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伊藤 志奈 院長の独自取材記事

雪花眼科

(墨田区/押上〈スカイツリー前〉駅)

最終更新日:2026/03/02

伊藤志奈院長 雪花眼科 main

大正時代から100年以上にわたり押上・業平の地域医療を支えてきた「健生堂病院(現・健生堂医院)」。その歴史ある施設で医療者として研鑽を積み、一人の女性として感性を磨いてきたのが伊藤志奈先生だ。経験と思いを土台に2024年、眼科と美容皮膚科を二本柱とする「雪花眼科」を独立開業。院内に足を踏み入れると、オフホワイトを基調とした心が和らぐ空間が迎えてくれる。この安心感あふれる空間は、院長が日頃から大切にしている“自分が信じられるものを患者さんに届けたい”という姿勢からのものだ。この理念はスタッフにも共有されており、穏やかなチームが地域の目と肌の悩みに寄り添う温かな雰囲気をつくっている。こうして生まれた「雪花眼科」は伊藤院長の理想の医療が形となっている。その思いをじっくり聞いた。

(取材日2026年1月5日)

大正からの地域医療を、眼科と美容皮膚科の二軸で紡ぐ

開業の経緯についてお聞かせください。

伊藤志奈院長 雪花眼科1

私の実家である「健生堂」は1919年に曽祖父が創業した病院で、現在は医院として弟が院長を務めています。私は健生堂で常勤として眼科診療を行いながら、空いている曜日には美容皮膚科のクリニックで非常勤医として経験を積んでいました。自分のやりたい医療の形が見えてきた頃から、「いつかは開業したい」という思いがありましたが、自分だけのタイミングでは決められず、実家の状況を見ながら機会をうかがっていました。新型コロナウイルス感染症の流行で、一度は延期になりましたが「健生堂医院」の移転に合わせ2024年5月、健生堂と同じ敷地内に眼科と美容皮膚科を併設する形で開業することができました。 クリニックは通勤通学前後にも立ち寄りやすい立地と環境を整えています。

眼科医を志したきっかけを教えてください。

幼い頃から実家の病院の隣で暮らし、父が患者さんを診る姿を見ていたため、医療はごく身近な存在でした。中でも、眼科に興味を持つきっかけとなったのが、子どもの頃大好きな祖母の近くで揚げ物を揚げているのを見ていた時、熱い油が跳ね目に入ってしまい、近所の眼科を受診しました。先生の対応の優しさは今でも覚えています。そして、先生に処方された点眼薬にも驚いて、冷蔵庫にしまっておいた目薬を出して、しげしげと薬の名前を見た記憶があります。医学部に進み、各科を回る実習の時も「眼科ってどんな科だろう……!」と興味がありました。振り返ると、あの幼い日の体験が私の原点の一つになっていたのかもしれません。 クリニックの名として選んだ「雪花」は着物の絞り染めである雪花絞りの模様からです。 絞りは二つと同じ模様にはならず、虹彩の文様も一生不変で唯一無二のものであることから、同種のもののように思えて決めました。

美容皮膚科にも興味を持たれたのはなぜでしょうか?

伊藤志奈院長 雪花眼科2

30歳の頃、友人に誘われて受けた美容施術がきっかけで、この分野に強く惹かれるようになりました。肌の悩みに寄り添い、その人の魅力を引き出せることに、女性としても医師としても「もっと知りたい」と気持ちが高まりました。同じ頃、大学病院勤務中にお世話になった恩師がエイジングケアを重視されていて、周囲でも学び始める方が増えていた流れも後押しとなり、私自身も「新しい領域に挑戦したい」という意欲を胸に勉強をスタートしました。

自ら試し、納得した施術だけを提供する誠実さ

美容皮膚科にはどのような方が来られていますか?

伊藤志奈院長 雪花眼科3

クリニックは年齢や性別を問わず、若い方からご高齢の方まで幅広く来院されています。眼科の受診のついでに美容の相談をされる方も多く、「美容医療は自分には関係ないと思っていたけれど、ちょっとやってみたいかも」と興味を持ってくださる方が増えてきたのもうれしいです。 銀座や新宿の専門クリニックまで行くのは、ハードルが高く感じられる方も少なくありません。その点、普段から通いなれている“いつもの眼科”で相談できること、近くで気軽に受けられることは、患者さんにとって安心材料になると思っています。

美容皮膚科の施術を行う上で大切にされていることはありますか?

当院でご提供している施術は、すべて私自身が何度も体験したものだけです。痛みや刺激がどのくらいなのか、自分で体験してないと施術中の患者さんにどのように寄り添えれば良いか気づけないからです。新しい機械を導入する際も同じで、患者さんのお悩みに応えられるか、その効果はどれくらいなのかを自分で確かめた上で選んでいます。施術を受ける患者さんからすれば、目の前にいる医師の肌がくすんでいたりどこか不自然だと、不安になってしまうこともありますよね。だからこそ、私自身も健康な肌の状態を保てるように日々のメンテナンスを大切にしています。自分が良いと感じないものを患者さんにお勧めすることは決してありません。実際に何度も体験しているからこそ、施術中の感覚やその後の経過についてもより具体的にお伝えできることが強みだと思っています。

眼科診療で心がけていることをお聞かせください。

伊藤志奈院長 雪花眼科4

診察ではまず、患者さんが何を求めて来られたのかを丁寧にくみ取ることから始めています。「こういうことですか?」「こちらの感覚に近いですか?」と言葉を変えながら患者さんとお互いに確認し、本当に困っていることに近づけるよう心がけています。例えば、今は症状がなくても、将来緑内障へ進行するリスクがある場合には、所見内容と対策などを説明し、経過と定期検査の重要性をお話ししています。症状の変化があった時どんな感覚があったら受診すべきかを事前に知っていただくことも大切だと考えています。

早期発見を大切に、穏やかなスタッフとともに取り組む

スタッフの皆さんや院内環境について教えてください。

伊藤志奈院長 雪花眼科5

今は看護師や視能訓練士、事務スタッフなど常時5~6人のスタッフが働いています。それぞれが患者さんに真摯に向き合っている姿を見る度、感謝の気持ちで満たされています。私にとって自慢のスタッフという言葉がぴったりで、一緒に働けることがうれしいです。私を含め皆が心地良く働ける環境であることは、患者さんにとっても安心感につながるはず。患者さんもスタッフもリラックスできるように、院内の家具やカーテンは、華やかすぎず、でも明るくてそっと気持ちがほぐれるような……そんな空間づくりを心がけました。道路からもほぼバリアフリーで、院内の通路は広めに確保し、車いすの方でも安心して通っていただけるようにいたしました。“クリニックの全体の空気”が整っているのは、スタッフ一人ひとりが働いてくれるからです。彼女たちの存在がさらに温かな雰囲気にしてくれると感じています。

プライベートでは愛犬家の顔もお持ちと伺いました。

そうなんです。3匹のトイプードルと暮らしています。みんな毛色も違いますが、性格もまったく違って……(笑)。姿を見ていると一瞬で気持ちがほぐれて、本当に大切な癒やしの存在です。実はそんな子たちの写真を院内に飾っています。患者さんが写真を見つけて笑顔になってくれると、温かい気持ちになります。ささやかなことですが、少しでも心が和らぐきっかけになればと思っています。医療では技術や知識はもちろん大切ですが、緊張がほどけるような“心の余白”も同じくらい大切だと感じています。自分自身の好きなものや癒やしをさりげなく取り入れることができるのは開業医だからできることだと思います。

読者へのメッセージをお願いします。

伊藤志奈院長 雪花眼科6

早期発見・早期治療は目の健康を守る上でも大切です。40代では約5%の方が緑内障を発症するというデータもあり、ご自身に症状がなくても将来的にリスクが潜んでいることもあります。数年空いてしまうと気づかないうちに病気が進行してしまうことがありますので、年1回は眼科受診していただきたいです。また小児眼科では斜視や弱視の治療にも力を入れる予定です。弱視は幼少期の対応が大切なため、視能訓練士スタッフと連携しながら、しっかりサポートしていきたいと考えています。設備をさらに整え、幅広いお悩みに対応できる体制をつくっていき、地域の皆さんにとって「ここなら安心できる。ここに通院したい」と思っていただけるクリニックをめざし、一人ひとりの目と肌に向き合っていきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

IPL施術の料金
・顔全体:3万3000円〜
・両手の甲:2万6400円〜
※金額は施術部位や回数によって変動。カウンセリングの上、適切なプランを提案します。

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