越前谷 澄典 理事長の独自取材記事
GDHインプラントオフィス札幌
(札幌市中央区/札幌駅)
最終更新日:2024/09/30

札幌駅やさっぽろ駅、大通駅から徒歩数分圏内。札幌随一の繁華街にある「GDHインプラントオフィス札幌」は、インプラント治療を中心とした専門的な歯科医療を提供するクリニック。院内に一歩足を踏み入れると、高級ホテルと見紛うほど洗練されたラグジュアリー空間が広がっている。「患者さまに心から笑顔になっていただきたくて、設備面にもしっかりとこだわりました」と話すのは、同院が所属する医療法人社団スマイルオフィスデンタルクリニックの理事長であり、同院院長の越前谷澄典先生。「すべての人々に最高の笑顔と噛める喜びを創造するOne team」のスローガンを掲げる同院では、精密な治療の追求はもちろん、接遇まで徹底して満足度の高い診療をめざしているという。同院の目標とする診療について詳しく聞いた。
(取材日2024年9月5日)
すべての人に夢と希望を届けられる歯科医院へ
こちらのクリニックのコンセプトを教えてください。

たった一度きりの人生、家族や友人とすてきな時間を過ごしていただきたい。長年、歯への悩みを抱えてきた患者さまに「夢と希望」をお届けしたい。それが当院のめざすところです。院名にはそんな思いを込めて、「GDH」つまり「Give Dream and Hopes」とつけました。当院は専門的なインプラント治療を提供し、専門の異なる複数の歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士がタッグを組み、クリニック全体で治療に取り組んでいるところが大きな特徴です。また他にも矯正治療や根管治療、ホワイトニングなど幅広い診療を提供していますので、お口のお悩みはなんでもお気軽にご相談いただければと思います。
院内の設備にもこだわっていると伺いました。
北海道ではあまり見かけないような設備を取りそろえています。例えば、大きな手術を受けられる方の体の負担を軽減するための高気圧酸素室や、精密なインプラント手術と同時に同室内でのCT撮影も可能なハイブリッドオペルームなどです。診療スペースは患者さまに窮屈さや恐怖感を与えてしまわないよう、ガラスで仕切った開放的な半個室を採用しています。一方、プライバシーをしっかりと守るべきカウンセリングは完全個室で行い、ベビーカーや車いすをお使いの方もそのままご入室いただけます。その他、手術後にゆっくりお休みいただけるリカバリールームも用意。治療機器も、肉眼の80倍まで視野を拡大できるマイクロスコープ、精度にこだわった歯科用CT、3Dの光学スキャナーなど先進のものをそろえました。
どんな患者さまが多くいらっしゃいますか?

専門的なインプラント治療を行っていますので、他院からのご紹介で来院される方が多いです。当院は頬の骨にインプラント体を埋めるための治療法にも対応できるので、札幌市内だけでなく、遠くは関東や関西地方からもおみえになります。幅広い術式に対応しているためご予算に合わせた治療を選択できること、術後の回復を早めるために手術時間をできる限り短くしていること、日本歯科麻酔学会歯科麻酔専門医による安全性に配慮した静脈内鎮静法を実践していることなどから、幅広い患者さまの不安な気持ちに寄り添っています。また当院が休みの日でも、同じ医療法人の分院でアフターケアを受けられるなど、年中無休のフォロー体制を取っている点が患者さまの安心につながっているように思います。訪問診療も行っているので、将来通院が難しくなってもずっとご利用いただけます。
互いに高め合うチーム医療でより良い治療を「創造」
診療を通じて心がけていらっしゃることは?

「すべての人々に『最高の笑顔』と『噛める喜び』を創造するOne teamとなることで、物心両面での幸せを追求すること」をモットーとしています。「すべての人々」には、当医療法人のクリニックに通ってくださっている患者さまはもちろん、スタッフや関係業者の方々まで全員を含みます。誰が欠けても、私たちのめざす理想の歯科医療は成立しません。「最高の笑顔」とは、安心の医療によるスマイルライン、歯の色調、お顔との調和といった審美的な美しさに加え、良好な人間関係に裏づけられた心からの笑顔と喜びも意味します。そして最終的なゴールは、皆さんに「噛める喜び」を味わっていただくことです。歯の欠損や口腔内のトラブルで悩む患者さまにとって、当院が最後の希望となり、ここで受ける治療が人生最後の治療になることをめざしています。
それを実現するための「One team」なのですね。
そうですね。私たちが考える理想のチーム医療は、各自が自分の職域に責任と自信を持ちつつ、互いを認め合い、尊重し合うことで、より良い医療を創造していくことです。例えば良いインプラント治療を行うためには、補綴など他のさまざまな分野の専門知識と技術も必要となります。だからこそ、当院ではインプラントを専門とする私だけでなく、専門の異なる歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士を含めスタッフ全員で治療に取り組みます。それぞれの得意分野を持ち寄り、その人の長所を発揮してもらうことが何より大事だと思うのです。チームプレーが重視されるスポーツと同じだと考えます。各自の専門分野に集中してもらいながら、関わる人の数を増やしていくほどチームが強くなれる思っています。
先生が考える「物心両面での幸せの追求」とは?

自己成長ややりがいを実感できる環境をつくることです。当院は歯科医師の教育機関としての役割を担っていくことも目標としています。「この診療ならこの人」という各ジャンルの権威を育てて、新しい先生にその知識や技術を伝承していきたいと考えています。それがひいては患者さまの利益になっていきますから。そして人・物・情報にしっかりと投資していくことも大事だと思っています。そうすることで全スタッフの物心両面での幸せを追求し、より良い歯科医療を実現していきたいと願っています。
診断の精密さや丁寧な所作に配慮しわかりやすい説明を
先生はそもそも、なぜ歯科医師の道へ進まれたのですか?

子どもの頃、大好きだった祖母に「そんなに手先が器用なんだから、歯医者さんになればいいじゃない」と言われたのがきっかけです。歯科医師になって何十年もたちましたが、今も「趣味は難しいオペ」と言えるほど治療が好きなんです。よく、ドラマで執刀医が「メス」と言ってメスを手渡してもらうシーンがありますが、最近はそうする意味がわかるようになりました。自分でメスを取ると目線がそれるので、集中力が切れてしまうんです。それくらい集中を極めると、手の感覚が研ぎ澄まされていい仕事ができる気がします。歯科医師としての人生を私は楽しんでいますし、患者さまにももっと人生を楽しんでいただきたい。口元に自信が出れば毎日がもっと楽しくなると思います。そのために大事なのが診断と説明。そしてゴールは人を美しくすること。そこへの興味が尽きないので、毎日診療していて本当に楽しいです。
お忙しいかと思いますが、お休みの日は何をしていますか。
週末は都内などで勉強会に出て過ごすことが多いです。仕事が好きなので、運転中や入浴中も常に仕事の着想を得ています。気分を変えたい時は、暖かい地域に行ってバイクに乗ったり、トレーニングをしたり。基本はキャンプが好きなアウトドア系なのですが、最近はテレビゲームにもはまっています。何かに夢中になっている人を見ると、そんなに楽しいのかな、と自分も興味を持ちます。だから多趣味で、ずっと寝て過ごすようなことはありませんね(笑)。
読者へメッセージをお願いします。

懸命に日々、仕事、手術を命がけで全力でやっていますが、ちょっとした仕草で横柄に見えてしまったり、不快感を与えてしまったりすることがあります。患者さまや仕事の仲間とのお付き合いは人間同士のつながりですから、相手を嫌がらせないことが大事だと思います。私も日頃から所作や態度に気をつけ、スタッフにも丁寧な対応をお願いしています。診断と説明を大切にして心地良く過ごせる院内づくりを心がけていますので、お困り事があればぜひご相談ください。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/38万5000円~、歯列矯正/44万円~、ホワイトニング/上下1回1万6000円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。