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河村 良彦 院長の独自取材記事

こどもデンタル河村

(薩摩川内市/上川内駅)

最終更新日:2026/03/05

河村良彦院長 こどもデンタル河村 main

鹿児島県薩摩川内市の静かな住宅街に「こどもデンタル河村」はある。ステンドグラスが施された入り口を開けると、まるで洋館のような落ち着いた空間が広がり、ここが歯科医院であることを忘れてしまいそうだ。2020年に開業した同院は、独自のアプローチで小児歯科のイメージを覆すことに力を注ぐ。院長の河村良彦先生は、保護者がリラックスすれば子どももリラックスするという考えのもと、保護者目線で空間を設計。「お子さまへ最高の笑顔をプレゼントしたい」と予防歯科を軸に、リトミックプログラムなど診療を超えた体験も提供している。物静かな口調で話す河村院長だが、喜んでいる顔を見るのが好きだと笑顔を見せる。「特別な日常」を届けるクリニックづくりへの思いを聞いた。

(取材日2026年2月4日)

恩師から学んだ「特別な日常」を届ける小児歯科

先生がこの地で開業されるまでの経緯をお聞かせください。

河村良彦院長 こどもデンタル河村1

地元である薩摩川内市で開業することは、小さい頃から漠然と決めていました。親族に医療従事者が多く、医療の道に進むことが自然と身近に感じられる環境で育ったことも大きかったように思います。ただ、単に地元に帰るだけではなく、この地域のために何か役立てることを学んで帰りたいという思いがありました。大学卒業後は、富山県にある歯科医院を初期研修先に選び、そこで多くのことを学ばせていただいたんです。その後、鹿児島大学でも研鑽を積み、2020年5月に当院を開業しました。新型コロナウイルス感染症の流行の真っただ中でしたが、患者さんが少ない分、一人ひとりをしっかり診ようという気持ちでスタッフと話し合い、ゆっくりとスタートを切ることができました。

小児歯科の道に進まれたきっかけを教えてください。

実は、最初から小児歯科を志していたわけではないんです。初期研修先として選んだ歯科医院が、小児歯科を専門にしていまして。そこで出会った先生にとても良くしていただき、小児歯科の考え方や予防の大切さを学びました。その先生がいなかったら、今のような診療にはなっていなかったと思います。特に印象に残っているのは、子どもの頃から予防を始めることの重要性。小さなうちからしっかりお口の健康管理をしておけば、将来にわたって良い状態を維持できるという考え方に深く共感しました。そしてもう一つ、初期研修先の先生から学んだのが「特別な日常」という発想です。歯科医院は定期的に通う場所だからこそ、普通とは少し違う、気分が高揚するような空間であるべきだと。この考え方が、現在の当院の根幹になっています。

おっしゃるとおり、まるで洋館のようなとてもすてきな院内ですね。内装のこだわりを教えてください。

河村良彦院長 こどもデンタル河村2

ありがとうございます。小児歯科というと、原色を使ったりキャラクターを飾ったりするイメージがあるかもしれませんが、お子さんというのは新しい場所に来た時、ここはどんなところなのかと、保護者の表情を確認するんですよね。だから、親御さんがリラックスできる雰囲気にすれば、子どももリラックスできるだろうと考えました。ホームページにも院内の写真をほとんど載せていないのですが、それは初めて来た方に驚いてもらいたいから。ステンドグラスが張られた玄関の扉を開けた瞬間に「特別な日常」を感じ、お子さんと保護者の皆さんの喜んでいる姿を見られたときは、私もうれしくなります。「何度でも来たくなる」、そんな歯医者さんをめざしています。

予防歯科を軸に、子どもの健やかな成長を見守る

力を入れている診療について教えてください。

河村良彦院長 こどもデンタル河村3

予防に一番力を入れています。フッ素塗布はもちろんですが、保護者への食事や仕上げ磨きの指導なども丁寧に行っています。子どもの頃から予防を始めるのは、本当に大事なことです。1歳くらいの小さいお子さんでも、歯科医院に来続けることで自然と慣れてくれますし、慣れた状態であれば、万が一治療が必要になったときもスムーズに進められるでしょう。また、当院では、お子さんの診察時には親御さんには必ず隣に座っていただきます。お子さんが頑張っている姿を見ていただきたいですし、その場で説明まで行います。お子さんのお口の状態を一緒に確認しながら、ご家庭でのケアについてもお伝えすることができるのです。

お子さんの矯正についてもお聞かせください。

当院のコンセプトは、将来にわたって健康な歯と歯並びを獲得できるようにすることです。そして成人する頃には、自分でしっかり管理できるようになることが目標。矯正についても、予防の一環として捉えています。希望される方にはもちろん、将来的に矯正が必要になりそうなケースや、早めに介入したほうが良い場合には、こちらから早い段階で声をかけるようにしています。例えば、そのまま放置すると将来手術が必要になる可能性があるような場合は、保護者にきちんとお伝えします。矯正するかどうかは最終的にはご家庭の判断ですが、選択肢を知っていただくことが大切だと考えています。

お子さんや保護者と接する際に心がけていることはありますか。

河村良彦院長 こどもデンタル河村4

来院するたびに、歯ブラシの持ち方や磨き方といった小さなことでもいいので、何か一つでも持って帰ってほしいと思っています。実は、お子さんとの会話はすべてサブカルテにメモしてあるんです。「ランドセルを買った」という話が出たら書き留めておいて、次に来院したときには「ランドセルを背負って学校まで歩いてみた?」と聞いてみたり。子どもたちも慣れてくると自分からたくさん話してくれるようになりますし、そうした積み重ねが信頼につながると考えています。また当院は診療空間をオープンにしているのですが、そこには、子どもたちの社会性を育みたいという思いもあります。隣で同じように治療を頑張っている子の姿を見て、自分も頑張ろうと思ってもらえたらうれしいですね。

診療だけでなくリトミックや読み聞かせ体験も届けたい

診療以外にも、さまざまな取り組みをされているそうですね。

河村良彦院長 こどもデンタル河村5

はい。プロの演奏家をお招きして、リトミックと音楽をかけ合わせた「アンフィティア」というプログラムを開催しています。アンフィティアとは、絵本の読み聞かせをはじめ、ピアノやフルートの生演奏によるクラシック音楽、童謡を楽しみながら体を動かすプログラムのことで、子どもが自分の可能性を広げる場をめざしています。その中では、歯ブラシを使って、お口の健康への意識を高める内容も入れています。継続して参加してくださる方も多く、親戚のお子さんを連れてくる方もいらっしゃいますよ。また、絵本専門士の資格を持つ方と連携して、読み聞かせのイベントも企画しているところです。クリニックの2階には院内文庫を設けていて、絵本や児童文学の名作などをそろえています。

スタッフさんについてお聞かせください。

スタッフには本当に助けられています。季節のディスプレイやイベントの企画など、「こういうのがあったらいいと思います」と積極的に提案してくれるので、とてもありがたいですね。現在いる歯科衛生士は全員、子育て経験のあるママさん歯科衛生士なので、お子さんへの対応にも慣れていて安心してお任せできます。日々の診療においてはチームワークが欠かせません。スタッフともいい関係を築けるよう、日々努力を重ねています。

最後に、読者へメッセージをお願いします。

河村良彦院長 こどもデンタル河村6

口の中というのは、食べることや言葉を話すことに関わる、本当に重要な器官です。それをどれだけ健康に使えるかということが、人生の幸福につながると私は思っています。そのための土台をつくるには、子どもの頃から準備することがとても大切。小さいうちから歯科医院に通い続けることで、お口のケアが生活の一部になっていきます。そして成人する頃には自分でしっかり管理できるようになる。それが理想の姿だと考えています。ぜひ、かかりつけの歯科医院を見つけて、お子さんの健康を守る一助にしていただければうれしいです。今後も、より多くの患者さんを受け入れられる体制を整えながら、地域をしっかり支えられるクリニックになりたいと考えています。帰る頃には、泣いていたお子さんも笑顔になれる。そんな場所づくりを心がけています。気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

小児矯正/30万円~

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