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佐々木 直樹 院長の独自取材記事

用賀ささき歯科矯正歯科

(世田谷区/用賀駅)

最終更新日:2024/09/12

佐々木直樹院長 用賀ささき歯科矯正歯科 main

用賀駅からすぐの場所にある「用賀ささき歯科矯正歯科」では、一般歯科や小児歯科、根管治療、口腔外科、矯正、インプラント、歯髄保存療法と、歯の悩みに広く対応している。佐々木直樹院長は大学院で歯周病について専門的に学び、臨床の場でも保険診療・自費診療ともに広く研鑽を積んできた。コミュニケーションを大切に、口腔内トラブルの根本的な改善と再発予防に取り組んでいる。「家」をコンセプトに設計したという院内は、間接照明を用いたアットホームな雰囲気。子どもから高齢者まで、家族で通いやすいクリニックだ。子どもの患者にも温かな目を向ける佐々木院長に、これまでの経歴や同院の特徴について話を聞いた。

(取材日2024年8月19日)

ロゴマークに思いを込め、歯の悩みに幅広く対応

先生のこれまでのご経歴をお聞かせください。

佐々木直樹院長 用賀ささき歯科矯正歯科1

昭和大学を卒業後、母校の補綴科でかぶせ物や義歯の分野、東京高輪病院の口腔外科部長であった大橋勝先生のもとで口腔外科の分野の経験を積みました。その後、東京医科歯科大学の大学院に進み、現在は同大学で教授を務めていらっしゃる片桐さやか先生のもとで、歯周病について研究と臨床をともに学び、日本歯周病学会歯周病専門医の資格も取得しました。また、その他のインプラントや義歯、かぶせ物などさまざまな分野についても、川越の関口歯科や新宿のサンライズ歯科医院などで多くの経験を積むことができました。そして、2024年7月に当院を開業しました。

幅広い経験を積んでこられたのですね。

そうですね。歯周病が専門ではありますが、補綴などの勉強会にも所属していましたし、保険診療にも自費診療にも携わってきました。また大学院の研究ではエビデンスに基づくことの重要性を、臨床の場では患者さん一人ひとりに丁寧に向き合う大切さを学べたと思います。開業前に勤務していたのは、表参道にある若林歯科医院です。それまでは保険診療中心のクリニックで経験を積んでいたのですが、やはり患者さんの望みをかなえるには保険診療だけでは限界があると感じ、若林健史先生のもとで自由診療について深く学ばせていただきました。そちらでは分院長も務め、これらの経験は現在のクリニック運営にも大いに生かされています。

こちらではどのような診療に対応しているのですか?

佐々木直樹院長 用賀ささき歯科矯正歯科2

一般歯科や小児歯科、根管治療、口腔外科、矯正、インプラント、歯髄保存療法と、歯のお悩み全般に対応しています。なるべく削らない「MI治療」をコンセプトに、低侵襲な治療を心がけています。重度な歯周病に対する歯周組織再生療法や歯茎の移植も可能です。矯正を専門とする歯科医師、経験豊富な歯科衛生士、また外部の歯科技工士さんとも連携を取りながら、各自の強みを生かして患者さんの歯の健康を支えています。この辺りにはファミリー層も多く、親子で来院される方も多いですね。勤務医時代の患者さんが遠方からいらっしゃることもあるんですよ。当院の患者さんは歯について真剣に考えてくださる方が多く、歯科医師としてうれしく思います。

診療で大切にしていることは何ですか?

患者さんとのコミュニケーションです。当院では、口腔内の根本的な改善と再発予防をめざしていますが、患者さんが考えているゴールは異なる場合もあります。そこを理解していくために症状の確認だけでなく、患者さんのライフスタイルや考え方にも踏み込んでいかなくてはなりません。治療計画の説明はわかりやすく、納得していただいてから受けていただくことも大切です。そのために問診やカウンセリングには十分な時間を設けています。実は当院のロゴマークは、コミュニケーションを表す「吹き出し」と、信頼関係を表す「ハート」をモチーフにしているんです。「コミュニケーションを大切にしたい」という思いをこのロゴマークに込めました。

子を持つ親の視点で、実体験を交えたアドバイス

専門性を生かしてチームで歯科診療に取り組んでいるのですね。

佐々木直樹院長 用賀ささき歯科矯正歯科3

はい。矯正歯科の先生や歯科衛生士と意見を出し合って、一口腔単位の総合的な計画を立てられるのが当院の強みです。また詰め物やかぶせ物には高い審美性の要求があったり、義歯の作製では口腔内の状態に応じてさまざまな設計が必要とされます。そういった、個々のご希望に沿った補綴物の作製にも対応していくため、歯科技工所と密な連携を取るようにしています。お子さんの場合は成長に合わせて必要な治療が変わってきますが、口腔機能育成や矯正治療も含めて適切なタイミングを見極めています。私が重視しているのは、症状の根本的な改善。たとえ時間がかかったとしても、丁寧に治療を進めるスタイルです。当院の治療に携わる歯科医師やスタッフは私と同じ方向を向きながら、各自の能力を生かして歯科診療に取り組んでいます。

子どもの「歯医者さん通い」はいつから始めれば良いのでしょうか?

何歳であっても「早すぎる」ということはありません。歯が生えそろうまでは治療として介入できることは少ないのですが、お子さんの場合「歯ブラシや歯医者さんに慣れる」ということも大切です。思うように進まないこともあるかもしれませんが、親御さんには焦らずに長い目で見守ってほしいと思います。手始めにスポンジ製の歯ブラシでスタートすることもいいかもしれません。私にも3歳と0歳の息子がおりまして、歯磨きをさせるのに一苦労しています。そんなときは大好きな絵本で気分転換をさせるなどの工夫をしているんですよ。多くのご家庭で同じような苦労をされているのではないかと思います。お子さんの歯磨きで困ったことがあれば何でもご相談ください。子を持つ親としての実体験を交えながらアドバイスさせていただきます。

子どもの診療の際に工夫していることはありますか?

佐々木直樹院長 用賀ささき歯科矯正歯科4

子どもの患者さんには、わが子と同じように愛情を持って接しています。うっかりしてわが子の名前で話しかけてしまったり、自分のことを「パパ」と呼んでしまうこともあるくらいです(笑)。お子さんからは「お口の中を触る人」と思われるでしょうから、痛い思いや怖い思いをさせないようにと心がけています。症状や治療内容については、お子さんご本人にも説明をしています。もちろん親御さんにもお伝えしますが、その歯をお持ちなのはお子さんご本人ですからね。なるべくご理解いただけるよう、わかりやすい言葉遣いも心がけています。当院は「家」を思わせるような温かな雰囲気がコンセプトです。キッズスペースにはおもちゃを置いて、子どもがワクワクできる空間をつくりました。まるでもう一つのおうちのように「また行きたい」と楽しみにしてもらえるような場所になれたらうれしいですね。

根本的な改善をめざし、患者とともにゴールを考える

ところで、先生はなぜ歯科医師をめざしたのですか?

佐々木直樹院長 用賀ささき歯科矯正歯科5

理数系が好きで手先が器用だったことから、歯科医師をめざすようになりました。父はピアニストで歯科とは関わりがなく最初はどのような仕事なのかわかりませんでした。しかしその後、歯科医師となり経験を積む中で、知識と技術に加えてコミュニケーションがとても大切だと感じるようになりました。口の悩みで来院される患者さんの主訴の解決は最低限必要ですが、その根本的な原因は何なのかが最も大事だと考えています。カウンセリングでは、歯の構造や歯周病・虫歯のメカニズムなど、多くのことを説明させていただき、逆に患者さんの考えやライフスタイルを教えていただくことで、それぞれに合ったゴールを一緒に考えられるようにしています。

お忙しい日々の中、お休みの日はどのようにお過ごしですか?

ドライブがてら動物園や避暑地に行ったり、ショッピングを楽しんだりと、妻や子どもたちと家族で出かけることが多いです。私はもともと体を動かすことが好きで、中学高校ではバスケットボール部、大学時代はスキー部に所属して、大人になってからはゴルフも楽しんできました。子どもが生まれてからはスポーツを楽しむ機会が減りましたが、一緒にさまざまなスポーツを楽しみたいですね。「息子が2人とも成人したら、お酒を酌み交わしたい……」と夢見ていますが、下の子はまだ生まれたばかりの0歳。少し先の話になりそうですが、その日を楽しみにしています。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

佐々木直樹院長 用賀ささき歯科矯正歯科6

小児歯科や小児矯正、予防歯科、専門的な歯周病治療、義歯やインプラントと、お子さんからご高齢の方まで、ご家族の歯の悩みを支えていきたいと思っています。重視しているのは、口腔内トラブルの根本的な改善と再発予防。一人ひとりに合わせた治療提案を心がけていますので、ともにゴールを考えていきましょう。

自由診療費用の目安

自由診療とは

成人矯正/88万円~、小児矯正/38万5000円~、インプラント治療/55万円~、歯髄保存療法/3万3000円~、歯周組織再生療法/16万5000円~、歯茎の移植/5万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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