健康な人にも相談できる場所がある安心を提供したい。心の症状と関係の深い体の症状にも着目

Q保険診療だけではなく自由診療の選択肢も用意されていますね。

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▲気軽に通えるように、幅広い診療に対応

今まで培ってきました専門の医師としての適切な保険診療だけではなく、自由診療というアプローチもご提案できるようにしています。それは患者さんの多様化したニーズに対して多くの選択肢を用意したいという思いからです。その中には、精神科の医師としてハードルの低いご相談に乗る自費診療、心理士によるさまざまな心理療法やプログラムを用いたカウンセリングや心理テストがございます。他に、セラピストによる体のケアなども提供しています。

Q医師による自費診療には、どのようなメリットがありますか。

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▲リラックスして受診できるような雰囲気を作る

心療内科や精神科を受診したくない理由として、薬をたくさん処方される不安、精神疾患と診断されることが怖い、保険に加入できなくなるのが困るなどのご心配があると思います。保険診療ではどうしても診断をつけることが必要となりますが、自費診療であればそこにとらわれる必要がありません。それだけでなく、家族が認知症や精神的な病気ではないか、どのように対応したらいいかといった家族相談や、ご自身の家族関係や職場でのマネジメントの仕方、ライフワークをどう考えていったらいいか、育児や介護相談、体調不良でまず何科を受診したらいいか、加齢とどう向き合えばいいかといった幅広い相談も伺っています。雑談ベースのお話も歓迎です。

Qカウンセリングはどのようなものですか。

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▲院長、スタッフともにコミュニケーションを大切にする

トレーニングされた心理士による心理カウンセリングは、25分と50分のどちらかを選択していただきます。症状やご希望に合わせて対人関係療法や認知行動療法などの心理療法取り入れることもできます。ご自身の特性や得意、不得意を理解して対処法を挙げる目的で、心理テストなども受けることができます。また、メンタルの不調から休職していた方向けの復職プログラムもあります。仕事のストレスを振り返り、頼れるサポート資源を確認したり、睡眠や体力知的活動のバランスを向上させ、実際の仕事内容に触れて慣らしていくといったプログラムになっています。復職後もご自身が作成したワークシートを振り返れるので再発予防に役立つと思います。

Q診療以外にも体のケアを取り入れていることも特徴的ですね。

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▲緑が彩りを添え、カフェのようなおしゃれな待合室

保険診療での薬物療法や精神療法では改善できない体の不調もあり、どのように体をケアしていけば良いのかご相談される機会が多かったのです。精神的には落ち着いてきていても、緊張が抜けず方のこわばりが抜けない方や、呼吸が浅くなって全身が痛いなどその訴えはさまざまです。脳と体は相互関係にあり、体のケアで脳の機能にアプローチできることもあるのです。当院のセラピストはアメリカでケアを学んだ方。中枢神経と体の関係性を考慮したケアを得意とし、300種類ほどの中から、患者さんに適したケアを提案してくれます。当院のスタッフや私自身もケアしていただいており、脳と体のケアを総合的に行っていくことの良さを実感しています。

Q最近はうつ病へのアプローチも多様化しているのですね。

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▲患者に寄り添い丁寧な診察を心がける

はい。薬物療法や心理療法のほかに、TMS治療（経頭蓋磁気刺激療法）にも注目しています。これは、脳の特定部位に磁気刺激を与えることで、機能の回復を図る治療です。18歳以上のうつ病に適応があり、薬物療法を続けていても効果が乏しい場合などに選択肢の一つとなります。週2～5回の通院で1クール20回程度となるため、休職期間中に集中して治療を行いたい方などにも向いているのではないかと思います。