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厳選された素材から選択
歯を長持ちさせるためのセラミック治療

京橋 あゆみ歯科クリニック

(大阪市都島区/京橋駅)

最終更新日:2024/11/15

京橋 あゆみ歯科クリニック 厳選された素材から選択 歯を長持ちさせるためのセラミック治療 京橋 あゆみ歯科クリニック 厳選された素材から選択 歯を長持ちさせるためのセラミック治療
  • 自由診療

虫歯を削り、白くきれいな素材の詰め物(インレー)やかぶせ物(クラウン)を施すセラミック治療。保険治療で用いられる銀歯と異なり、天然歯と同じ色・質感の素材を用いるため審美面に優れた治療とされる。審美面だけでなく、機能面においても優れていると話すのは「京橋 あゆみ歯科クリニック」の野田大介院長。セラミック治療後は二次虫歯になりにくく、歯を長持ちさせることが期待できるという。セラミックにはさまざまな素材があり、それぞれにメリット、デメリット、性能、費用が異なる。同院で行うセラミック治療では、どのような素材が使われるのか、そして、なぜ歯を長持ちさせることができるのか。セラミック治療の特性や同院ならではの特徴を野田院長に聞きながら、治療の流れをレポートした。

(取材日2024年10月1日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Qセラミック治療のメリットは何でしょう?
A

一般的に、詰め物やかぶせ物は銀歯というイメージがありますが、銀は5年から10年でさびてくるため銀歯にも数年で黒さびが発生し、周囲や表面が劣化していきます。歯と技工物の境目に隙間が生じると、そこから食べ物や歯垢(プラーク)が入り込み、虫歯や歯周炎の原因に。一方で、セラミックは白くて天然の歯に近いという審美面だけでなく、二次虫歯の発生リスクが低く、耐久性に優れていることも大きなメリットです。また、保険適用の白い素材は硬さの平均が120メガパスカルなのに比べて、自費のセラミックは460から1000メガパスカルあるため、詰め物の部分がすり減って噛み合わせが合わなくなることもほとんどありません。

Qこちらでは、どのような素材を使っているのですか?
A

当院では、白い詰め物、かぶせ物はすべてジルコニアを使用しています。ジルコニアは、二ケイ酸リチウムガラスなどオールセラミックと呼ばれている素材に比べ、2倍以上の硬さがあるセラミック素材とされています。過去、ジルコニアは硬さはあるけれど、白さがのっぺりしている、ベタ塗りのような白といわれる時代がありましたが、近年のジルコニアはグラデーション色や透明感のある多種多様な素材がそろっています。当院では、その中から厳選し、素材の質感や色味、価格帯など、患者さんのニーズに合わせた多種類のジルコニアをそろえています。現在では、治療で用いるセラミック素材の開発は、ジルコニアが主流になっています。

Qセラミック治療を受ける際のベストな受診のタイミングは?
A

よくある来院のきっかけとしては、歯が痛い、詰め物が取れたなどが多いと思いますが、痛くなってからの受診では、神経を取る治療や歯を抜く治療になる可能性もあります。受診が遅れることで治療の部位が大きくなれば削る量も多くなってしまいますし、セラミック治療ではなく抜歯して入れ歯やブリッジなどの治療になる可能性もあります。それを防ぐためには、定期検診を受けに2~3ヵ月に1回は歯科医院に来て、歯石を取ったり虫歯チェックを受けたりするのが良いと思います。その中で見つかった虫歯であれば、簡単な保険の治療でも問題ない程度の大きさで済むはずです。セラミック治療においても早期発見、早期治療、予防が大切です。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診と視診、精密な検査
京橋 あゆみ歯科クリニック 問診と視診、精密な検査

来院して主訴を伝え、口の中がどのような状態であるのか説明を受ける。口の中の状態に伴い、この歯は抜歯の必要がある、この歯は削るなど、何の治療が必要になるかを確認。その際、自身の気になる点や悩み、不安なことなどをしっかりと伝えることが大事。エックス線検査、歯周ポケット検査、口腔内の写真撮影などを行い、それらのデータをもとに治療計画を立てる。歯の根が炎症を起こしているケースでは歯科用CTの検査も行う。

2治療計画の説明
京橋 あゆみ歯科クリニック 治療計画の説明

一つの診断に対してさまざまな治療方法があるため、複数の治療計画を立てる。全体の治療計画の説明を受け、治療によって予測される結果、それぞれの治療方法のメリット、デメリットを聞いた上で治療方法を選択。治療方法の中に、詰め物やかぶせ物があれば、銀歯なのか保険の白い素材か、自費のセラミックかなどを決定。セラミックを使用する場合、色素、質感、値段などが異なる何種類かのセラミックの中から素材を選択する。

3歯周基本治療の実施
京橋 あゆみ歯科クリニック 歯周基本治療の実施

最初に歯周基本治療を行ってから技工物の作製工程に入る。歯周基本治療には3~4回の通院が必要。歯周病などで歯茎が腫れている状態の時に型採りを行うと、土台の歯にマッチした技工物が作れないため、歯茎のケアや口腔内のクリーニングを行い歯茎の収縮を図る。口腔環境が整った状態でセラミック治療を行うことは、虫歯の再発リスクを防ぐという観点からも重要。型採りは3Dスキャナーで行うため、患者の身体的負担は少ない。

4技工物の作製と装着
京橋 あゆみ歯科クリニック 技工物の作製と装着

型採りから技工物の完成までは約1週間。同院では、厳選した素材をもとに専門の歯科技工士が作製にあたり、精度にこだわって技工物に仕上げていく。虫歯部分以外はできる限り歯を削らず、細心の注意のもとで技工物の装着が行われる。技工物の装着時間は1本から4本までであれば、約30分から45分で完了。セラミックは素材の特性としてプラークがつきにくいため、汚れもたまりにくく虫歯ができるリスクの低減につながるという。

5治療後のメンテナンス
京橋 あゆみ歯科クリニック 治療後のメンテナンス

治療が終了した後、技工物を入れた部分が再び虫歯にならないよう2~3ヵ月に1回は定期的なメンテナンスを受ける。歯をきれいな状態のまま保つことができても、歯周病になれば抜歯の可能性も出てくる。噛める歯が少なくなれば健康寿命にも影響してくるため、同院では長い年月できる限り多くの歯を残していくことをめざし、メンテナンスに注力しているそうだ。

ドクターからのメッセージ

野田 大介院長

セラミック治療はただ歯をきれいにするだけでなく、自分の歯を長持ちさせるための治療です。当院では、できる限り歯の切削量を少なくすることや、細い針を使った麻酔を用いて治療時の痛みにも配慮。加えて、先進のデジタルスキャナーで型採りをすることで、装着後に合わない、外れるといったことが起こらない精密な技工物の作製につなげています。また、セラミックの素材を厳選し、技術者も全国のセミナーに足を運んで技術の研鑽に努めていること、最初に歯周基本治療を行って長持ちするセラミック治療をめざしている点も、当院の特徴といえるでしょう。自分の歯を大切にしたい、長く自分の歯で食べたいという方にぜひお勧めしたい治療です。

野田 大介院長 京橋 あゆみ歯科クリニック

自由診療費用の目安

自由診療とは

ジルコニアの詰め物/20万円~、ジルコニアのかぶせ物/10万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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