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親子で虫歯・歯周病を防ぐために
定期検診・メンテナンスに行こう

ノリデンタルクリニック

(揖斐郡大野町/北神戸駅)

最終更新日:2025/02/18

ノリデンタルクリニック 親子で虫歯・歯周病を防ぐために 定期検診・メンテナンスに行こう ノリデンタルクリニック 親子で虫歯・歯周病を防ぐために 定期検診・メンテナンスに行こう
  • 保険診療

歯に痛みを感じてしぶしぶ歯科医院に行くと、虫歯や歯周病がだいぶ進行していて、治療に時間や高い費用がかかったことはないだろうか。ひどい場合には抜歯が必要になってしまった人もいるだろう。虫歯や歯周病は予防法のある疾患である。虫歯や歯周病の症状を大きく悪化させないためには、普段の歯磨きに加えて、歯科医院でのメンテナンスを怠らないことが重要。そのため、幼い頃から歯科医院への定期通院や検診を習慣づけることは、将来にわたって健康な歯を維持するために大切なことだ。また、定期的に通院することで口の悩みも相談しやすくなる。例えば高齢者の口腔機能の低下も、歯科医院で対処できる場合があるのだ。歯科医院へ定期的に通院することの重要性について、「ノリデンタルクリニック」の浅野元宣院長に聞いた。

(取材日2024年12月11日)

虫歯、歯周病、口腔機能低下症の予防や早期対処のために、定期通院を習慣化しよう

Q歯科医院へ定期的に通う重要性を教えてください。
A
ノリデンタルクリニック 優しい笑顔で患者と接する浅野院長

▲優しい笑顔で患者と接する浅野院長

虫歯や歯周病を予防するためには、家での歯磨きだけでは不十分です。自分では磨けない部分をきれいにしてもらうために、歯科医院でクリーニングを受ける必要があります。さまざまな状況により個人差はありますが、できれば2〜3ヵ月に1回、少なくとも半年に1回は、歯科医院でメンテナンスするのが良いでしょう。歯に痛みを感じてから歯科医院に行くと、すでに虫歯や歯周病が進行していることも多く、そうなると治療期間や費用の負担が大きくなってしまいます。場合によっては抜歯が必要になることもあります。先手を打って歯科医院へ通院することで、歯の寿命を延ばし、健康な口の中を維持することができます。

Q子どもは何歳くらいから歯科医院に通い始めれば良いでしょうか。
A
ノリデンタルクリニック 幼い頃から歯科医院への定期通院や検診を習慣づけることが大切

▲幼い頃から歯科医院への定期通院や検診を習慣づけることが大切

子どもの乳歯は2歳半ぐらいまでに生えそろいます。乳歯は虫歯になると進行が早いので、予防のために歯科医院へ通うことが重要になります。自分で口をゆすぐことができる3歳〜4歳になったら、かかりつけの歯科医院を決めて親子で通い始めるのが良いでしょう。それ以前にも、1歳半健診や3歳健診の歯科検診で何か指摘があれば、すぐに歯科医院へ相談しましょう。遅くとも就学前には一度、歯科医院で口の中を診てもらうことをお勧めします。さらに、幼稚園や保育園の健診や学校健診で歯並びの指摘があれば、一度歯科医院で歯列矯正についても相談してみるのが良いと思います。

Q歯周病になってしまった場合の診療の流れを教えてください。
A
ノリデンタルクリニック 気づかないうちに虫歯や歯周病が進行していることも

▲気づかないうちに虫歯や歯周病が進行していることも

まず歯周病の検査を行います。歯周ポケットの状態や、エックス線撮影、さらに染め出しなどで、歯周病の進行具合を確認します。軽度であれば、歯石取りや、歯科医院での歯磨き指導に従うことで状況の改善をめざせるでしょう。一方重度の歯周病の場合、歯周病の治療を阻害する古いかぶせ物をやり直したり、揺れてきて残すのが難しい歯の抜歯といった外科処置などをしたり、幅広い治療が必要になることが多いです。大切な歯を失わずに長く使い続けるためにも、歯周病の予防や早期対処は必要不可欠です。

Q歯周病になった場合、どんなメンテナンスが必要ですか。
A
ノリデンタルクリニック 歯周病は再発しやすいため入念な歯磨きと歯科医院でのケアが必要

▲歯周病は再発しやすいため入念な歯磨きと歯科医院でのケアが必要

歯周病と診断された場合は、初めのうちは頻繁に歯科医院に通って、歯石取りや検査を行う必要があります。また、歯科衛生士から家庭でのデンタルフロスや歯間ブラシといった補助的清掃用具の使い方のアドバイスを受けましょう。歯周病は再発しやすい疾患です。症状の改善が見込めたとしても、一度罹患した部分は細菌に侵されやすく、すぐに悪い状態に後戻りしてしまう可能性があります。入念な歯磨きと歯科医院でメンテナンスを受け、自分のお口の中の状況を常に意識して維持・改善に努めましょう。

Q口腔機能低下症についても教えてください。
A
ノリデンタルクリニック 口腔機能の低下に対し、トレーニング指導も実施する

▲口腔機能の低下に対し、トレーニング指導も実施する

虫歯や歯周病は年齢を問わず罹患するリスクがありますが、高齢者はさらに口腔機能低下症にも目を向ける必要があります。これはお口の機能が低下することで、噛めない、飲み込めない、口が乾燥するなどの症状が現れる疾患です。歯科医院で口腔機能の検査を受け、こうした症状に対処できる可能性があります。口腔機能低下症を予防することは全身の健康の維持に関与することがわかってきています。「年を取ったから仕方ない」「入れ歯のせいでうまく口を使えないだけ」と考えず、まずは歯科医院に相談し、ご自身のお口の中の問題点をしっかりと把握していただくことが重要です。その上で歯科医院でトレーニングの方法やアドバイスを受けましょう。

ドクターからのメッセージ

浅野 元宣院長

歯科医院というのは怖い場所、痛い治療をされる所という印象が拭えない方も多いでしょう。だから、歯が痛くなったときにだけ通院している人も少なくないと思います。しかし歯が痛いと感じた時にはもう虫歯や歯周病がだいぶ進行していて、結果として痛いと感じる治療が避けられないケースが多くなります。ですので歯が痛くなる前に、歯を傷めないために、そしてお口の健康を維持するために歯科医院へ通うことを心がけましょう。虫歯になりやすい子ども時代から、予防のために歯科医院へ通う習慣をつければ、その後の通院のハードルが下がるはずです。ぜひ定期通院や検診を習慣づけて、長く自分の歯を保ってほしいと思います。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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