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服部 力 院長の独自取材記事

綾瀬おおるり矯正歯科

(足立区/綾瀬駅)

最終更新日:2025/02/27

服部力院長 綾瀬おおるり矯正歯科 main

東京メトロ千代田線・綾瀬駅の西口を出ると、目の前のビルに「綾瀬おおるり矯正歯科」の大きな看板が見える。矯正専門の歯科として、子どもから大人まで、さまざまな世代の歯列矯正に取り組むクリニックだ。「おおるり」は、服部力(はっとり・りき)院長の出身地である静岡県島田市で親しまれている青い鳥で看板にも描かれている。「いくつか候補があったんですけど、スタッフに意見を聞いたらこのイラストがかわいいと人気だったんですよ」と話す服部院長は、肩肘を張らない気さくな人柄が印象的。大学の医局や矯正歯科専門の歯科医院で培った豊富な経験をもとに、しっかりと患者に寄り添い、最後までフォローをする。そんな姿勢の背景にある思いや、同院が行う矯正治療の詳細について、話を聞いた。

(取材日2025年1月15日)

治療費定額制で、通いやすいクリニックに

これまでのご経歴と開業の経緯をお聞かせいただけますか?

服部力院長 綾瀬おおるり矯正歯科1

東京歯科大学の大学病院では歯科全般に携わりましたが、その後は神奈川歯科大学の矯正科で3年、次は福増矯正歯科で5年と、矯正治療を専門に取り組んできました。勤務医として長く矯正歯科に関わる中で、患者さん一人ひとりともう少しじっくり向き合いたいという思いと、自分が考える矯正治療を実践してみたいという2つの思いが生まれてきたんですよね。もともと開業をすることは視野に入れていましたので、あとはタイミングだけという感じでした。クリニックの場所は患者さんが通いやすいことを一番に考えていたので、この綾瀬駅の目の前という物件に出合ったときは、ここだ、と思いましたね。

クリニックの特色や強み、診療方針について教えてください。

まず一番の強みは、矯正専門の歯科であることですね。患者さんお一人お一人とじっくりお話をしながら、矯正専門の歯科ならではの幅広いご提案をすることで、しっかりと最後まで治す矯正をしていくことが、当院のめざすところです。院内にカウンセリングルームがあり、始めはまず無料の相談からお受けしていますので、矯正をするかどうか迷っている方も気軽にお越しいただくことができます。成人の方はお仕事をしながら通われる方が多いので、平日は19時30分までと土日も診療を行っています。また10代の学生さんは、部活や塾などで通える曜日が限られている場合もありますので、できるだけ多くの曜日を開けられるように、体制を整えているところです。

費用をわかりやすく明示されている点も特徴的ですね。

服部力院長 綾瀬おおるり矯正歯科2

はい、トータルフィーシステムを導入し、治療費は定額制となっています。矯正の治療を始めると定期的に通院していただくことになりますが、診療をする度に処置料や調整料がかかるのでは、治療の回数が増えれば増えるほどトータルの費用もかさんでしまいますよね。そういった不安がないように、当院では事前にすべての費用をお伝えして、それ以上の追加料金はかからないようにしています。もともとは、お子さんが一人で通われるときに毎回数千円というお金を持ってきていただかなくても済むようにと考えて取り入れた方式ですが、大人の方にとっても、全体の治療費がはっきりとわかりやすいのが良い点だと思っています。お支払いのタイミングや分割方法も選んでいただくことができます。

メリットもデメリットもしっかりと伝える

こちらではどのような矯正装置を使われているのでしょうか。

服部力院長 綾瀬おおるり矯正歯科3

マルチブラケット装置といういわゆるワイヤーを使用する場合と、マウスピース型の装置を用いる場合があって、それぞれにメリットと注意点があります。どちらが適しているかは、患者さんの歯の状態や、ライフスタイルによって異なりますので、ご相談をしながら決めていくことになります。マウスピース型の装置は透明のプラスチック製で、歯につけていても目立たないのと、矯正による痛みも比較的少ないので、こちらをご希望される方は多いですね。ただし食事や歯を磨くときなどはその都度外していただくので、自己管理は必要になります。ちなみに当院ではワイヤーの場合も目立ちにくいタイプをご用意しています。

矯正は何歳までできるのでしょうか。

歯の矯正というと子どもの時に行うものと思われる方もいらっしゃいますが、歯と歯槽骨さえあれば、50代でも60代でも矯正はできます。成人の方は、虫歯や歯周病などのトラブルがある場合も多く、その分時間がかかるケースもありますが、何歳からでも矯正を始めることはできるんですよ。見た目の問題だけではなく、歯並びが良くなると歯ブラシもしやすくなりますので、その後の虫歯や歯周病の予防にもつながります。また、しっかりと噛んで食べられる歯をめざすのは、全身の健康にとって大切なことですね。実際に、当院では大人の方が多くいらしています。通院の頻度は、使用する装置や治療段階によって異なりますが、だいたい4週間~8週間に1度のペースで来ていただいています。

子どもの矯正はどのように行われていますか?

服部力院長 綾瀬おおるり矯正歯科4

お子さんの場合は、顎がまだ成長の途中段階なので、歯だけを診るのではなく、骨格の状態も併せて考えることが重要です。例えば下顎が十分に発育せずに小さくなっていることが歯並びに影響している場合は、下顎の成長を促すようにコントロールをしていきます。骨格のズレによって噛み合わせが悪くなっていたり、前歯が前方に出ていたりする場合も、それぞれ専用の装置を使って改善をめざします。大人の場合は骨の成長が止まっているので歯を動かすしか方法がありませんが、お子さんは顎や骨の発育を利用しながら歯の矯正を行っていくことができるので、子ども時代に歯並びを改善しておくことはメリットがあると思います。同時に、歯の生え替わりの経過を観察しながら続けていくことや、自己管理の難しさなどもありますので、そういった注意点についてもしっかりとお伝えするようにしています。

相談から始めて、互いに納得できるゴールをめざす

部分的な歯の矯正も可能なのでしょうか?

服部力院長 綾瀬おおるり矯正歯科5

はい。すべてのケースで行えるわけではありませんが、例えば前歯の軽いでこぼこや隙間が気になっている場合などに、その部分だけ矯正を行うことが可能です。歯並び全体を矯正するのとは違って、比較的短期間で終えることができます。その分、元の状態に戻りやすいという側面もありますが、大事な結婚式の前に歯並びをきれいにしたい方や、就職活動の際に第一印象を良くしたいという方などには、部分矯正がお役に立てるかと思います。同じく見た目的なお悩みでいうと、口元の出っ張りが気になる方のご相談にも乗っています。上顎か下顎のどちらかが前に出ていることによって噛み合わせが悪くなっていることも多いですので、抜歯という選択も視野に入れながら骨格を整えるための矯正を行っています。

診療時に心がけていることはありますか?

まず何よりも、ゆっくり時間をかけてご説明することですね。歯の矯正はすぐに終わるものではなく、長い期間にわたって取り組むものですので、患者さんにきちんと理解していただき納得してからスタートすることが大切だと考えています。カウンセリングルームにあるモニターを使って写真や図を見ながらご説明をしたり、実際に使用する装置もお見せしたりして、わかりやすくイメージしていただけるように心がけています。それから、治療の開始後に気をつけていることは、患者さんのモチベーションが続くようなお声がけをすることですね。私自身も子ども時代に矯正を体験しているので、矯正を始めて最初の頃に感じる痛みやお気持ちがよくわかります。無事に矯正を完了して最後に喜んでいただけるように、技術面ではもちろん、心理的な面でもフォローをしていくことが自分の役目だと思っています。

最後に、読者へのメッセージと今後の展望をお聞かせください。

服部力院長 綾瀬おおるり矯正歯科6

当院では、歯の矯正についてまずは皆さんに知っていただきたいという気持ちから、矯正相談を無料で行っています。ご自身やお子さんの歯並びが気になっていて、ちょっと話だけでも聞いてみたいという方も、どうぞお気軽にご相談ください。当院の矯正は定額制なので、例えば途中で装置を変更したり期間が延びたりした場合にも追加費用を頂くことはなく、最後までしっかりフォローをします。矯正は歯の問題だけではなく、例えば鼻詰まりでいつも口呼吸をしていると舌が下がって歯を押してしまうなど、耳鼻咽喉科的な問題とも密接に関係しています。そういった全身の健康に関わる指導にも、引き続き力を入れていければと思っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/44万円~、小児矯正/44万円、部分矯正/22万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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