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日常的に悩まされる頭痛や片頭痛
市販薬に頼らず医師に相談を

クリニックプラス亀戸

(江東区/亀戸駅)

最終更新日:2025/07/11

クリニックプラス亀戸 日常的に悩まされる頭痛や片頭痛 市販薬に頼らず医師に相談を クリニックプラス亀戸 日常的に悩まされる頭痛や片頭痛 市販薬に頼らず医師に相談を
  • 保険診療

痛みや頻度に関わらず、頭痛に悩まされた経験がある人は少なくないだろう。中には、痛くない時期でもいつ頭痛が来るか不安だという人や、市販の痛み止めを飲み続けることが心配だという人も。そこで、脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患や、パーキンソン病などの神経変性疾患を扱う神経内科の医師として経験を積み、「クリニックプラス亀戸」で頭痛を専門とする外来診療も行う曽田大幹院長に、頭痛について詳しく教えてもらった。受診をためらう人も多い頭痛だが、「当院では頭痛によって生活の質を落とすことのないように一人ひとりに合わせた治療を提案していますので、少しでも煩わしい頭痛があるのでしたらご相談ください」と、曽田院長は優しく背中を押してくれる言葉もくれた。

(取材日2025年6月25日)

緊張型頭痛や片頭痛などのつらい痛み。一人ひとりに合わせた薬とライフスタイルの変更で症状の緩和をめざす

Q頭痛にはどのような種類がありますか?
A
クリニックプラス亀戸 「いつもの頭痛」と思い込まず、症状の変化に注意を

▲「いつもの頭痛」と思い込まず、症状の変化に注意を

頭痛は原因によっていくつかの種類に分けられますが、一般的なのは緊張型頭痛という頭痛で、肩や首が重く感じ、頭の両側に圧迫感や締めつけ感があります。ストレスや長時間のデスクワークが原因で起こることが多いです。片頭痛は、しばしば片側の頭に激しい痛みを感じ、吐き気を伴ったり、光や音に過敏になったりする方もいます。夜間に目が目覚めるほどの強烈な痛みが起こる群発頭痛や、神経の通り道に沿って痛む神経痛などもあります。特に注意しなければならない頭痛として、突然今までにない痛みが起こるのはくも膜下出血や脳腫瘍の可能性も考えられます。高齢者で軽い打撲後に頭痛が続く場合は、慢性硬膜下血腫になっている場合もあります。

Q市販薬とクリニックでの処方薬はどのように違いますか?
A
クリニックプラス亀戸 繰り返す頭痛には、専門的な評価と継続的な管理が有用

▲繰り返す頭痛には、専門的な評価と継続的な管理が有用

痛みを市販薬でやり過ごしている方も少なくないと思うのですが、市販薬は一般的に、緊急時の痛みを和らげるためのもので、長期的な管理や予防には適していません。また、頭痛の頻度が高く、頻繁に痛み止めを飲んでいると、薬物乱用性頭痛が起こる可能性もあります。クリニックでは、患者さんが経験する頭痛の種類や頻度、強度を詳しく把握し、それに基づいて適切な治療計画を立てた上で薬を処方します。例えば、緊張型頭痛や片頭痛の場合、ライフスタイルの変更、ストレス管理、適切な睡眠、栄養バランスの取れた食事など、痛みの発生を抑えるための総合的なアプローチが必要です。定期的に頭痛が起こる方には、予防薬を処方することもできます。

Q神経内科、脳神経内科を受診するのは少し気が引けます。
A
クリニックプラス亀戸 気になる症状があれば専門の医師に相談を

▲気になる症状があれば専門の医師に相談を

頭痛が月に10日以上続く、または1回の頭痛が非常に激しい場合は、専門的な治療が必要です。それ以外でも、気になる頭痛がある場合は改善するための選択肢を用意していますので、気負わずにいらしてください。当院の頭痛専門の外来では、頭痛による日常生活への支障を最小限に抑えることをめざしています。薬の調整を行うだけでも、生活の質の改善が望めます。ただ知っておいていただきたいのは、突然の激しい頭痛、吐き気や嘔吐を伴う頭痛、視覚や言語に障害を感じる頭痛、けいれんや意識の変化を伴う頭痛は、深刻な病気のサインである可能性が高いことです。これらの症状を経験した場合は、すぐに医療機関を受診することをお勧めします。

Qこちらで受けられる頭痛治療の流れについて教えてください。
A
クリニックプラス亀戸 頭痛の原因を、丁寧な問診と診察で見極める

▲頭痛の原因を、丁寧な問診と診察で見極める

頭痛の症状について、まずは問診を行います。事前に提供された問診表をもとに、さらにいつ頃痛みがあるのかなどの詳細な症状や生活習慣をお伺いし、頭痛の原因を探ります。次に、身体診察を通じて、片頭痛や緊張型頭痛以外の可能性を排除し、必要であれば迅速に専門機関への紹介を行います。最後に、患者さんの症状に合わせた薬の処方を行い、症状の緩和をめざします。当院では内服薬の他に、点鼻薬や注射薬にも対応しています。重篤な病気の可能性が低い場合は、通常、検査を行わずに治療を開始し、その後は、定期的なフォローアップを通じて、患者さんの状態を見守っています。

Q日常生活で気をつけたほうがいいことはありますか?
A
クリニックプラス亀戸 生活リズムの見直しから始めてほしいと話す曽田院長

▲生活リズムの見直しから始めてほしいと話す曽田院長

規則正しい生活と適度な運動、タバコを吸っている方はやめることを心がけていただきたいです。多くの病気の予防の際にいわれる話で、あまり面白い指導ではないかもしれませんが、頭痛の改善にも必要です。頭痛と自律神経は関わりが深く、不規則な生活によって自律神経が乱れると頭痛の原因になることもありますので、意識していただきたいですね。運動の目安としては頭痛体操といったものをお勧めします。特に緊張型頭痛は長時間のデスクワークでの姿勢が原因になることも多いので、肩を回すなどの軽い運動を提案しています。

ドクターからのメッセージ

曽田 大幹院長

当院では頭痛による生活の質の低下を防ぎ、患者さんが健やかな毎日を過ごせるよう、一緒に治療に取り組んでまいります。時々痛くなる程度の頭痛で神経内科にかかっていいのかなと悩んでいらっしゃる方も、少しでも煩わしい症状があるのでしたら、一度お話を聞かせてください。気象の変化による頭痛など、痛くなるタイミングがわかる場合には、場合によって予防薬も処方できます。お一人お一人に合わせた治療をご提案でき、お力になれることも多いと思いますので、頭痛でお困りの方はご相談にいらしてください。

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