山脇 真智 院長の独自取材記事
神田駅前レディースクリニック
(千代田区/神田駅)
最終更新日:2026/02/25
神田駅を出てすぐの場所にある「神田駅前レディースクリニック」。生理やおりものに関する悩み、ピルの相談、下腹部の痛み、性感染症、ブライダルチェック、更年期の症状など、女性の悩みを広く受け入れている同院で、2025年12月から院長を務めているのが山脇真智先生だ。逆境にめげずに、幼少期から過ごしたパラグアイで医学を学び、結婚後は家事や育児をこなしながら日本で医師免許を取得した。興味のあることには意欲的に取り組むパワフルな人柄で、仕事にも趣味にも全力投球。カトリック信者として「命」に深く向き合いながら、診療の場では患者の思いを第一に考えている。優しく、時に厳しく、誠実に患者に向き合う山脇院長に話を聞いた。
(取材日2026年1月27日)
自ら人生を切り開いて産婦人科の医師になる
先生は子育てをしながら日本の医師免許を取得されたのだとか。

私は高知県で生まれ、4歳から大学卒業後のインターンまでをパラグアイで過ごしました。医師という職業をめざしたのは、カトリックのシスターのように命に向き合い人を助ける仕事がしたいと思ったから。そして10歳の時に、生まれたばかりの弟を亡くした経験から産婦人科を志すようになりました。ですが当時はまだ女性が社会で活躍することを認めるような風潮ではなく、私も「女だから料理や洗濯をしなさい」と言われて育ってきたんです。それに反発するように勉強し、パラグアイ国立アスンシオン大学で医学を学び、卒業しました。結婚して夫と日本に渡った後は、妻として母として、家事や育児をこなしながら日本の医師免許を取得。パラグアイ育ちですから日本語を読み解くことが難しく、取得までの道のりは本当に大変でしたね。その後は東京科学大学病院やその関連病院などでの勤務を経て、江戸川区のまつしま病院で院長を務めてきました。
そのご経験を、これからは神田駅前で生かされるのですね。
はい。これまで病院で培ってきた知識と経験、そしてスペイン語やポルトガル語の語学力を、利便性の良いこの場所で生かしていきたいですね。実は「これまでがむしゃらに頑張ってきたし、そろそろリタイアしようかしら」なんて考えていた時期もあったんです。もともと料理が好きですから家族の夕飯を作ったり、孫の面倒を見たり。でも私はじっとしていられない性分で、1ヵ月もたつと物足りなくなってしまったんです。そんなときに院長就任のお話を頂いて、改めて医師としての使命を感じ、これまでの経験を新たなステージで生かしたいと思い、お引き受けしました。ちなみに、私は料理以外にもけっこう多趣味です。編み物もしますし、ピラティスやスクワットで体を動かしたり、足踏みやウォーキングも毎日続けています。それから大好きなのがアメリカで活躍する野球選手。部屋のカレンダーを眺めながら「今度、現地に試合を見に行こうかな」とワクワクしています。
何事にも全力投球ですね。そのバイタリティーの源は何ですか?

人生には限りがありますから。昨日のことをくよくよするよりも、前を向いて、今日やれることは今日やらなくては時間がもったいないですよね。仕事も趣味も興味があることにはどんどんチャレンジしてきましたし、これからもそうなのだと思います。ここまで歩んでくる中で、家族に迷惑をかけたと反省することもありますが、後悔はありません。家族と、そしてお世話になった先生や周りの方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。私は自分にも他人にも厳しい性格だと自認しています。医師として誠実に真っすぐに患者さんに向き合い、時には厳しいアドバイスを差し上げたり、つらい事実を伝えなくてはならないことも。それでも患者さんが私を信頼してくださり、「ありがとう」という言葉を頂けた時に、とてもやりがいを感じます。幼少期からいろいろなことを乗り越えてここまで来たという思い、そして患者さんの笑顔が、今の私の原動力となっています。
通いやすさを大切にし、多くの女性に頼られる医院に
こちらには、どのような症状の方が通っているのですか?

生理やおりものに関する悩み、ピルの相談、下腹部の痛み、性感染症、ブライダルチェック、更年期の症状など、相談内容はそれぞれです。女性は初潮を迎えた時から、生涯にわたって産婦人科のトラブルに悩むことが多いんですね。超音波などの検査機器もそろえており、今後は千代田区の婦人科健診にも対応していく予定です。
駅近くの立地でもあり、患者さんが通いやすいクリニックですね。
通いやすさは患者さんにとって重要ですから、利便性の高さはこのクリニックの良いところであり、特徴の一つだと思いますね。特に更年期の慢性的な症状や子宮内膜症などで来院されている患者さんは、定期的な受診が必要ですから、やはり通いやすさは大切ですよね。神田駅近くということで、近隣にお勤めの方も多くいらっしゃっている印象です。また一般的なウェブ予約に加えて、SNS予約も導入しています。いつでも簡単に来院の予定を立てられますので、不安なことがあれば気軽に相談にいらしていただければと思います。
それぞれの背景を理解して、患者の思いを大切に
先生が診療の際に大切にしていることをお聞かせください。

患者さんの思いを尊重し、それに対して全力を尽くすということ。医学的な私の所見と患者さんの考えが異なるときは、できるだけ患者さんの思いを大切にしたいんです。産婦人科にはさまざまな症状や思いを抱えた方が来院されます。もし子宮筋腫がいくつもできていたとしても、患者さんが何かしらの理由で摘出を望まないのならば、リスクをお伝えした上で「ならば何ができるか」を考えます。目と目を合わせて患者さんと向き合い、抱えている事情も理解して、医師として力を尽くしたいと思います。
そのようなお考えに至ったきっかけがあったのでしょうか?
まつしま病院の初代理事長を務められた佐々木靜子先生との出会いが大きかったかもしれません。佐々木先生は、患者さんに人と人として向き合う方でした。薬や手術だけでなく、患者さんの心に寄り添って、心身ともに元気になるための方法を一緒に探すのです。産婦人科は、皆がハッピーな気持ちで受診されるわけではありません。例えば「妊婦さん」というと幸せいっぱいなイメージがあるかもしれませんが、ご本人の意に反した望まない妊娠をされるケースがあることも事実です。実際にそのようなケースを目の前にして、カトリック信者として“命”に向き合う私は大きな葛藤を抱えました。その時に佐々木先生から教わったのは、患者さんにはそれぞれに背景があるということ、そこまで理解して初めて「寄り添える」のだということ。表面的な状況だけでは見えないこともあるんですね。
最後に、今後の展望をお願いします。

これから千代田区の婦人科健診にも対応するようになれば、さらに多くの方が当院を受診されることと思います。婦人科の治療は長期に及ぶことが多いですから、神田駅の目の前という立地は、忙しい方にとっても利便性が良いでしょう。予約はパソコンやスマートフォンから可能で、完全予約制なのであまりお待たせすることはありません。スマートフォンに届くQRコードを使った無人受付システムや、キャッシュレス決済にも対応。私の他にも複数人の医師が在籍しており、専門知識を持ち寄って、病院との連携にも力を入れています。土曜も診療を行っていますので、少しでも不安なことがあればお気軽にいらしてください。
自由診療費用の目安
自由診療とはブライダルチェック/3万5000円

