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歯を失った時の身近な選択肢
入れ歯はインプラントとどう違うのか

やちよ中央エキ総合歯科・やちよ中央キッズデンタル

(八千代市/八千代中央駅)

最終更新日:2025/10/06

やちよ中央エキ総合歯科・やちよ中央キッズデンタル 歯を失った時の身近な選択肢 入れ歯はインプラントとどう違うのか やちよ中央エキ総合歯科・やちよ中央キッズデンタル 歯を失った時の身近な選択肢 入れ歯はインプラントとどう違うのか
  • 自由診療

歯を失った場合の治療法として挙げられる、入れ歯・ブリッジ・インプラントといった治療法。最近ではインプラント治療に力を入れる歯科医院が増えているが、治療費が高く外科手術が必要なことから、実際には入れ歯やブリッジを選択している患者も多いようだ。自分にはインプラントが向くのか入れ歯が良いのか、悩んでいる人もいるだろう。そこで今回、「やちよ中央エキ総合歯科・やちよ中央キッズデンタル」の大野賢範院長に取材した。大野院長は東京歯科大学で総入れ歯を学んだ入れ歯の専門家で、訪問診療や高齢者の嚥下・摂食療法にも詳しい。加えてインプラント治療も多く手がけ、包括的な視点から患者一人ひとりに適した治療法を提案しているという。入れ歯治療が気になる人、入れ歯かインプラントかで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてほしい。

(取材日2025年9月19日)

持病があっても受けられる入れ歯治療。多様なタイプがあるほか、清掃性が良く手入れがしやすいメリットも

Q歯を失った際には、どのような治療が必要になるのでしょうか?
A
やちよ中央エキ総合歯科・やちよ中央キッズデンタル 精密に検査を行い、どの治療が最適か判断する

▲精密に検査を行い、どの治療が最適か判断する

欠損歯の治療法としては、入れ歯・ブリッジ・インプラントがあります。周囲の歯に負担をかけず、自然に近い噛み心地が得やすいという点ではインプラントが最も優れています。ブリッジはある程度噛む力は得られますが、周囲の歯を削ることが必要になり、残っている歯に負担をかけることになります。また、インプラントやブリッジは自分で取り外しができないので、清掃性が悪い点はデメリットとなります。入れ歯は自分で取り外しができるため、インプラントやブリッジに比べて清掃性が良く、清潔に使いやすいのがメリットです。どれにもメリット・デメリットがあるので、特徴をよく知って自分に合った治療法を選ぶことが大切です。

Qこちらでは、入れ歯の治療に力を入れていると伺いました。
A
やちよ中央エキ総合歯科・やちよ中央キッズデンタル 全身疾患の有無も治療を進める上で重要

▲全身疾患の有無も治療を進める上で重要

入れ歯は、インプラントやブリッジに比べて噛む力が弱く、クラスプのかかる歯に負担がかかるデメリットはありますが、多くの種類があり、設計の自由が利きやすく患者さんの要望に応えやすいため、とても有用な治療法だと考えています。インプラントは外科手術が必要で、糖尿病や心疾患などの持病がある方や、歯を支える骨が少ない方は治療が受けられないことがありますが、入れ歯は基本的にどんな方でも治療を受けられるのも大きな魅力ですね。とりあえず入れ歯にしておいて、後からブリッジやインプラントに替えることもできますし、高齢になられた時にご家族や介護者が手入れしやすいのもメリットだと思います。

Q保険診療の入れ歯と自由診療の入れ歯の違いを教えてください。
A
やちよ中央エキ総合歯科・やちよ中央キッズデンタル それぞれの違いを丁寧に伝えて、治療の提案を行っていく

▲それぞれの違いを丁寧に伝えて、治療の提案を行っていく

保険診療の入れ歯は見た目や機能的な部分、使える材料などについて制限がありますが、そうした点でいろいろ工夫できるのが自由診療の入れ歯の特徴です。例えば自由診療の金属床の入れ歯では、金属の部分に温かさや冷たさがよく伝わり、食べ物のおいしさを感じやすくなります。ノンクラスプデンチャーは、クラスプという留め金を使わないため自然な見た目をめざせます。より自然な美しさに仕上げるためにセラミックの人工歯も使えます。また、当院では噛み合わせを合わせるための器具を使って入れ歯を作製します。保険診療でも噛み合わせは重視していますが、調整にかけられる時間が限られることは知っておいていただきたいですね。

Q入れ歯はどのくらいの期間で作製できるのですか?
A
やちよ中央エキ総合歯科・やちよ中央キッズデンタル 自費と保険の入れ歯では、作製工程に違いがある

▲自費と保険の入れ歯では、作製工程に違いがある

歯の欠損数にもよりますが、保険診療の総入れ歯を例に挙げると、型採りをして噛み合わせを記録し、試し入れをして歯並びと噛み合わせ、位置を見て完成となります。装着してからの調整も入れると、歯科技工所とのタイミングにもよりますが、来院回数は4回から5回、作製期間は2ヵ月ほどと考えてください。自由診療の総入れ歯の場合は、最初の型採りをして、その方専用の型採りの枠を作ります。精密印象という2回目の型採りを行い、噛み合わせの記録を取り、人工歯を並べて噛み合わせを調整し、試し入れと調整を行って完成となります。来院回数は5回から6回、作製期間については2、3ヵ月かかると思います。

Q長持ちさせるためのポイントについて教えてください。
A
やちよ中央エキ総合歯科・やちよ中央キッズデンタル 自宅でのケアと、定期メンテナンスが長持ちの鍵

▲自宅でのケアと、定期メンテナンスが長持ちの鍵

まず、入れ歯洗浄剤を適切に使うこと、洗浄する場合には入れ歯専用のブラシと洗浄フォームを使っていただくことが、ご家庭でのお手入れのポイントです。あとは定期的に歯科クリニックを受診して診察を受け、入れ歯の調整を受けることが大切です。合わないからと簡単に作り替える方もいらっしゃいますが、緩んできたり、適合しなくなってきたりする場合は、修理をして適合させていくこともできます。ですから、できれば3ヵ月か半年に1回、少なくとも1年に1回受診していただきたいですね。また、新しく作り替える必要がある場合も、定期的に受診していれば、より適切な入れ歯を作製することができると思います。

ドクターからのメッセージ

大野 賢範院長

当院では、保険診療の入れ歯から金属床義歯、ノンクラスプデンチャーなど多様な入れ歯治療に対応しています。最近は、総入れ歯の方はあまり多くはありませんが、歯を1本失くしてどうしたら良いのか、入れ歯かインプラントかブリッジか何を選べば良いのか、と悩まれている方が目立ちます。どの治療にもそれぞれ特徴がありますから、当院では、その方のお口の中や健康状態、生活習慣、経済面を含め、将来のことまで考えて、一番適した治療を選択していただけるように努めています。入れ歯とインプラントのどちらが良いのか、入れ歯ならばどんな入れ歯が良いのか、お悩みの方はぜひご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/17万6000円~、金属床義歯/55万~165万円、ノンクラスプデンチャー/16万5000~33万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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