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鞆津 匡宏 院長の独自取材記事

ともつ耳鼻科・アレルギークリニック

(宝塚市/中山寺駅)

最終更新日:2026/03/27

鞆津匡宏院長 ともつ耳鼻科・アレルギークリニック main

中山寺駅から徒歩8分、のどかな住宅街に位置する「ともつ耳鼻科・アレルギークリニック」。スロープを備え、空間を広くとったバリアフリーの設計には、鞆津匡宏(ともつ・まさひろ)院長の「誰もが気軽に相談できる場所にしたい」という想いが込められている。鞆津院長は大学病院や急性期総合病院で数多くの手術・診療に携わってきた。その経験を生かし、同院では子どもから高齢者まで、耳・鼻・喉・頭頸部の疾患や、アレルギー性疾患など幅広い悩みに対応する。さらに、耳鼻咽喉科領域のアレルギーを持つ患者が併発しやすいとされる気管支喘息やアトピー性皮膚炎などの疾患にも対応できるよう、診療科を超えて日々知識をアップデートしているという。優しく誠実な鞆津院長に、医院のコンセプトや診療への思いを聞いた。

(取材日2025年10月28日/更新日2026年3月23日)

誰もが気軽に相談できるクリニックをめざす

医師を志したきっかけや、開業までのご経歴を教えてください。

鞆津匡宏院長 ともつ耳鼻科・アレルギークリニック1

神戸市で生まれ育ち、父も耳鼻咽喉科医として開業していた影響から、同じ道を志しました。兵庫医科大学卒業後は神戸大学医学部附属病院に入局。1年間で基礎的な解剖学や悪性疾患の手術などを学んだ後、大阪市西淀川区にある千船病院に7年半ほど勤め、耳鼻咽喉科全般の一般診療や良性疾患の手術を担当していました。勤めてからしばらくして開業について考え始め、保育園の向かいというこの土地に出会い、2024年11月に開業しています。

クリニックのコンセプトをお聞かせください。

当院は保育園が近いという土地柄もあり、開院当初から小さなお子さんや子育て世代の患者さんが多いです。最近では高齢の方も増え、幅広い年代の方々にご利用いただいています。私は、良い意味で医療機関らしくない、誰もが気軽に相談できる場所にしたいという思いでクリニックをつくりました。そこで、全世代にとって通いやすいクリニックをめざし、入り口にスロープを設け、廊下やお手洗いも広く取るなど、ベビーカーや車いすでも利用しやすい環境を整えています。また、特に小さなお子さんにとって、医療機関は「怖い所」という印象を持たれやすく、連れて来られる親御さんも気を遣われることが多いと思います。少しでもその不安を和らげられるよう、安心感のある雰囲気づくりと、丁寧な接し方を大切にしています。

患者さんとの関わり方や診療方針を教えてください。

鞆津匡宏院長 ともつ耳鼻科・アレルギークリニック2

患者さん一人ひとりに合わせた医療を提供することです。一方的に治療を押しつけるのではなく、患者さんが本当に求めているものに寄り添った診療を心がけています。症状を良くする方法を探してお悩みの方には、さまざまな選択肢をご提案できるような準備も欠かしません。患者さんが満足いく医療を提供するために、初診時は特に、時間が長くかかってしまうこともしばしばあります。現在の課題として捉えていますが、このスタンスは変えずに良い方法を見つけていきたいと思います。

小児科と耳鼻咽喉科で迷った場合、耳鼻咽喉科を受診すべき目安があれば教えてください。

耳の不調を感じる場合は、耳鼻咽喉科を受診していただいたほうが、病気の診断が早くつく場合があります。例えば、子どもが耳が痛いと言ったり、頻繁に耳を触ったりしている場合や、風邪症状に加えて耳の症状も見られる状況です。また、喉の痛みがひどく、食事をほとんど取れない、あるいは飲み込むのを嫌がるといった場合も、扁桃炎の可能性を考慮して耳鼻咽喉科で診察を受けていただくのも良いでしょう。ただ、正直なところ、まず小児科を受診していただいても構いません。その上で、小児科の先生から「耳鼻咽喉科に行ったほうがいい」と言われたケースや、お薬をもらっていても症状がなかなか改善しないといった場合は、耳鼻咽喉科も一つの選択肢として考えていただけたらと思います。

耳鼻咽喉科の専門性を生かした治療の強み

アレルギー治療や、耳鼻咽喉科ならではのアプローチをしている治療について教えてください。

鞆津匡宏院長 ともつ耳鼻科・アレルギークリニック3

耳鼻咽喉科領域では、花粉症などのアレルギー性鼻炎や、アレルギー反応によって起こる好酸球性副鼻腔炎の治療を行っています。こうした耳鼻咽喉科ならではの疾患については、自己注射など治療の選択肢も以前より増えていますね。ただ、これらのアレルギーに加え、耳鼻咽喉科領域以外のアレルギーにもお悩みの方が多いのが現状です。そのため、気管支喘息やアトピー性皮膚炎、食物アレルギーなど、他領域の疾患にも対応できるよう日々知識を深めています。また、当院では睡眠時無呼吸症候群の治療も行っています。アレルギー性鼻炎や扁桃肥大による、鼻や喉といった上気道の閉塞が要因となるケースも少なくありません。この疾患は内科でも治療を行っていますが、上気道の状態を確認しながら根本原因にアプローチできる点は、耳鼻咽喉科ならではの強みです。さらに当院では、CPAP療法にも対応しており、導入後も継続的に治療をサポートしています。

補聴器についても詳しく教えてください。

「補聴器は使っても意味がない」という誤解をされている方も多いのですが、「使っても意味がない」というのは違います。補聴器は確かに難聴を根本から治す物ではありませんが、補聴器を使うことが、家族との会話が増えることにつながったり、生活の質の向上につながったりと、メリットを感じて継続して使えている方はたくさんいると思います。意味がないと決めつけずに、まずは試しにつけてみてから判断をしてほしいです。補聴器を使わないことによる認知症リスクの上昇は、ネットでも情報が得られるようになり、ご存知の方も増えてきました。さらに、聞こえが悪いことで家族との会話が減り、社会的な孤立を深め、うつ病や精神疾患に発展するリスクも懸念されています。補聴器の使用は、これらのリスクを軽減させる方法の一つでもあるのです。

補聴器を検討すべきタイミングはありますか?

鞆津匡宏院長 ともつ耳鼻科・アレルギークリニック4

ご自身では聞こえていると思っていても、周りから耳が遠くなってきたんじゃないかと言われたり、健診で毎年聴力が引っかかったりするようになったら、補聴器を考え始めるタイミングかもしれません。実は、難聴が進んでから補聴器を使い始めると、どうしても雑音も大きく聞こえてしまい、使用をやめてしまうリスクが高いのです。年齢に伴う難聴は早い人であれば、50代から60代前半くらいから検討を始めても遅くはありません。早い段階から使い始めれば、難聴が進んでも少しの調整でうまく使えることが見込めます。

一人ひとりのニーズに合わせた、丁寧な診療を

患者さんと接する際に心がけられていることはあるのでしょうか?

鞆津匡宏院長 ともつ耳鼻科・アレルギークリニック5

患者さんが何を求めているかを聞き出すようなコミュニケーションの取り方を心がけています。そして、以前の勤務先である千船病院で学び、今でも癖になっている私の診療スタンスは、その患者さんが満足するまでは定期的にフォローしていくことです。また、ただお薬を処方するだけでなく、そのお薬を使う意味や使い方について、一言でもアドバイスをお伝えするよう意識しています。例えば塗り薬であれば「1日1回は必ず塗ってください」、「この状態になったら、週に1回で良いですよ」などとお話しすることで、患者さんも治療に取り組みやすいのではないかと思います。

今後の展望を教えてください。

当院では、手術や入院が必要な方、または難治性疾患の方など、病状に応じて適切な医療機関をご紹介しています。そのため、今後も地域の基幹病院との連携は、引き続き強化していきたいです。また、常に先進の知識や情報を取り入れ、より質の高い医療を提供していくことも目標です。そして、エコー検査や呼吸検査など、新しい検査法や医療機器を導入し、これまで対応が難しかった症状の治療も行い、患者さんの選択肢を広げていきたいと考えています。オンライン診療もしていきたいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

鞆津匡宏院長 ともつ耳鼻科・アレルギークリニック6

当院はベビーカーや車いすでも入りやすいバリアフリーな設計で、「赤ちゃんの駅」にも登録するなど、小さなお子さんとその親御さん、そして足の不自由なご高齢の方にも配慮した環境です。また、2026年4月からは補聴器専門の外来を開始しました。一般診療を受診した患者さんを対象に、必要に応じて院内で補聴器の相談ができる体制を整えています。完全予約制で週2回実施していますので、ご希望の方はぜひご利用ください。「こんなこと相談してもいいのかな」と悩まず、ちょっとしたお悩みでも気軽に足を運んでいただければ、患者さんのニーズに合わせた解決策を一緒に考えていきます。安心してご来院ください。

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