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大和田 悠樹 院長の独自取材記事

キュアステーションイオンモール北戸田クリニック

(戸田市/北戸田駅)

最終更新日:2025/01/14

大和田悠樹院長 キュアステーションイオンモール北戸田クリニック main

「気軽に利用できる便利な医療機関」を理想とする医療法人DMHが、六本木、西葛西に続く3院目のクリニックとして2025年1月にオープンする「キュアステーションイオンモール北戸田クリニック」。JR埼京線・北戸田駅から徒歩10分、ショッピングモール内という立ち寄りやすい立地にあり、風邪や頭痛、腹痛など急性の病気や感染症のほか、高血圧症や糖尿病などの生活習慣病、じんましんや帯状疱疹などの皮膚の病気、性感染症、泌尿器科、創傷など幅広く診療。事前のウェブ問診システムの導入や、土日祝日も診療、診察時間も21時までなど、利便性の高い医療サービスの提供をめざしている。基幹病院の総合内科でプライマリケアの医師として研鑽を積んできた大和田悠樹院長に、クリニックの特徴や診療内容、診療にかける思いなどを聞いた。

(取材日2024年12月11日)

気軽に利用できる身近なクリニックとして地域に貢献

まずは、クリニックの特徴を教えてください。

大和田悠樹院長 キュアステーションイオンモール北戸田クリニック1

「キュアステーションイオンモール北戸田クリニック」は医療法人社団DMHが運営する、保険診療をメインとしたクリニックです。当法人では2023年7月に「キュアステーション六本木クリニック」を、2024年3月に「キュアステーションイオン葛西クリニック」をオープンし、当院はその3院目となります。私は葛西院でオープン当初から診療しており、2025年1月からは当院の院長を務めます。ショッピングモール内という立ち寄りやすい立地で、平日だけでなく土日・祝日も21時まで診療しますので、仕事の合間や終業後、またご家族でお買い物に来られたついでに、気軽に受診していただければと思っています。

内科全般を幅広く診療されるのですね。

はい。風邪や頭痛、腹痛など急性の病気や感染症のほか、高血圧症や糖尿病などの生活習慣病といった内科疾患を中心に、じんましんや帯状疱疹などの皮膚の病気、性感染症、泌尿器科、切り傷・擦り傷・打撲などの外傷処置にも対応します。特定の病気だけを診る専門医療とは異なり、幅広い疾患や症状にオールラウンドに対応できるところが当院の強みです。血液検査や尿検査のほか、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症を診断できる検査キットも導入し、当院での診察の結果、より専門的な治療が必要だと判断した場合には、適切な医療機関に速やかに紹介します。各種ワクチン接種など予防医療にも取り組みますので、健康に関して気になることがあれば、まずはご相談いただければと思います。

院長のご経歴を教えてください。

大和田悠樹院長 キュアステーションイオンモール北戸田クリニック2

大学卒業後、国立病院機構九州医療センターでの初期臨床研修を経て、板橋中央総合病院の総合診療内科に勤務しました。総合診療内科では特定の領域に偏ることなくさまざまな内科疾患の診療を経験し、患者さまの状態を全体的に捉えて診察できるよう研鑽を積みました。その後、内科クリニック勤務を経て当法人に入職、現在に至ります。以前、従業員の健康管理に携わっていた際、健康診断で異常が見つかっても忙しさから受診を後回しにする方を多く見てきた経験から「さっと通えて、身近で利用しやすい」という当法人のコンセプトに共感し、入職を決めました。忙しい方でもご家族とショッピングモールに訪れたついでに気軽に受診できるような、利便性の高いクリニックをめざしていきたいと思っています。

事前のウェブ問診を導入し、オンライン診療にも対応

利便性を高めるための対策を教えてください。

大和田悠樹院長 キュアステーションイオンモール北戸田クリニック3

1つは、診療日や診療時間を幅広く設定していること。もう1つは、事前のウェブ問診システムを導入していることです。予約時にパソコンやスマートフォンから入力していただくことで、来院してから問診票を記入する手間が省け、待ち時間の短縮につながることを期待しています。さらに、院内の電子カルテ上で患者さまの診療状況をスタッフ全員でリアルタイムに共有できるシステムを導入しました。患者さまが今、何をしているのかを医師や看護師、受付スタッフなど多職種で共有して連携することで、効率的でスムーズな診療の提供につなげていきたいと考えています。

オンライン診療にも対応されますね。

はい。高血圧症や糖尿病などの生活習慣病や不眠、花粉症などで病状が安定している患者さまは、オンライン診療に向いているのではないかと思います。オンライン診療は通院や待ち時間の負担を軽減でき、インフルエンザなど感染症が流行する時期には院内感染のリスクを抑える効果も期待できます。血液検査など来院が必要な場合もありますが、体調に変わりがなく、いつもと同じお薬の処方を希望されるときなどにオンライン診療をうまく活用していただければと思います。予約は当院のホームページから簡単に行えますし、当院の枠が埋まっている際は、葛西院での予約も可能です。法人内のクリニック間はシームレスに連携しており、例えば葛西院での診療記録を当院の電子カルテから確認することもできますので、安心してご利用いただけると思います。

その他、力を入れていきたい領域はありますか?

大和田悠樹院長 キュアステーションイオンモール北戸田クリニック4

当院のお隣が眼科クリニックということもあり、糖尿病の診療には力を入れていきたいと考えています。糖尿病はさまざまな合併症を引き起こしますが、中でも糖尿病網膜症は気づかないうちに進行し、自覚症状が出たときには失明のリスクが高い状態になっていることもあります。ただし、すべての糖尿病患者さまが失明するわけではなく、血糖値を適切にコントロールすることで、糖尿病網膜症の発症や進行を予防することがめざせます。そのためには定期的な眼科受診が重要となります。将来的にお隣の眼科クリニックと連携して、眼科での検査が受けやすくなる体制が整えられれば、患者さまのメリットも大きいのではないかと期待しています。

「患者」ではなく「一人の人」として関わる診療を

診療の際に心がけていることを教えてください。

大和田悠樹院長 キュアステーションイオンモール北戸田クリニック5

患者さまのお話をよくお聞きすることです。どのようなことで困っておられるのかを把握するために、お話を途中で遮ることなく、まずは自由にお話しいただくよう心がけています。また、目の前の患者さまに興味を持つことも大切にしています。検査の数値だけで患者さまを判断するのではなく、その方がどのようなキャラクターで、どのような人生を歩まれてきたのか、現在どのような生活をされているのか、これからどうなりたいと思っているのか。当院の診療においてもそういったことに興味を持ち、単に“患者さま”としてだけでなく、“一人の人”として向き合い、関わっていきたいと思っています。

ところで、先生はなぜ医師をめざしたのですか?

内科の医師である父の影響が大きいですね。父は病院での勤務医を経て現在は内科クリニックを開業していますが、一貫して地域に根差した医療を提供する姿勢に憧れ、尊敬してきました。父が診療した患者さまが「お礼に」と畑で採れた野菜を持ってきてくださったことがあり、子どもながらに「医師は患者さまに感謝される、素晴らしい仕事だな」と感じたことをよく覚えています。私自身も医師になり、体調が優れない患者さまを診察し、再受診された際に「元気になりました。ありがとうございます」と感謝の言葉をいただくことができたなら、本当にうれしいですね。また、患者さまがご自分のご家族やご友人を紹介してくださると「信頼を寄せていただいているのだな」と思い、医師としてのやりがいを強く感じます。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

大和田悠樹院長 キュアステーションイオンモール北戸田クリニック6

当院は法人として3院目のクリニックとなり、これまで六本木院や葛西院で培った知識や経験を生かし、より充実した診療を提供できることが強みだと思っています。当院には複数の医師が在籍していますが、法人として「医療の標準化」をコンセプトの1つに掲げており、診療マニュアルを電子カルテで共有するなど、どの医師でも同じ質の治療を受けられるよう体制を整えています。だからといって、診療マニュアルにない治療は受けられないわけではなく、患者さまの状態やライフスタイル、ご希望などを尊重しながら、一人ひとりに合った治療を患者さまと一緒に考えていくことを大切にしています。葛西院で常勤医として勤務してきた経験を生かし、患者さま一人ひとりに寄り添った診療を日々心がけますので、健康に関してお困りの際は、些細なことでもぜひご相談いただければと思います。

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