔吐反射が強くて検査に苦い経験がある人や、初めてで恐怖心があってどうしても無理という人には、鎮静法をお勧めします。鎮静法は、鎮静剤を用い、患者さんがうとうととしている間に検査を行う方法。検査自体の所要時間は普通の検査と同じで、検査後15分~30分ほど休んでから帰宅していただきます。ただし、帰りは車の運転はできないので、来院の際は送迎か公共交通機関をご利用ください。

Q胃の検査にはバリウム検査もありますがどんな違いがありますか?
A
こっつ山ファミリークリニック 鎮静剤を用いるなど患者に配慮した治療を心がけている

▲鎮静剤を用いるなど患者に配慮した治療を心がけている

胃カメラが怖いという方はバリウム検査を受けられることが多いと思うのですが、早期の胃がんなどバリウム検査ではわからないことも多々あり、直接、目で判別できるという点で、胃カメラのほうがより得られる情報量が多いです。バリウム検査はバリウムを飲むだけなので、苦痛が少ないと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、終わった後のおなかの張りもありますから、まったく苦痛がないわけではなりません。また、バリウム検査で何か異変が見つかった場合、次の段階として胃カメラ検査を受けないと詳細な情報が得られませんから、二度手間になってしまうこともあります。医師としては、バリウム検査よりも胃カメラ検査をお勧めします。

Q検査を受けないことによるリスクについて教えてください。
A
こっつ山ファミリークリニック 検査を受けることが早期発見につながる

▲検査を受けることが早期発見につながる

胃がんは、早期に見つけられるがんの一つで、早期であれば約9割が根治も期待できます。だからこそ検査が重要で、早期発見のためにもぜひ検査を受けてください。たとえ切除手術になったとしても、低侵襲な内視鏡の手術で処置が可能です。怖いからといって検査をしないで見つけられずがんが進行してしまうと、生存率がグンと下がります。もう一つは、胃がんの一番の原因となるピロリ菌ですね。胃の不調があっても市販の胃薬でしのいでいる人もいるかと思いますが、ちゃんと胃カメラ検査を受けて、採血や呼気検査などでピロリ菌検査をしてください。

Qどういったタイミングで検査を受けるべきでしょうか?
A
こっつ山ファミリークリニック 40歳を超えたら一度検査を

▲40歳を超えたら一度検査を

胃がんは、若い方でもいらっしゃいますが、増えてくるのは40歳ぐらいから。40歳を超えたら、ぜひ健診項目に胃カメラ検査を加えてください。胃痛など何も症状がない人でも2、3年に1回は受けると良いでしょう。ピロリ菌が存在していたり、胃が荒れている方は、1年に1度の検査をお勧めします。ピロリ菌は胃がんのリスク要因になりますから、有無をしっかり判断することが大事。ピロリ菌がいることが検査で確認されれば、飲み薬で除菌をめざしましょう。まず胃カメラ検査で胃内部の状態を確認してもらい、ピロリ菌検査を受けてください。

ドクターからのメッセージ

小林 智輝院長

鎮静法は、鎮静剤を使いますのでノーリスクではありません。血圧が急に下がるといった危険がないわけではないので、呼吸が弱くなってきた時の処置ができる医師でないと難しい面もあります。私は基幹病院の外科で経験を積んできましたので、手術時の全身麻酔も行っていました。ICUでも麻酔科の医師と同じように管理を行ってきましたので、麻酔を使うことへの不安も怖さもありません。患者さんにも安心して検査を受けていただける自信がありますし、酸素ボンベやモニターなどの設備もしっかり整えています。検査後のリカバリー室もたくさんご用意していますので、これまで怖くて検査を避けていた方は、ぜひ鎮静法で検査を受けてみてください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

胃カメラ検査/1万5000円~

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