患者の生涯のパートナーとして
インプラント治療を維持管理
よしみつ歯科クリニック
(鹿児島市/加治屋町駅)
最終更新日:2026/04/23
- 自由診療
失った歯を補うインプラント治療。天然歯のような噛み心地が期待できることや周囲の歯に負担をかけにくい仕組みから、高額な自由診療でありながらも治療の選択肢の一つとして定着してきた。一方、口腔環境が維持管理できなければ歯周病のような「インプラント周囲炎」になる可能性もあり、長持ちさせるためには定期的なメンテナンスが欠かせない。入念な検査と施術前のカウンセリングを重視したインプラント治療を提供している「よしみつ歯科クリニック」の吉満卓紘院長は、そうした背景から「患者さんに必要なのは長く維持していくという覚悟。しっかりと話し合って治療を選択してほしい」という。治療に不安を感じているケースも多いインプラント治療の疑問について、吉満院長に詳しく答えてもらった。
(取材日2026年3月31日)
目次
入念な検査と施術前カウンセリングで納得のいくインプラント治療を
- Qインプラントは周囲の歯を守ることにもつながると聞きました。
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A
▲一般歯科からインプラントまで幅広い診療を提供する
歯を失った場合の選択肢として、ブリッジ、入れ歯、インプラントが挙げられます。ブリッジは欠損箇所の両隣の歯を削らなければならず、治療後も支えとなる歯に負担がかかってしまいます。入れ歯に関しては着脱の煩わしさがあるほか、噛む力がブリッジに及ばないといった弱点があります。これらのデメリットを補うことができるのがインプラントです。インプラントは単体で埋入するので着脱や周囲の歯を削ることがないので負担がかかりにくく、結果的に周囲の歯を守ることにもつながります。ただ、自由診療で経済的負担は大きくなりますから、ブリッジや入れ歯を含め、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で選択することが重要です。
- Q周囲の歯を守るために噛み合わせの調整なども大切になりますね。
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A
▲マイクロスコープを精密な治療に役立てている
インプラントを入れたところだけではなく、口腔内全体を見て噛み合わせを整えていくことが重要です。噛み合わせは歯だけではなく、骨格や歯茎の厚みなども考慮しなければなりませんからね。インプラントにしたのはいいけれど、そこに力が集中してしまうと一部に負担が偏ってしまいます。そのため一般的なエックス線だけではなく歯科用CTで撮影し、骨の状態に問題はないか、隣在する歯との距離は十分かなどを必ずチェックします。また上の歯はベースとなる骨が薄く、場合によっては副鼻腔炎や蓄膿症などのリスクが高まってしまうこともあるんです。ですから骨造成が必要かなどを判断するためにも、入念な検査が欠かせません。
- Q治療後は継続したメンテナンスが必要ですか?
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A
▲3Dで立体的に画像を捉えることができる歯科用CT
インプラントは人工歯なので虫歯にはなりませんが、インプラント周囲炎といって歯周病のような状態になることがあります。長期間維持するためにも定期的なメンテナンスは必須です。歯科衛生士による指導でセルフケアを身につけてもらうほか、プロフェッショナルケアで口腔内をきれいにします。虫歯や歯周病がないか、口腔内全体のチェックも行います。きちんとケアをしていければ、インプラントは10年、20年維持していくことが可能なものです。ある種、私たちと患者さんはパートナー。長い付き合いになることは理解してもらう必要があります。
- Qインプラント治療は誰でも受けることはできるのでしょうか?
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A
▲患者一人ひとりのニーズに応えていく
骨粗しょう症や糖尿病などの基礎疾患がある場合のほか、重度のヘビースモーカー、重度の歯周病で全顎的に骨が足りない人は治療が難しいケースがあります。とくにご高齢の方に多いのですが、インプラント治療を希望される際には既往歴などを共有いただき、かかりつけ医と連携を図っていきます。ただし口腔内に何も問題がないという方は少なく、歯を失う原因で最も多いのは歯周病です。歯周病があるとインプラントをしても再び歯を失うリスクは残るので、歯周病治療は大前提。インプラント治療を受ける、受けないに関わらず、歯を失った原因を取り除くこと、そして口腔内の状態を維持していくことはお口の健康にとって非常に大切です。
- Q治療前のカウンセリングにも力を入れているそうですね。
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A
▲プライバシーに配慮した個室のカウンセリングルーム
インプラント治療は経済的負担も大きく外科処置を伴うわけですから、患者さんも不安を感じて当然です。費用に関してはさまざまな支払い方法に対応していますし、治療後のインプラント周りのトラブルについても対応しています。また手術の流れや処置後の痛みなどについても細かくご説明して、できる限り不安を払拭するように努めています。インプラントは骨造成の期間やインプラントと骨の接合期間など時間がかかる治療です。またインプラントは入れたら終わりではなく、治療後の維持管理が欠かせません。多くのメリットがある一方、患者さんにも相応の覚悟がいる治療だということも隠さず、しっかり話し合うようにしています。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/41万8000円~、骨造成/5万~10万円
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

