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門井 駿治 院長の独自取材記事

かどい歯科クリニック

(名古屋市中川区/高畑駅)

最終更新日:2025/03/07

門井駿治院長 かどい歯科クリニック main

「安心して通ってもらえるクリニックにしたい」という門井駿治院長の強い想いのもと、2024年10月に開業した「かどい歯科クリニック」。徹底されたバリアフリーとすっきりとして清潔感にあふれた院内は、あらゆる年代の患者にとって通いやすい場所にするためのこだわりが詰まっている。場所は名古屋市営地下鉄東山線の高畑駅から徒歩6分、大通りからも近くアクセスが良い。「来て良かった」と思ってもらうには、技術面でも精神面でもとにかく安心感の提供が第一と優しい口調で語る門井院長に、この地に開院した理由やご経歴、展望について詳しく語ってもらった。

(取材日2024年11月7日/情報更新日2025年2月27日)

あらゆる年代が通いやすいクリニックであるために

クリニックには先生のこだわりが詰まっているとのことですね。

門井駿治院長 かどい歯科クリニック1

じっくりと場所を検討して、医院の設計も何度も見直しました。小さなお子さんからご高齢の方まで通っていただけるように、チェアは座りやすさを重視してステップがなく、座ると下から足置きが伸びてくるタイプにしたんです。車いすでもスムーズに移動できるように診察室もエックス線室も十分な広さを確保しています。お手洗いにはベビーベッドも設置しました。最初はなかったのですが、一度赤ちゃん連れの方がいらっしゃったときに必要だなと感じてすぐに工事してもらいましたね。診察室はプライバシーに配慮したかったのでドアを閉めれば個室になります。患者さんとスタッフがそれぞれスムーズな移動ができるように動線は分けました。とにかく地域の患者さんが幅広く通いやすいように今後も状況に応じて改変していくことが大事だと思っています。

この地に決めた理由は何ですか?

自分の理想のクリニック像を実現できそうだと感じたからです。以前の勤務先が地域密着型の歯科医院で、お子さんからご高齢の方まで皆さんが安心して通っているという印象が強く、そういうクリニックがつくれたらなと思っていました。地域に根差した歯科医院にするために、1年くらいかけて細かく情報を集めながら、碧南市から知多郡のほうまで幅広く探しましたね。この地は自分のイメージしていた所にすごくマッチしました。患者さんがいらした際に、通うところがなくて困っていたというお話をいただくことが結構あったのでやはりここを選んで良かったなと思います。

開業を決めたきっかけをお聞かせください。

門井駿治院長 かどい歯科クリニック2

大学を卒業後、最初の3年間勤務したクリニックで基礎を経験し、次の勤務先で5年半の臨床を経て、自分が本当にやりたい歯科診療をするために開業を考え始めました。やはり勤務医だとどうしても制約がありますしそのクリニックの方針もあります。自由にやらせていただいてはいましたが、噛み合わせの治療に力を入れたいことや患者さんの記録を取って長期的に診ていきたいという希望もあったので、実現するには開業するしかないと考えましたね。これは私の師匠である先生の教えなんですけれども、何かに特化していても全体のバランスが取れてないと結局どこかでゆがみが生じてしまうと考えています。それに基づき、自分のクリニックではなるべくオールマイティーなバランスの取れた診療を提供したいですね。

見た目と機能の両面を重視した治療をめざす

多様な診療経験をお持ちの先生ですが、中でも得意な治療といえば?

門井駿治院長 かどい歯科クリニック3

得意といいますか、一番好きなのはコンポジットレジン(CR)治療ですね。主に前歯の治療や小さな虫歯に使う白い樹脂の詰め物のことです。できる限り小さく削って、形と機能を重視した治療を心がけています。違和感のない調整としっかり機能させることを意識し、できる限り患者さんの訴えに耳を傾けて問題を解決するような処置がしたいと思っています。少しでも違和感がある場合は伝えてほしいですね。違和感は自分のお口の中の状態にマッチしていないサインなので、放っておくと無意識に痛いところをずらしたり顎をずらしたりして痛くない位置を探しながら噛んでしまいます。そうすると噛み合わせが狂い、体のバランスまで影響していきます。姿勢も悪くなるし、顎の関節も問題を起こしてきて、最悪のケースでは突然口が開かなくなったりすることもありますからね。

2025年1月から新しい治療を始めたそうですね。

以前から準備を進めていた、小児の矯正治療やインプラント治療、ホワイトニングを始めました。噛み合わせ治療でも歯並びを変えないといけない場合もあって、本格的な矯正に関しては専門の先生にお任せしますが、簡単なものであれば自分でも対応したいと思い勉強しています。小児矯正はお口周りの機能面から改善していきたいと考えていて、マウスピース型装置の矯正も取り入れました。最近お口をポカーンと開けているお子さんが多いのですが、それは歯が変な方向に生えてしまったり、舌の位置に問題があったり、顎の小さいお子さんが増えてきたからなんですよね。小さい頃からお口のトレーニング(MFT)をすることによって、正しい呼吸法や、歯がきれいに並ぶ口腔環境を整えることが期待できます。そういった成長を手助けできればいいなと思っていますね。

診療する上で大切にしていることを教えてください。

門井駿治院長 かどい歯科クリニック4

患者さんに「来て良かった」と思ってもらうことと、あとは3世代で通ってもらえるようなクリニックにすることです。それには安心感が大事だと考えています。クリニックはできれば来たくない場所だと思うんですけど、来て良かったと思ってもらえるような処置ができたり、困り事を気楽に相談してもらえたり、「安心して通えるクリニック」にしたいですね。主訴に隠れたほかの困り事を抱えている場合もあると思うので、そういったことをなるべく引き出す工夫もしています。ですので、初診では1時間ほど確保し、その後の治療も場合によっては時間を長くお取りして丁寧にお話しします。気持ちとしては患者さんが生まれてから一生涯にわたってお付き合いできたらなと思いますが、なかなかそれは私の寿命的にも難しいので……(笑)。であれば3世代に安心して通っていただき、生活していく上で不自由のない口腔内にするお手伝いがしたいなと思います。

口腔から、体の健康をつくるための手助けを

これまでのご経歴についてお聞かせください。

門井駿治院長 かどい歯科クリニック5

大学卒業後の1年間の初期研修では、半年を開業医で、残りの半年を病院で、というコースを選びました。大学病院か開業医かどちらが自分に向いているのか考えたかったからですが、結果的に開業医が向いているのではと思いましたね。その後の3年間は大里デンタルクリニックで基礎をたたき込んでもらい、5年半常勤したたつみ歯科医院では基礎以外に小児矯正なども経験しました。さらにその後は開業の地を探しながら3つのクリニックに勤務して、デンチャー(入れ歯)が得意な先生やペリオ(歯周病)に力を入れている先生などそれぞれ特色が違ったので、総合力を高めるため、たくさん勉強させていただきました。

スタッフさんについてご紹介ください。

皆さんモチベーションが高くて、かなり助けられていますね。めざすゴールはこういうところだとお伝えすれば、それぞれ今まで勉強してきた道筋をもとに、プロ意識を持ってやってもらっているような感じです。例えば、問診票などのベースは私が作りますが、こういう内容があるともっと患者さんの情報が入手しやすいのではと提案してもらったり、消毒の知識が深い人に助言をもらったりして、話し合いながらクリニックをつくっていくことができたのはすごく良いですね。受付スタッフにも、最初に接遇の先生に来てもらいましたが、そこからさらにワンランク上をめざして業務にあたってくれています。開業前に準備期間を1ヵ月半取って、ゆっくりゆっくりチームワークを育てたおかげでいい感じですよ。

読者へメッセージをお願いします。

門井駿治院長 かどい歯科クリニック6

当院は、来て良かったという安心感を提供できる、気楽に相談に来ていただけるクリニックをめざしています。相談といっても、本当に些細なこと、例えば最近噛みづらくなった気がするでもいいし、特に気になることはないけれど問題がないかチェックしてほしいでもいいのです。何も問題ないことがわかると安心材料になると思いますし、まだ表面に出てきていない問題がある場合は早期解決につながりますからね。それぞれにライフワークや家庭の事情などありますから、経済的な面や時間的な面なども考慮し、フレキシブルな計画を立てていきます。そのためにどうしてもお話の時間は長くなってしまいますが、問題解決できるようにお手伝いしますので、まずは相談に来ていただけたらと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント/36万3000円、オフィスホワイトニング/4万1800円、小児矯正/27万5000円、マウスピース型装置を用いた小児矯正/27万5000円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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