インプラントや入れ歯で
楽しい食事時間を取り戻すことをめざす
しんまつど駅ノ歯科
(松戸市/新松戸駅)
最終更新日:2024/11/19


- 保険診療
- 自由診療
欠歯があっても「入れ歯はつらそう」「インプラントは費用が心配」などと放置している人もいるだろう。しかし、食事のたびに不自由を感じているならば、きちんと治しておきたいところだ。歯科診療の進化に伴い、見た目にも噛み心地にも配慮した治療法も増えている。「健康を維持するためにも、歯を失ったらできるだけ早く補うようにしてください」と「しんまつど駅ノ歯科」の尚原弘治院長も注意を呼びかける。インプラント治療に強みを持つ歯科医師や入れ歯治療に特化した歯科技工所との連携もある同院。「髪の毛1本入っても違和感を覚える繊細な器官である口腔を、細心の注意を払って治療しています」という尚原院長に、インプラントや入れ歯について詳しく聞いた。
(取材日2024年7月12日)
目次
インプラントや入れ歯でよく噛める口を取り戻すことをめざし、健康的な生活を守ってほしい
- Q歯を失ってしまった際の治療法を教えてください。
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A
▲患者一人ひとりに合った適切な治療を提案している
基本的には入れ歯、ブリッジ、インプラントという3種類の治療法があります。インプラントは自費診療ですが、入れ歯とブリッジは人工歯や土台に使用する材料によって保険診療もしくは自由診療となります。例えば、保険診療の入れ歯ではプラスチックの土台しか作れず、2〜3mmという厚さがあるため違和感を感じる人も少なくありません。一方、自由診療ならば1mm未満の金属床が可能となり、食べ物の熱さ冷たさも感じやすいという利点があります。さまざまな治療法があるので、虫歯(う蝕)や歯周病で歯を失っているならば、できるだけ早く歯科医院へ相談してください。
- Q保険診療と自由診療にはどのような違いがありますか。
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A
▲患者の不安や緊張をほぐすカウンセリング制度を導入
自由診療ならばより審美性や強度に優れた素材にこだわれますが、その分、保険診療よりコストがかかります。当院では治療を開始する前にしっかりとカウンセリングを行い、保険診療も自由診療も含めてどのような選択肢があるのかを提示。それぞれのメリットだけではなくデメリットもお話しして、患者さん自身に選んでいただくようにしています。特に大切にしているのは患者さんとのゴールの共有です。高望みをして「こんなはずではなかった」とならないようにしなくてはいけません。逆に患者さんが思っている以上の改善が期待できる場合もよく説明して、治療に取り組むモチベーションが維持できるようにしています。
- Q自由診療の代表格、インプラントのメリットは何ですか。
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A
▲歯科用CTの結果をもとにわかりやすい説明を行う
期待できるメリットとしては、自分の歯と同じように固いものも食べられ、見た目も自然で、健康な歯を削らずに治療できるといった点が挙げられます。しかし、太い血管や神経も通っている場所に異物を埋めるので、まひなどが起きないよう歯科用CTで口腔内を3次元的に検査することも欠かせません。加えて当院では、基本的に2人の歯科医師で手術に臨むようにしています。一方向からの視点ではどうしても限界もあり、ダブルチェックできる体制は強みといえるでしょう。2人のほうが手術時間も短くて済むので、患者さんの負担軽減にもつながります。ただ、人工歯が入るまで数ヵ月かかるという点がネックになる人もいるかもしれませんね。
- Q続いて、入れ歯治療についても詳しくお聞かせください。
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A
▲自費診療での多彩な選択肢を用意している同院
1〜2本の入れ歯なら型採りをした次の受診日には受け取ることもできるので、欠歯を迅速に解決したい方にお勧めです。また、できるだけ安く済ませたい場合も、保険診療の入れ歯治療を選択するのが正解でしょう。一方、自由診療でバネを使用しないノンクラスプデンチャーを取り扱うクリニックも増えています。当院ではより違和感が少ない、内側がシリコーン製のタイプを選択可能ですが、こちらはまだ珍しいかもしれませんね。ただし、強度に優れた金属床も含め、どの入れ歯もいずれ壊れてしまう可能性はあります。定期的なメンテナンスや生活に応じた調整は必要です。例えば、固いものが好きな方はより定期的に通っていただく必要があります。
- Qインプラントも入れ歯もメンテナンスが大事なのですね。
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A
▲健康的な生活を送るためにも、定期的なメンテナンスが必要
どんな道具でも買っておしまいではなく、長持ちさせたければメンテナンスが必要ですよね。それは、インプラントも入れ歯も同じです。さらに、口の中は年齢とともに変化していくので、それに合わせて微調整していかなくては、使えなくなってしまうことさえあります。さらに、インプラントの周囲組織で起きやすいインプラント周囲炎を発症してしまうと治療が大変ですし、最悪、埋め込んだインプラント体を抜く事態にもなりかねません。入れ歯も掃除を怠れば残っている歯の健康を損ない、粘膜症から口腔カンジダ症になるケースもあります。インプラントも入れ歯もできるだけ長く快適に使えるように、ぜひ定期検診を怠らないようにしてください。
自由診療費用の目安
自由診療とは金属床義歯/33万円~、内側がシリコーン製タイプのノンクラスプデンチャー(ソケット)/14万800円〜、ブリッジ/18万円〜、インプラント治療/40万円~ ※治療終了までにかかる総額となります。【自費診療料金についての詳細はHPをご覧ください】
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マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。