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倉重 顕一 院長の独自取材記事

くらしげ歯科クリニック

(糟屋郡粕屋町/長者原駅)

最終更新日:2025/05/29

倉重顕一院長 くらしげ歯科クリニック main

クリニックの三面がガラス張りで明るく、真っ白の清潔感あふれる院内。ベビーカーのまま入ることのできるゆとりある診療スペース。2024年5月、長者原駅から徒歩約5分の場所に「くらしげ歯科クリニック」が開業した。一般歯科診療はもちろん、特にインプラント治療を得意とする倉重顕一院長をはじめ、歯科麻酔を専門とする倉重美奈子副院長、小児歯科や矯正など、それぞれの分野で高い専門性を追求する歯科医師が集い、地域に貢献できる歯科医療の提供をめざしている。「“真心”を持って患者さんと対話し、チームで支えていきたい」と穏やかに話す倉重院長に、開業にあたっての思いを聞いた。

(取材日2024年5月16日)

“真心診療”をモットーに、粕屋町で開業

歯科医師を志した理由や経歴から聞かせてください。

倉重顕一院長 くらしげ歯科クリニック1

幼い頃から医療職に憧れがあり、将来は人の役に立つ仕事がしたいと思っていました。父が医師だったことが大きく影響していると思います。なのに私は初め、神戸にある大学の理工学系の学部に入学したんですよ。医療系とは違う道をいったんは考えましたが、やはり夢を諦めきれずに2年で退学。福岡歯科大学に入り直したのは25歳の時でした。2010年に大学を卒業後は、福岡や熊本のクリニックで勤務。熊本で7年間、院長職を務めたクリニックでは特にインプラント治療に注力し、研鑽を積んできました。私は生まれも育ちも大阪ですが、食べ物がおいしい福岡がすっかり気に入り、開業するなら福岡でと決めていました。そんな中、子育て世代の人口増で話題の粕屋町で、駐車場がしっかり確保できる角地、という私の理想に当てはまるこの場所にたまたま出会い、2024年5月1日開業に至りました。

自然光が差し込んで、明るく居心地の良いクリニックですね。

ありがとうございます。建物の内部は全面的に改装して、広々とした診療スペースを確保。インプラント治療などで使う個室のオペ室も備えました。清潔感のある待合室や座り心地の良い診療チェア、キッズスペースなど、誰もが心地良く過ごせる空間に仕上がったんじゃないかと、私も気に入っています。歯科用CTやインプラント治療におけるガイドシステム、口腔内スキャナーやCAD/CAMシステムなど先進の医療機器を多数導入しましたので、これらを積極的に活用しながら、質の高い歯科医療を粕屋町の皆さまにご提供できればと思っています。

院長の診療ポリシーは何ですか?

倉重顕一院長 くらしげ歯科クリニック2

一言で言うと、“真心診療”でしょうか。限られた時間の中ではありますが、誠実に真心を持って患者さんに対応することを常に心がけています。患者さんには一人ひとり違う背景があります。それをくみ取り、その方にとって最適な治療を行うのが私たちの仕事ですが、その時ベースとなるのが、人と人との真心のある対話だと思うんです。患者さんのお話をしっかりお伺いしたいですし、私のことも知っていただきたい。治療の方向性を選択する場面では必ず、考えられるメリット・デメリットを丁寧にご説明し、患者さんに納得していただいた上で治療をスタートさせます。しっかりコミュニケーションを取ることのできる、「ここに来て良かった」と思っていただけるようなクリニックに成長していきたいですね。

それぞれ専門性を持つ歯科医師によるチーム医療を実現

診療体制はどのようになっていますか?

倉重顕一院長 くらしげ歯科クリニック3

基本的に歯科医師は、私と妻の2人体制です。妻は歯科麻酔が専門で、歯科治療に恐怖心の強い方の治療やインプラント治療などにおいて、必要があれば静脈内鎮静という麻酔法を用いることができます。これは当院の大きな特色ですね。点滴で薬剤を入れることで半分寝ているような状態へ促した上で治療を行うので、歯科治療に恐怖を感じて受診をためらっている方や、インプラントを入れたいけれど、顎骨に人工歯根を埋め込む外科手術が怖いという患者さんの背中を押せるのではないかと思います。クリニックでこの手法を取り入れているところは少ないので、お気軽にご相談ください。また、小児歯科や矯正を専門とする先生に来ていただく日も定期的に設けています。高い専門性を追求する歯科医師が集まり、情報を共有しながらチームとして診療にあたるスタイルが私のめざすところです。

インプラント、歯科麻酔、小児歯科、矯正などそれぞれの専門を生かしたチーム医療ですね。

そうです。子どもから高齢の方まで幅広い世代の患者さんからのさまざまなニーズに応え、より質の高い歯科診療を提供するには、全部を1人で抱え込むよりチームで対応したほうが良いと考えています。私自身は診療全般をオールマイティーに担当するのに加え、特にインプラント治療に注力します。大事にしているのは、インプラントによって周囲の歯を守る、という視点。ブリッジを作る時のように周囲の健康な歯を削ることがあれば、そこからまた歯を失うことにつながりかねません。どなたにでもインプラントをご提案するわけではありませんが、メリットがあり必要だと思った時は時間をかけて丁寧にご説明します。当院のインプラント治療は全例ガイドシステムを使い、安全性に配慮しながら手術時間を短く済ませることを心がけ、必要ならば静脈内鎮静下で進めていきます。

インプラントは入れた後のメンテナンスが大事だとよく聞きます。

倉重顕一院長 くらしげ歯科クリニック4

とても重要です。家を買っても車を買っても、定期的にメンテナンスをしますよね、それと同じ。インプラントもメンテナンスをきちんとしておけば、一生使うことをめざせるケースはたくさんあります。インプラントだけでなく、あらゆる治療の後のメンテナンスや定期検診の重要性を多くの方に知っていただきたいですね。虫歯や歯周病は放っておけばどんどん治療が複雑になり、費用もかさんでいきます。そうならないように、痛くなくても何もなくても3ヵ月おきに検診を受けるという習慣をつけ、まさに美容院に行く感覚で通っていただけたら。家族ぐるみで来られて、診療ユニット横並びで同時にメンテナンスを受けている、そんな光景が当院で近いうちに見られたらうれしいです。

食べる喜びを味わってほしい、その一心で

メンテナンスでは、歯科衛生士さんの役割も大きいですね。

倉重顕一院長 くらしげ歯科クリニック5

もちろんです。歯科衛生士は口腔ケアの専門職ですから。当院も歯科衛生士を含めたスタッフの数が増えてきて、にぎやかになってきました。私がスタッフにお願いしているのは、患者さんのことをよく見てほしい、ということ。クリニックに入って来られる姿とか、雰囲気とか、話し方とか。たくさんの情報を皆で共有しながら患者さん一人ひとりに気を配り、真摯に向き合っていきたいですね。最近うれしいのは、スタッフが自分の子どもや家族を連れてきてくれることです。私たちにも小学生の子どもが2人いて、まさに子育て世代。スタッフみんなが働きやすい職場にしていきたいという思いも強いです。

プライベートはどのようにお過ごしですか?

先ほども少し言いましたが、私は食べたり飲んだりするのが大好きで。福岡にはおいしいお店がたくさんたくさんありますから、隙あらば、家族と一緒に足を運んでいます(笑)。食べる喜びを日々実感している私としては、やはり患者さんにも自分の歯で食べる喜びを味わってほしい。食べることは私たちの心身に大きな影響を及ぼしますから。噛めない方は食べ物を丸飲みしているわけですから、体全体に不調を来すのは間違いありません。「何でも食べられますか?」「好きなものを食べられていますか?」という会話を糸口に、きちんと噛んで食べることの大切さをお伝えしていけたらと思います。

最後に読者へメッセージをお願いします。

倉重顕一院長 くらしげ歯科クリニック6

開業したばかりでバタバタしている面もあると思いますが、これからスタッフもさらに増えて、地域の皆さまに「ここなら任せられる」と思っていただけるような安心感のあるクリニックに成長していきたいと思っています。ちょっとお口の中をチェックしてもらおうくらいの感覚でもいいので、お気軽にご来院ください。このご縁を大切に、粕屋町の地域医療の一役を担えるよう努めてまいります。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/35万円~、矯正/40万円~
※矯正は症例によって価格変動あり

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