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山田 泰平 院長の独自取材記事

あん女性のためのクリニック

(目黒区/大岡山駅)

最終更新日:2025/06/02

山田泰平院長 あん女性のためのクリニック main

東急目黒線・大井町線の大岡山駅から歩いて4分ほど、閑静な住宅街の中に「あん女性のためのクリニック」はある。院長を務める山田泰平先生は順天堂大学医学部を卒業後、さまざまな病院で産婦人科医としての研鑽を積んできた。日本産科婦人科学会産婦人科専門医の資格を有し、数多くの診察や産婦人科手術を実施。幅広い年代の患者と接し、かつ理事長であり妻の山田絢奈氏が長年にわたり女性特有の体調不良に苦しむ姿を見て、同院の開設を決意したという。また、忙しい現代女性のため、完全予約制・オンライン診察・薬の毎月定期配送など、時代のニーズに合わせた仕組みを導入している。そんな山田院長に、開業に至ったきっかけや同院の特徴、患者と接する際に大切にしていることなど、じっくりと話を聞いた。

(取材日2025年1月22日)

妻の思いをきっかけに開業。女性に寄り添う医院へ

まずは開業された経緯を教えてください。

山田泰平院長 あん女性のためのクリニック1

当院は2024年8月に開業しました。きっかけとなったのは、妻が婦人科の疾患由来の体調不良に悩む姿を間近で見てきたことです。その経験から、医師として女性の一生に寄り添い、きめ細かなケアを提供したいという思いが強くなり、妻とともに開業しました。女性の心身の健康を守るためには、専門的な医学的知見に基づく継続的なケアが欠かせません。それだけでなく、女性が置かれている環境や社会的な役割についても深く理解することが大切だと考えています。当院では、そうした視点を大切にしながら、患者さん一人ひとりに寄り添い、心から安心していただける診療をめざしています。

理事長である絢奈さんの思いがきっかけとなり、開業したのですね。

そうですね。妻は社会人として7年間働いてきましたが、その中で女性特有の体調不良に向き合うことの重要性を実感したそうです。女性の体は生理、妊娠、出産、更年期といったライフステージや環境によって繊細に変化します。「病気ではないけれど、倦怠感が続く」「イライラが止まらない」「肌荒れが気になる」など、女性特有の心や体の不調は、時には我慢しようと思えばできてしまうこともあります。しかし、その中には医療の力でサポートできることがたくさんありますし、体調を整えることでQOL(生活の質)の向上にもつなげられます。どんな小さな悩みでも結構ですので、気軽に相談してほしいですね。

大岡山という場所を選ばれた理由は何でしょうか。

山田泰平院長 あん女性のためのクリニック2

私の出身地ということが一番大きいですね。この土地には特別な思い入れがありますし、地域の皆さんに寄り添った医療を提供したいという気持ちがありました。また、クリニック名の「あん女性のためのクリニック」は、私の祖母の名前にちなんでいます。当院は、もともと祖母が住んでいた家を改装して作りました。実は祖母の家系は代々産婦人科を営んでいて、「あん産婦人科」という名前で地域に親しまれていたんです。私が産婦人科医になったのも、そんな家系の影響が大きいですね。親戚の家で産まれた私自身が、その家族の歴史を受け継ぎ、また新しい形でこの地域に貢献できることをとてもうれしく思っています。

予約制やオンライン診療など、忙しい現代女性に配慮

クリニックの特徴は何でしょうか。

山田泰平院長 あん女性のためのクリニック3

当院は、更年期障害やPMS(月経前症候群)といった女性特有のお悩みに力を入れています。患者さんのお話をしっかりと伺うことを大切にしている点が大きな特徴ですね。特に初診の方には最大30分の診察時間を確保し、医師がじっくりとお悩みをヒアリング。些細なことでも気軽にご相談していただけるよう、圧力にもなりかねる白衣はあえて着ていません。症状やつらい部分だけでなく、その背景にある家庭環境やお仕事、生活リズムなども含めてヒアリング。これらを知ることで、患者さんにとって最適な治療を提案できるからです。例えば、朝晩の薬の服用が負担になりそうな方には1日1回で済む薬を、ピルが苦手な方には漢方をお勧めしています。また、どうしても飲み忘れが心配な場合には、子宮内に装着する避妊具を提案することも。患者さん一人ひとりの生活スタイルや体質に合わせて処方を考えることが、私たちの役割だと思っています。

婦人科だけでなく、美容皮膚科にも対応されているのだとか。

はい。当院では、内用薬、外用薬を用いながら、肌のお悩みにも対応しています。これらは、患者さんにもっと美しく健康でいてほしいという絢奈理事長の提案から始まったものです。理事長は、世の中には科学的根拠のない化粧品があふれ、多くの女性がその影響を受けている現状に、強い不満を抱いています。ですので、当院で紹介する美容製品はすべて理事長自身が実際に使用し、確認したもののみです。成分について疑問があれば、製造業者に問い合わせて確認をすることもありますね。理事長は、「きれいになりたいという気持ちは軽んじるべきではない」と常々言っています。その考えに賛同し、私も医師として専門知識も磨きながら、患者さん一人ひとりの気持ちに真摯に向き合うことを大切にしています。

オンライン診療にも注力されていると伺いました。

山田泰平院長 あん女性のためのクリニック4

当院では、忙しい現代女性が無理なく健康管理を続けられるよう、オンライン診療に力を入れています。初診からオンラインで診療を受けていただけるため、時間や場所にとらわれず、どなたでも気軽にご利用いただけます。また、お薬の定期配送サービスも実施。ピルや漢方、ホルモン治療のお薬などを毎月ご自宅にお届けしますので、「忙しくて病院に通う時間が取れない……」という方でも安心です。定期的に診察を受けていただく必要はありますが、通院の頻度を抑えながら適切なケアを続けていただけます。半年に1度、1年に1度の診察で大丈夫な場合もありますので、ぜひご相談ください。

完全予約制やSNSアプリでのフォローなど、患者さんに寄り添ったサポートが多々ありますね。

そうですね。患者さんの貴重な時間を無駄にしないため、完全予約制を採用しています。10分刻みの予約システムとなっており、待ち時間は最長でも10〜15分程度です。他の患者さんと鉢合わせることもなく、スムーズに診察を受けていただけます。SNSアプリでは医師やスタッフが症状の変化を定期的に確認。不安があればいつでもご相談いただけます。「ちょっとした出血が気になる」「この薬との飲み合わせはどうだろう?」といった些細な疑問でも構いません。また、患者さん一人ひとりに合わせたオーダーメイド処方も行っています。女性特有の心身の不調には漢方が有用な場合もあるのです。ピルや漢方、またはその併用など、症状や体質に最適な処方をご提案しています。

すべての女性に輝いてほしい

患者さんと向き合う中で、どんな瞬間にやりがいや喜びを感じますか?

山田泰平院長 あん女性のためのクリニック5

患者さんがどんどん前向きになっていく姿を見るのが、本当にうれしい瞬間ですね。最初は体調不良や不安を抱えて、暗い表情で来院される方もいらっしゃいます。でも、通っていくうちに身体が整うことが望めるようになって、表情が明るくなり、美しさや自信を取り戻していかれる。その変化が目に見えてわかるんです。中には、他の患者さんとのふれあいの中で勇気をもらって、表情がパッと変わる方もいて。そんな瞬間に立ち会えると、「この仕事をしていて良かったな」と心から思います。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

山田泰平院長 あん女性のためのクリニック6

当院では、オンラインでも対面でも気軽にご相談いただける環境を整えています。「普段とちょっと違うな」「なんだか気分が優れない」といった些細なことでも、ぜひお越しください。「これは産婦人科に行くべき症状なのかな?」と迷われる方も多いと思いますが、そんな時こそ気軽に足を運んでいただきたいですね。実は、クリニック名に「産婦人科」をつけなかったのも、女性ならどなたでも来やすい雰囲気を作りたかったからなんです。診察の結果、婦人科系の疾患でなければ、適切な医療機関をご紹介しますので、ご安心ください。将来的には女性医師をチームに迎え、さらに患者さんに寄り添える体制を整えていきたいと考えています。どんな些細な悩みでも、お一人で抱え込まずに、ぜひ私たちにご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

妊娠検査/7500円、HPVワクチン/3万円、インフルエンザワクチン/4500円、新型コロナウイルスワクチン/1万5000円、風疹ワクチン/7000円、ブライダルチェック(感染症検査)/1万5400円

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