親知らずの抜歯や粘液嚢胞、舌小帯など
難しい処置も専門家が対応
ウィズ歯科クリニック 新松戸
(松戸市/新松戸駅)
最終更新日:2025/08/13


- 保険診療
歯科口腔外科を標榜している歯科医院を受診しても、歯茎に埋まっている歯の抜歯などの難しい症例は二次医療機関に紹介されるケースが多い。大学病院へ行くとなると時間もかかり、心構えも必要だろう。「ウィズ歯科クリニック 新松戸」は、口腔外科の専門家が複数在籍し、大学病院レベルの抜歯手術にも対応している心強い歯科医院だ。手島秀院長には、同院で受けられる手術の内容や安全面に対する工夫、親知らずを早めに抜いたほうがいい理由など、じっくり教えてもらった。
(最終更新日2025年8月6日)
目次
身近なかかりつけのクリニックで大学病院レベルの処置にも対応。痛みや恐怖心に配慮した治療にも注力
- Q難症例の抜歯にも対応していると聞きました。
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A
▲難症例にも対応できる技術と設備で、大学病院レベルの治療を提供
「難抜歯」と呼ばれるものにも対応しています。例えば、深く埋まっている親知らずや、神経に近い場所にあって抜けないと診断されるような親知らずの抜歯も当院では対応しています。かかりつけの歯科医院で大学病院を紹介されたけれど、「行くのが大変だから」と、大学病院宛てに書かれた紹介状を持って当院に来る方もいるんですよ。町のクリニックで大学病院レベルの治療ができれば地域の患者さんの負担も減らせますから、今後も技術の向上に努めていきたいと思います。当院には個室のオペ室があり、設備がそろっている中で治療が受けられることも特徴です。
- Q親知らずは生え方によって抜歯の難しさが変わるのだとか。
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A
▲難症例にも対応できる技術と設備で、大学病院レベルの治療を提供
はい、水平埋伏といって真横になってしまっている歯は難症例に当てはまります。生え方以外にも、根っこが長い親知らずや、下顎管(かがくかん)という顎の中にある管に近い場所にある親知らずは、難易度が高くなります。また40歳を超えると歯の骨が硬くなって抜歯が難しくなるため、年齢も難易度に関わります。真っすぐに生えていて虫歯などになる心配がない親知らず以外は、骨のやわらかい若いうちに抜歯を検討してみてください。腫れている時はすぐに抜けないケースもあるので、良いタイミングで抜歯できるように定期検診の際などに相談しておくといいでしょう。
- Q抜歯など外科処置の際に工夫されていることはありますか?
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A
▲難しい親知らずの抜歯も、専門の歯科医師が丁寧に診断・対応
まずは問診をしっかりと行うことです。既往歴や飲んでいる薬、アレルギーの有無、歯科に対する苦手意識についてもお聞きして、施術時の対応に生かします。麻酔も使用し、痛みへの配慮も怠りません。親知らずの抜歯は比較的若い方が多いものの、高齢の方もいらっしゃるので、その場合は生体モニターで全身管理も行います。あと、遠方から来られている方は当日に抜歯することもありますが、基本的にはエックス線を撮ってリスク説明を行い、歯石があるときは掃除をして口腔環境を整えてから抜歯を行います。口の中が汚れていると菌がたくさんいる状態なので、歯茎を切って抜歯する際に感染すると、腫れたり、回復が遅れたりする場合があるからです。
- Qほかにこちらで受けられる処置はどんなものがあるのでしょうか。
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A
▲安心して治療を受けることができる環境を整えているという
口唇や舌下部にできる粘液嚢胞の切除や、脱臼や裂傷、お子さんの舌小帯や上唇小帯異常の手術にも対応します。顎関節症は一般歯科でも診ていますが、痛みが出ている場合など治療が難しいケースは口腔外科で対応することもあります。簡単な口腔内の腫瘍の切除も行っていますし、正しく永久歯が生えることを阻害する過剰歯の摘出も対応できます。
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。