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肺がんの有無や長引く咳の原因を精査
呼吸器の症状にはCT検査を

新城そよかぜ内科・呼吸器内科

(川崎市中原区/武蔵新城駅)

最終更新日:2025/07/14

新城そよかぜ内科・呼吸器内科 肺がんの有無や長引く咳の原因を精査 呼吸器の症状にはCT検査を 新城そよかぜ内科・呼吸器内科 肺がんの有無や長引く咳の原因を精査 呼吸器の症状にはCT検査を
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身近な症状である咳や息切れ。つい軽視してしまいがちだが、実は重篤な病気が疑われるケースもあると「新城そよかぜ内科・呼吸器内科」の北原信介院長は指摘する。日本呼吸器学会呼吸器専門医でもある北原院長は、クリニック内にCT検査機器を備え、肺がんをはじめとする病気の早期発見に努めている。土曜を含めたすべての診療日で胸部CT検査が可能で、必要となれば受診時に即検査を受けることもできるという。「咳が長く続く方や痰に血が混じることがある方、喫煙歴が長い50代以上の方などは、ぜひ一度CT検査を受けてリスクを確認してほしいですね」と話す北原院長に、クリニックでのCT検査とその有用性について詳しく聞いた。

(取材日2025年6月20日)

長引く咳や血の混じる痰、身近な症状もCT検査で原因をしっかり確認

Q咳や息切れだけでもCT検査を勧めるケースとは?
A
新城そよかぜ内科・呼吸器内科 日本呼吸器学会呼吸器専門医など複数の専門医資格を持つ北原院長

▲日本呼吸器学会呼吸器専門医など複数の専門医資格を持つ北原院長

咳や息切れといった一般的な症状でも、がんなどの重篤な病気のリスクが疑われる場合には、胸部CT検査をお勧めしています。具体的には、咳が長く続いている方、痰に血が混じることがある方、喫煙歴が長い方などです。胸部エックス線検査により異常が見られた場合や、健康診断の腫瘍マーカー検査で陽性が出た場合の二次検査としてもCT検査は有用です。咳は風邪をひいた後にしばらく残る程度であることが一般的ですが、長く続く場合には喘息や百日咳なども疑われます。慢性的な喘息ではCT検査で特有の所見が見られることもあり、純粋に喘息なのか、それとも別の病気も合併しているのかを判断するためにも使われます。

Q具体的にCT検査だと何がわかるのでしょうか?
A
新城そよかぜ内科・呼吸器内科 先進のCTを導入

▲先進のCTを導入

CT検査もエックス線検査も、エックス線を照射して体内の様子を画像化するという点では同様です。ただし、エックス線撮影が一方向からのみの照射で平面的な画像にとどまるのに対し、CTでは多方向から照射することで立体的な輪切りの断面画像を得られます。より繊細に体内の様子を捉えるため、炎症や腫瘍などの病変を見つけやすくなるのです。特に、早期の肺がんは小さかったり、ほかの臓器に隠れていたりしてエックス線検査では見つけにくいことがありますが、CTであればそうした見つけにくい病変も見逃さず捉えることが期待できます。CTを用いた検診では、単純エックス線撮影の10倍程度もがんの発見率が高いとのデータもあります。

QCT検査で見つかる病気にはどんなものがありますか?
A
新城そよかぜ内科・呼吸器内科 CT検査で早期発見・早期治療をめざす

▲CT検査で早期発見・早期治療をめざす

胸部CT検査では、ターゲットである肺がんに加え、さまざまな呼吸器疾患が見つかります。最も多く見つかるのは肺炎で、そのほかにも間質性肺炎や肺気腫、肺結核、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などが見つかります。いずれも初期段階の小さな病変から発見できるため、より早く治療につなげることができ、より良い予後をめざせます。また、咳が長引く場合に、咳喘息や気管支喘息、気管支炎などを鑑別するのにも、CT検査が役立ちます。病態を詳しく把握することで、薬を強めたり、別のアプローチを試したりと調整することができ、より適した治療へとつなげることが可能となります。

Q患者さんにとってCT検査の注意点は何ですか?
A
新城そよかぜ内科・呼吸器内科 不安要素をできる限り緩和する工夫をしている

▲不安要素をできる限り緩和する工夫をしている

CT検査に特別な準備は必要ありません。胸部CTであれば食事の制限などもなく、日常生活の中で受けていただくことができます。ただし、心臓ペースメーカーや脊椎固定術のプレートなど、金属が体内に埋入されている場合は、アーチファクトと呼ばれるゆがみが発生し、画像の正確性が劣ることがあるので注意が必要です。とはいえ、MRI検査のように金属が禁忌というわけではなく、検査を受けること自体に問題はありません。被ばくは避けられませんが、機器の改良もあり、CT検査による被ばくはエックス線検査よりは高いもののごく低線量です。飛行機で一度海外に飛ぶ際に受ける程度の被ばく量なので、年に1度程度なら問題ないとされています。

QCT検査がクリニックで即日受けられる利点とは?
A
新城そよかぜ内科・呼吸器内科 自己判断せず、専門的な知識を持つ医師に相談しよう

▲自己判断せず、専門的な知識を持つ医師に相談しよう

当院のようにCT検査機器を備えたクリニックであれば、必要に応じて受診時に即検査を受けることも可能です。CTを備えていないクリニックの場合、受診して必要となればCT検査の専門クリニックや総合病院の予約を取り直し、別日にあらためて出向かなければなりません。通院のために何度も平日昼間に時間を取ることは、多くの方にとって負担が大きいもの。その点、当院では土曜を含めたすべての診察日でCT検査が可能で、必要となれば受診の流れで受けていただくこともできます。また、私たち医師にとっても、CTの活用によって精度の高い診断が可能となるため、難症例に対しても質の高い診療が提供できるようになると考えます。

ドクターからのメッセージ

北原 信介院長

健康診断のエックス線検査で異常を指摘されながら、二次検査を後回しにしている人も多いようです。大切な命を守るためにも、異常があれば早めに呼吸器内科を受診してください。大きな病院で受ける検査は、予約の確保や待ち時間など何かと負担が大きいもの。足が遠のいてしまうのも仕方のないことかもしれません。対して当院では、身近なクリニックで病院レベルの検査と、日本呼吸器学会呼吸器専門医による診断が受けられます。自覚症状がなくとも自費による肺がんCT検診も可能です。肺がんは早期発見すれば決して予後の悪い病気ではありません。長年喫煙してきた50代以上の方、肺がんの家族歴がある方などは、ぜひご検討ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

肺がんCT検診/1万4300円

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