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歯科医師と患者の信頼関係がポイント
予防管理型歯科医院の診療

市が尾スノードロップ歯科

(横浜市青葉区/市が尾駅)

最終更新日:2024/10/11

市が尾スノードロップ歯科 歯科医師と患者の信頼関係がポイント 予防管理型歯科医院の診療 市が尾スノードロップ歯科 歯科医師と患者の信頼関係がポイント 予防管理型歯科医院の診療
  • 保険診療

虫歯などのトラブルを治すための「治療」から、未然に防ぐための「予防」へと変化している歯科医療。良い口腔内環境の維持をめざすには定期的な通院が必要となるため、歯科医師と患者との信頼関係が重要となる。このような背景の中、「手抜きをせず、一生懸命」をモットーとした診療で、患者の信頼を集めているのが「市が尾スノードロップ歯科」の菊岡慎友院長だ。常に全力で患者と向き合うがゆえに、時には意見がぶつかることもあるという。しかし、根底にあるのは「患者のために」という思い。そのために、技術を磨き続ける菊岡院長の人柄に惹かれ、県外からはるばる時間をかけて通院する患者も多い。歯科恐怖症の克服にも患者と二人三脚で取り組んでいる菊岡院長に、同院の特徴や診療時の心がけなどについて話を聞いた。

(取材日2024年9月19日)

手を抜かずに全力で、時間をかけて一人ひとりの患者と向き合う

Q歯周病の治療に注力されていますね。
A
市が尾スノードロップ歯科 対話を通じて患者の心に寄り添う診療を心がける菊岡院長

▲対話を通じて患者の心に寄り添う診療を心がける菊岡院長

歯周病が進行すると、虫歯の原因になるだけでなく、歯並びや噛み合わせが悪くなるなど口腔内環境が悪化してしまいます。ですから1本の歯だけを治療するのではなく、お口全体の幅広い治療をしないと、歯周病は改善できません。さらに歯周病は糖尿病などの生活習慣病をはじめ、全身疾患にも影響を与えますので、患者さんは生活スタイルも改善していく必要があります。このように歯周病治療というのはお口全体を診る必要があり、歯科医師には幅広い知識と経験、技術が要求されます。僕はホームドクターとして歯科分野からできるアドバイスをすることで、皆さんの生活の質を高めるお手伝いをしたいと考えています。

Q丁寧な治療を心がけているとお聞きしました。
A
市が尾スノードロップ歯科 歯科治療を通して生活の質の向上をサポートする同院

▲歯科治療を通して生活の質の向上をサポートする同院

今までの経験の中で「10分で終わる治療はあるのか?」と思うことがありました。歯というのは複雑で、人それぞれ口腔内環境も異なるため、経験豊富な先生方が治療しても、再治療になってしまうケースがあります。それを5分や10分で終わらせるのは無理があります。当院が30~60分かけて治療するのは、一人ひとりに合わせて全力で行うとそれくらいの時間が必要だからです。そして治療後に時間の余裕があれば、写真を使って治療内容を説明しています。また、定期的に通院していただくことで、自然と患者さんの歯科意識は高くなります。意識が変わると、口腔内環境だけでなく、顔の表情や振る舞いが変わり、生活の質も高まっていくはずです。

Q予防管理型歯科医院とはどのようなものですか?
A
市が尾スノードロップ歯科 治療イメージなどの説明には大きなモニターを使用

▲治療イメージなどの説明には大きなモニターを使用

昔の歯科医院は「痛くなってから治療」することがほとんどでしたが、近年は「痛くなる前に予防」する場所に変わってきています。さらにプラスアルファ、いかに良い状態を維持・管理するかが問われる時代になりました。これを担うのが予防管理型歯科医院です。当院では頭部エックス線規格写真で骨の成長を見て、「将来、お口の環境が悪くなりそうだから前もって矯正したほうが良い」などと提案し、口腔内を管理しています。また全身疾患がある場合、医科の先生と連携し、全身を含む管理を提案したり口腔内環境の改善を図ったりすることもできます。こうして全身の健康増進につなげることが、僕自身そして予防管理型歯科医院の役割でもあるのです。

Q乳幼児から高齢者まで、幅広い年齢の患者さんが訪れていますね。
A
市が尾スノードロップ歯科 子ども連れでも安心できるキッズスペースを併設した診療室

▲子ども連れでも安心できるキッズスペースを併設した診療室

赤ちゃんの治療では、まず不安を与えないことを心がけています。1~2歳の子は、知らない人に口の中を触れられたら泣くのが当たり前です。口を開けることができたなら1歩前進。この1歩を積み重ねて3~4歳になると、自然とチェアに座って口を開けられるようになります。小学生になると「痛いことをされそうで嫌だ」と思う子もいますが、根気強く正面から向き合って説明すると、納得して口を開けてくれることが多いですね。ただし必要であれば叱ることもあります。これは成人も同じで、一人ひとりできることできないことが違うので、その患者さんに合った方法で接することを大切にしながら、一緒に治療を進めていくよう心がけています。

Qデジタル化も積極的に進められていますね。
A
市が尾スノードロップ歯科 歯並びのデータを採りシミュレーションを行う口腔内スキャナー

▲歯並びのデータを採りシミュレーションを行う口腔内スキャナー

待ち時間の短縮をはじめ、患者さんのメリットが大きいからです。3Dスキャナーを使用すると、長時間口を開けっぱなしにする必要はなく、負担が少なく型採りできます。さらにデータを送るだけで歯科技工士さんはすぐに詰め物やかぶせ物を製作できる。患者さんにお口の状況を説明する際には大型モニターを使います。お口の中を初めてご覧になる方は、驚かれるかもしれませんね。その驚きを治療へのモチベーションにしていただきたいと思っています。SNSを利用した予約は、誰でも簡単に利用できるはずです。デジタル化によりスタッフの負担が軽減されると、患者さんへのサービス向上にもつながります。結果的に全員が幸せになると感じています。

ドクターからのメッセージ

菊岡 慎友院長

不安があるとき、親身になって話を聞いてくれる医療者に出会えると、皆さんの幸せにつながると思います。ただし、患者さん自身が治療内容を理解し、納得できない限り不安は解消しません。口の中は普段見えませんので、口頭だけでなく、モニターなどを用いて視覚的に説明してくれる歯科医院がお勧めです。僕は他院から来られた患者さんの診療で、丁寧な治療が施されていると「これなら安心ですね」と、担当された先生に伝えたくなります。反対にどこかで僕の治療を見た先生にも同様に感じてもらいたい。そして、すべての患者さんに「治療をされた」ではなく、「治療してよかった」と言ってもらうのが目標です。そのために今後も精進していきます。

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