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糖尿病は合併症の阻止が大事
専門とするクリニックに相談を

とつか駅前糖尿病・甲状腺クリニック

(横浜市戸塚区/戸塚駅)

最終更新日:2025/01/15

とつか駅前糖尿病・甲状腺クリニック 糖尿病は合併症の阻止が大事 専門とするクリニックに相談を とつか駅前糖尿病・甲状腺クリニック 糖尿病は合併症の阻止が大事 専門とするクリニックに相談を
  • 保険診療

国民病ともいわれる糖尿病だが、自分とは関係ないと思っている人もいるだろう。しかし、糖尿病予備軍も含めれば日本人の5〜6人が罹患しているという調査もあり、決して他人事ではない。「高齢者の病気というイメージがあるかもしれませんが、30代でかかる人もいます」と注意を呼びかけるのが「とつか駅前糖尿病・甲状腺クリニック」の田島一樹院長だ。基幹病院の糖尿病内科に長年勤務し、糖尿病の専門的な治療をしっかりと受けなかったがために合併症で苦しむ数多くの患者を診てきた。町のクリニックというプライマリケアの現場で、そのような人を一人でもなくしたいという強い思いを持つ。そもそも糖尿病とはどのような病気なのか、専門とするクリニックを受診するメリットなどと合わせて詳しく解説してもらった。

(取材日2024年12月18日)

糖尿病専門クリニックだからこそ薬の選択肢も豊富。合併症予防に力を入れ、治療のモチベーション維持も重視

Q糖尿病とはどのような病気なのでしょうか。
A
とつか駅前糖尿病・甲状腺クリニック 糖尿病や内分泌疾患に対して専門に学んできた田島院長

▲糖尿病や内分泌疾患に対して専門に学んできた田島院長

糖尿病とは膵臓から分泌されるインスリンというホルモンに不具合があり、血糖値が高い状態が続いてしまう病気です。主に自己免疫によって、インスリンが分泌できない1型糖尿病のほか、分泌はされるものの働きが悪い2型糖尿病があります。日本人の糖尿病はおよそ95%が2型糖尿病といわれ、遺伝的要素に加え過食や運動不足など生活習慣の悪化が加わって発症します。全身の血管がむしばまれる疾患でもあるので、放置していると多種多様な合併症が起きます。糖尿病性抹消神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病性腎症、心筋梗塞、脳梗塞などがありますが、早期発見・早期治療で合併症を予防するのが糖尿病治療の鍵ともいえるでしょう。

Q糖尿病が気になるとき、どこに相談すべきですか?
A
とつか駅前糖尿病・甲状腺クリニック 不安な症状がある場合は、すぐにかかりつけ医に相談をしてほしい

▲不安な症状がある場合は、すぐにかかりつけ医に相談をしてほしい

現状では一般内科に通院されている方も多く、あるガイドラインでは、インスリン治療が必要になった場合などに糖尿病を専門とする医師への受診が推奨されています。しかし、合併症を引き起こさないためには、できるだけ初期段階で進行を食い止めるのが重要。血糖管理が良い場合でも、受診できますので、ぜひ頼りにしていただきたいですね。内科のかかりつけに通っているのに血糖値が改善しない場合にも、糖尿病内科の活用をお勧めします。また、糖尿病予備軍には、空腹時血糖は問題ないものの、食後血糖が高い方が多くいます。健診を怠ることなく年に1度は健診を受け、少しでも異常を指摘されたら、速やかに糖尿病内科を受診してください。

Q糖尿病を専門とするクリニックを受診するメリットは何ですか?
A
とつか駅前糖尿病・甲状腺クリニック 一人ひとりのライフスタイルに寄り添った治療方針を大切にする

▲一人ひとりのライフスタイルに寄り添った治療方針を大切にする

糖尿病は完治することはなく、長年付き合っていかなければいけません。糖尿病を専門とする糖尿病内科ならば診てきた症例数も違いますし、患者一人ひとりのライフスタイルに合わせた提案も可能。また、糖尿病の治療においては1日の変動量が大きい血糖値だけでなく、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)という血糖値の1〜2ヵ月にわたる平均値の測定も欠かせません。当院では大学病院レベルの先進機器を導入して1分程度で検査結果が出るようにしたのもこだわった点です。糖尿病予備軍や糖尿病が疑われる患者さんに対しては、糖入りの飲み物を摂取し採血をすることで、インスリン分泌の程度も含めて評価できる糖負荷検査も行っています。

Q糖尿病内科での治療について詳しく教えてください。
A
とつか駅前糖尿病・甲状腺クリニック 検査数値から、その人にとってどのような治療が良いか考えていく

▲検査数値から、その人にとってどのような治療が良いか考えていく

食事・運動療法に加えて、薬の治療が中心になります。まずは、喉が渇く・体重が減っている・尿がたくさん出るなど高血糖症状の聞き取りも欠かせません。そして、血糖値やHbA1cだけでなく、インスリン分泌量を評価するために血液検査でCペプチドを調べます。これらすべてを総合的に判断して、一人ひとりに合った薬を数多くの選択肢の中から提案できるのも糖尿病内科の強みといえるでしょう。インスリン注射が必要な方には、ご自宅で血糖値を測る機器も必要です。いずれの場合もHbA1cの値を見ながら治療法を検討していくので、基本的には通院ペースは1ヵ月に1度、症状が落ち着けばもっと間隔を開けることもできます。

Qこちらではチーム医療で糖尿病を見守っているとか。
A
とつか駅前糖尿病・甲状腺クリニック 医師や管理栄養士、看護師が連携して患者を支える

▲医師や管理栄養士、看護師が連携して患者を支える

常勤の管理栄養士が一緒に診察に入って診察補助をすることもあるので、患者さんの状況を深く把握した上での栄養相談も可能です。また、療養指導経験がある看護師もいて、ご自宅でのインスリン注射や血糖値測定の仕方も適切に指導できます。糖尿病性末梢神経障害による足壊死を予防する必要があり、当院ではフットケアも行っています。医療事務も含めたスタッフは、診察中に患者さんが話せないでいたお悩みや生活背景をキャッチすることに敏感で、フィードバックしてくれるのは助かっています。横のつながりが強くフットワークが軽いという小さなクリニックならではの良さを生かして、これからもきめ細かな糖尿病管理をしていきたいです。

ドクターからのメッセージ

田島 一樹院長

脳梗塞や心筋梗塞で倒れて初めて糖尿病だったことが発覚する方もいますが、早期から糖尿病管理を続けていればそのような大病を予防することも可能です。当院でも合併症の予兆があれば速やかに適切な病院を紹介し、大事に至らないようにしています。糖尿病は治るという表現はせず、生涯にわたりうまく付き合っていく病気です。通院を中断してしまうことで合併症が進んでしまう方も数多く診てきました。通院のモチベーションを維持することも大事にしています。少しでも長く健康な生活を送っていただくために、スタッフ一同、精いっぱいサポートさせていただきますので、気軽にご相談ください。

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