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守田 健太郎 院長の独自取材記事

くちと歯クリニック

(小田原市/小田原駅)

最終更新日:2024/10/10

守田健太郎院長 くちと歯クリニック main

再開発が進み、多くの観光客を迎える新幹線駅としてのたたずまいを整えつつある小田原駅西口駅前。駅前ロータリーに面して立つ、住商複合高層ビルの2階にある「くちと歯クリニック」は、駅から数十秒で到着できるアクセス抜群の歯科クリニックだ。シックな内装で統一された院内は、まるでホテルのロビーのような落ち着いた雰囲気。プライバシーが確保された個室診療室では、守田健太郎院長が柔和な笑顔で迎えてくれた。「予防を軸に、40年以上にわたり地域のお口と歯の健康を守り続けてきた本院の理念とノウハウを、分院である当院でも実践していきたいです」と、話す守田院長に、同院の特徴やこだわりについて、詳しく聞いた。

(取材日2024年9月12日)

一般・小児歯科から予防、外科処置まで幅広く対応

クリニックの成り立ちと先生のご経歴を簡単にお聞かせください。

守田健太郎院長 くちと歯クリニック1

当クリニックは、地域に根差して40年以上診療を続けている「ほたるだ歯科医院」の分院として、2024年8月にオープンしました。「ほたるだ歯科医院」の山下伸司院長は私の義父で、大学時代に歯学部で出会った妻も歯科医師です。私の出身は千葉県ですが、横須賀の神奈川歯科大学へ進学し、卒業後に獨協医科大学口腔外科へ入局したことをきっかけに栃木へ移り、大学病院での診療や栃木県内の歯科医院の院長職などを担ってきました。結婚後は義父の歯科医院で副院長として5年ほど診療を経験し、当院の開院に至りました。私は、歯科口腔外科を専門としており、親知らずの抜歯やインプラントなどの外科処置、顎関節症などにも対応可能です。

お義父さまのクリニックで診療された経験はいかがでしたか?

本院は、今ほど予防の重要性が浸透していなかった時代から、長くその大切さを訴え、実践してきた歯科クリニックです。それまで診療してきたどの拠点より、お口の中の状態が良い患者さんが多いのが印象的でした。本院では、予防プログラムを受けていただいた後、治療に入るのが、基本的なスタイルなのです。プロのメンテナンスを定期的に受けていらっしゃる患者さんは、予防に対する意識も高く、セルフケアにも熱心。当然、お口の中も良い状態が長く保たれるのです。改めて、予防の大切さを実感しました。当院でも、本院での経験を生かして、予防を軸とした診療を提供したいと考えています。

クリニックのコンセプトを教えていただけますか?

守田健太郎院長 くちと歯クリニック2

マイナス1歳、つまり生まれる前のおなかの中にいるときから100歳を超えるまで、笑顔で過ごしていただくために、「くちと歯」の健康を守るための歯科医療を提供するクリニックです。予防をベースに、口腔外科での経験も生かしながら、「キレイ」「優しい」「痛くない」をコンセプトに、治療を行っています。小田原駅西口のロータリーに面したビルの2階という便利な立地で、通っていただきやすいのも魅力ではないでしょうか。

落ち着きのある内装がすてきですが、こだわった点があればお聞かせください。

4つある診察室はすべてプライバシーに配慮した個室とし、それぞれに患者さん用とスタッフ用の2つの出入口を設けています。これは、スムーズな動線を確保すると同時に、院内での感染リスクを抑えるための工夫です。また、院内の照明は温かみのある暖色系に統一してありますが、診療の精度を担保しつつ、リラックス感を演出できる新鋭機器をセレクトしました。他院では、待合室はぬくもりと落ち着きを優先した照明でも、診察室に入ると色や形がよく見えることを優先し、白っぽく明るい照明となっているケースが多いようですが、この機器は両方をかなえてくれるため、院内全体に統一感をもたらすことができました。

治療精度の向上と感染対策、患者理解のための設備

設備面も充実していますね。

守田健太郎院長 くちと歯クリニック3

マイクロスコープや歯科用CT、短時間のスキャンで立体画像が得られる口腔内スキャナーなど、治療精度の向上に欠かせない機器をそろえました。一般・小児歯科や予防歯科はもちろん、矯正歯科や歯周外科治療、インプラント治療、親知らずの抜歯、顎関節症治療などにも広く対応できる体制です。また、口腔外バキュームを導入しているほか、オートクレーブや洗浄機など、診療に関わる機器の清潔に関わる機器も、性能にこだわって選びました。すべてのツールは診療ごとに洗浄・消毒後、パウチに入れて滅菌しています。必要に応じて患者さんの目の前で密封されたパウチを開封するので、安心して診療を受けていただけると思います。さらに、診療ユニットに2面の大型モニターを設置しているのもこだわりポイントです。

大きなモニターを2面というのは珍しいですね。

従来もモニターに口腔内写真やレントゲン画像などを映して診療することはありましたが、画面が小さいと患者さんに説明する際に見えづらいと感じていました。また、1面しかないと都度画面を切り替える必要があります。そこで、大型モニターを2面設置し、主に上面を治療用、下面を説明用とすることにしています。画面の切り替えや拡大も手元で操作でき、処置ごとに記録を入力することも可能です。ペーパーレスを採用しており、予約から問診、診療記録までシステム上で情報を一元管理できるのですが、診療や処置を行いながら同時に記録もできるので、効率的でスムーズです。

診療の際に心がけていることはありますか?

守田健太郎院長 くちと歯クリニック4

丁寧な説明で、患者さんにご理解・ご納得をいただいた上で治療を進めることを心がけています。初診時に必ず撮影する口腔内写真や、ケースごとに用意している視覚資料などを活用し、患者さんの理解を確認しながら進めています。また、「痛みに配慮する」「お待たせしない」というのも大切にしているポイントです。痛みの軽減のため表面麻酔を用いて、注射もゆっくりと注入するなどの工夫をしています。ほかに、待ち時間短縮のため歯科衛生士の担当制や予約システムなどを導入しています。

将来を見据え、「また来たい」と言われる診療を実践

ご専門を選ばれたきっかけがあれば教えてください。

守田健太郎院長 くちと歯クリニック5

大学では懸命に学び、歯科口腔外科を専門に選びました。医局では外科手術に邁進しました。もともと手先が器用だったことから処置自体が楽しく、夢中で取り組んできました。その後、一般歯科での診療を経験して、一つの分野に特化するのではなく、オールマイティーに対応できる能力こそ必要だと感じ、さらに幅広く研鑽を積んで現在に至ります。大学入学前の自分を知る人からは、現在の姿を見て驚かれることもあります。

今後の展望を教えてください。

まだオープンしたばかりですが、来院された方から「ここなら通えそう」と言っていただくことが多く、うれしく思っています。もちろん、その言葉を受けられたのは自分だけの力ではありませんが、今後も「また来たい」と思っていただけるよう努めていきたいです。歯科医師は直接患者さんの喜ぶ姿を拝見でき、感謝も受けられる素晴らしい仕事だと感じています。何でも相談できて、何年も安心して通い続けられる歯科クリニックになれればと考えています。

読者に向けて、メッセージをお願いします。

守田健太郎院長 くちと歯クリニック6

本院の山下院長は、世の中に虫歯があふれる洪水状態だった時代から、虫歯にならないためのケアや再治療にならないような治療を模索し続け、試行錯誤してきた歯科医師です。そこから学んだ理念やノウハウを、当院でもしっかりと実践していきたいと考えています。虫歯の治療だけでなく、どうしたら虫歯にならないかを考え、10年後、20年後を見据えた治療をめざしています。親知らずの抜歯やインプラント治療、顎関節症の治療など、口腔外科領域にも対応できることが強みです。訪問診療も行っています。日常のケアからお困り事まで、いつでもお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/45万円~ ※症状によって異なります。
矯正治療/65万程度 ※症状によって異なります。

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