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残っている歯を活用し
今ある歯を守るための磁石式の入れ歯

津田歯科

(名古屋市西区/庄内緑地公園駅)

最終更新日:2024/10/09

津田歯科 残っている歯を活用し 今ある歯を守るための磁石式の入れ歯 津田歯科 残っている歯を活用し 今ある歯を守るための磁石式の入れ歯
  • 保険診療
  • 自由診療

高齢になり、虫歯や歯周病などが原因となって歯が徐々に抜けていくケースはよく見られる。それに伴って患者の中に生まれるのは「今後もまた抜けていくのだろうか」「このままではすべて歯がなくなってしまって、総入れ歯かインプラントしか残されていないのだろうか」という不安だ。そんな患者の悩みに対して「磁石の入れ歯は、総義歯とインプラント治療の2択ではなく、第3の選択肢として大きな意味を持つ治療である」と考えているのが、「津田歯科」の津田賢治院長だ。「磁石の入れ歯に向いているのは、まだ数本の歯が残っていて、部分義歯を使っている方。その方々の歯を本当の意味で『残す』ことがめざせるのはこの治療であると考えます」と熱量を込めて津田語る院長に、磁石の入れ歯の構造や、治療中と治療後の注意点などについて話を聞いた。

(取材日2024年9月24日)

徐々に歯を失う不安に寄り添う「歯を残したまま使える総義歯」という、インプラント治療とは異なる選択肢

Q磁石を使った入れ歯(義歯)があると聞きました。
A
津田歯科 治療費や機能面、素材の違いなどをわかりやすく説明する

▲治療費や機能面、素材の違いなどをわかりやすく説明する

義歯と聞くと、針金を使って歯に引っ掛ける部分義歯、歯がすべてなくなった際に使う総義歯の2つを想像する方がほとんどでしょう。しかし磁石の義歯は、歯がまだ残っている状態の時に使え、かつ総義歯のように見た目がきれいに整うことが期待でき、掃除などのメンテナンスもしやすいというメリットがあります。段階としてはすでに義歯を使っていて、だんだんと残りの歯が少なくなってきていて、義歯の作り替えが多くなったり、いよいよ全部の歯を抜いて総義歯もしくはインプラント治療の選択が迫ってきたりしている、そんな方に向いています。この磁石の入れ歯の最大の特徴は、今ある歯を残しながら、その上に総義歯をかぶせられる点なのです。

Q磁石の入れ歯はどんな構造になっているのでしょうか?
A
津田歯科 一人ひとりの希望や生活スタイルに合わせた治療法を提案

▲一人ひとりの希望や生活スタイルに合わせた治療法を提案

残っている数本の歯の上部を削り、そこに金属を取りつけます。そして義歯の内側の対応する箇所に磁石がくっついていて、装着するとピタッと密着します。虫歯の治療をする際にかぶせ物をすることがありますが、そのかぶせ物が磁石をくっつけるための金属にあたるとイメージするとわかりやすいかもしれません。ただ、歯を削るため、すべての歯に神経を取り除くための根管治療を行う必要があります。とはいえ顎の骨の中にあるご自身の歯はしっかりと残っているので、噛み応えなども保険診療の義歯に比べて格段に感じやすいなどのメリットがあります。また自由診療となりますが、同じ自由診療のインプラントよりも格段に価格に配慮されています。

Q磁石の入れ歯はどんな方に適しているのでしょうか?
A
津田歯科 患者が納得して治療に入れるよう丁寧な説明を心がける津田院長

▲患者が納得して治療に入れるよう丁寧な説明を心がける津田院長

年齢を重ねてだんだんと歯を抜く本数が増え、すべての歯を抜くことも考えられるようになってきたけれど、歯をできるだけ抜きたくない方の不安に寄り添える治療だと私は考えています。部分義歯を使用していても歯が抜けると作り替える必要が出てきますし、部分義歯にある針金部分が見えると困る、手入れが面倒だと思う方もいらっしゃいます。そういった部分義歯に不満がある方にも向いていますね。誰しも自分の歯がすべてなくなるとは想像し難いですし、できるだけ残したいと感じるものです。今ある歯を残し、部分義歯でもインプラントでもない選択をしたいと希望する方にとっては、とても魅力的な治療だと考えます。

Qなぜ歯を残したほうがいいのでしょうか?
A
津田歯科 コーヌスクローネ義歯を用いた治療に注力している同院

▲コーヌスクローネ義歯を用いた治療に注力している同院

部分義歯は針金を他の歯に引っ掛けて使いますが、そうなると噛む力が残っている歯だけにかかるようになります。つまりすべての歯が残っていた頃に比べて一本の歯にかかる力が大きくなり、その分歯が傷みやすくなってしまうのです。そしてこれこそが、次々に歯を失ってしまう大きな要因なのです。だからこそ、歯が、例えば上下それぞれ7本程度ある段階にこの磁石の義歯にすることで、今ある歯を残す可能性を高めるよう導けるのです。もちろん根管治療を行う決断はしなければなりませんが、すべての歯を失い、インプラントになるか総義歯になるかという選択だけではないという点は、これまでにない喜びになるでしょう。

Q磁石の入れ歯の注意点はありますか?
A
津田歯科 長期的なビジョンを持ち、治療を受けることが大切

▲長期的なビジョンを持ち、治療を受けることが大切

注意点としては、定期的なメンテナンスが必要だということも見逃せません。いくらお手入れがしやすい義歯とはいえ、日々装着していれば歯にも義歯にも汚れが付着してしまいます。保険診療の義歯や、歯が残っている時と同じように、2〜3ヵ月に1度、最低でも6ヵ月に1度のメンテナンスをお勧めします。定期的なメンテナンスを行えば最大限長く使っていただけますので、気になったことがあれば気軽に訪れてほしいです。

ドクターからのメッセージ

津田 賢治院長

「できるだけ歯を削らない、抜かない治療をします」といううたい文句をよく見かけますが、本当の意味で「抜かない治療」が実現できるのは、この磁石の入れ歯ではないかと私は考えます。残り少なくなった歯を前にして「抜かない」ことを前提にした治療であるからです。たいていの人は高齢になると歯を失っていく、それは避けがたいことです。その中でもすべての歯を失う前に「歯を残す、守る」ための方法としても有用であり、保険の義歯とインプラントの2択ではない、第3の選択として意義があります。大きなメリットの見込める治療ですから、将来のお口に不安のある方、今使っている部分義歯に不満のある方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

磁石式の入れ歯/22万円~

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