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松本泰典院長、松本美緒副院長 の独自取材記事

サザンガーデンクリニック

(品川区/五反田駅)

最終更新日:2020/04/01

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近代的なビルや大きなマンションの建ち並ぶ東京サザンガーデン地区。五反田駅徒歩5分という好立地に約20年前から再開発の始まった新しいこの街で、近隣住民から厚い信頼を寄せられているのが「サザンガーデンクリニック」だ。「患者さんの思いに寄り添いつつ、末永く親身に診療をしていきたい」と口をそろえるのは、ご夫婦で診療にあたる松本泰典院長と美緒副院長。お2人の朗らかで優しいお人柄がクリニック全体を包み込み、アットホームで温かい雰囲気をかもし出す。循環器内科専門医の院長が内科と小児科を、美緒副院長が皮膚科とアレルギー科を担当。それぞれの専門性を生かしつつ、互いに協力し合い、わかりやすく丁寧な診療を実践している。3人のお子さんのパパ・ママの顔も持ち、「信頼関係を大切に、笑顔を忘れず診療していきたい」と微笑むお2人に、日々の診療で感じる思いや心がけていること、医師を志した理由やご自身の自由な時間の過ごし方などプライベートなお話まで、たっぷりと伺った。
(取材日2011年10月18日)

変わり行く街で地域に密着しながら、きめ細やかな医療を実践

とても明るい雰囲気のクリニックですね。

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【松本院長】ありがとうございます。2010年の開業時、「家族みんなを診られるクリニック」をコンセプトに、なるべく明るい雰囲気を心がけました。開業する場所は特にエリアを決めていたわけではないので、妻と2人でいろいろな町を見てまわったんですよ。その中で、この辺りを通った時、新しいオフィスビルやマンションがたくさん建ち並んでいる光景を見て、「活気のある、とてもいい町だな」という印象を持ったんです。プライマリーケア医として、日常のよくかかる病気や健康相談など、気軽に立ち寄っていただける町医者として診療していかれればと思っています。
【美緒副院長】毎日通う場所なので、「好きだ」と思える場所で開業にしたいなあと思っていました。このあたりの建物はほとんどが新しく、景色も綺麗でモチベーションが上がるんですよ。来院くださる患者さんは、大人と子どもが半々くらい。近隣の新しいマンションに住んでいる方々はお子さんのいる家庭が多いので、お子さんが風邪などで来院されたことをきっかけに親御さんも、というパターンが多いですね。近くにお勤めの方も増えました。携帯やパソコンのインターネットでできる「順番予約システム」を導入していて、順番が近づくと電話やメールでお知らせるサービスもしていますので、お忙しい方や小さなお子さん連れの方にご好評いただいています。

お子さんの患者さんも多いと伺いました。

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【松本院長】はい。予防接種で来院くださる方も多いですね。普通、集団接種が一般的ですが、このあたりは働くママさんが多いということもあり、お仕事に支障のないよう当院では診療時間内であればいつでも受け付けています。妻も一緒に働いているので、仕事を持つ母親の大変さがとてもよくわかるんですよ。常に患者さんの目線に立ち、親御さん、お子さん双方に優しい医療を心がけているつもりです。また、1歳以上になると、1回でもこわい思いをすると病院嫌い・予防注射嫌いになってしまいますから、痛くない打ち方やこわがらない診療の工夫もしています。今では親御さんから予防注射の相談を受けることも多く、それぞれのご事情なども考慮しながら個別スケジュールを組んでさしあげたりしているんですよ。研修医時代から小児科を診てきましたが、自分自身に子どもができて、医師という目線に親という目線が加わり、小児医療への意識が変わりました。子どもが病気になった時の親の悩みや、子どもの気持ち・扱い方もなんとなく理解できますからね。それをうまく生かしていかれたらと思っています。
【美緒副院長】小さいお子さんでも、自分が話しかけられると受け止め方が違ってきて、処置もきちんと受けてくれるので、写真を見せるなど工夫をし、お子さん自身に説明するようにもしています。また、例えば、薬を出して「飲ませてください」「塗ってください」と言うのは簡単ですが、それをご自宅で実践するのがいかに大変か、実感としてわかりますから、なるべく飲みやすい薬をチョイスしたり、家での処置なども「こうしたら?」というように、現実的な視点でお話をするようにしています。やはり、働くママさんたちを応援したいという気持ちがあるんですよ。そういうところは自分自身に子どもができて変わってきた点だと思いますね。

互いに尊重し、高め合い、日々の診療に没頭

先生方はなぜ医師を志されたのですか?

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【松本院長】僕は、母方の祖父が軍の看護師をしていたそうで、「とても人の役に立った」という話を、幼い頃から聞いていたんです。もともと理科系が好きでしたし、周囲からの勧めもあって、高校生の時に医学部へ進もうと決めました。そして千葉大学医学部に進学。さまざまな実習をする中で、「たとえがんになっても最後の最後まで医師としてするべきことをしたい、携わっていたい」と思い、循環器治療の道を選びました。
【美緒副院長】私は高校生の時に、4歳年上の姉が医学部に入学したんです。その影響で、高校2年生の時には「私も医師になる」と決めていましたね。そして、主人と同じ千葉大学医学部に進学。もともと心療内科に興味があったので、その道へ進もうと思っていたのですが、アトピー性皮膚炎の方を心療内科的に治療している施設を訪問した時、皮膚科の大切さに気づいたんです。皮膚は表面に表れているものですから、メンタル面への影響も大きいですよね。「皮膚の治療を行いながら、メンタル面もフォローできたら」、そう思い、皮膚科を専門に選びました。

お忙しい先生方。ご自身の自由な時間はどのように過ごされているのですか?

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【松本院長】今、中1と年長の双子の3人の子どもがいるんですが、普段なかなかゆっくり遊べないので、週末は家族で過ごす時間を大切にしています。大事なリラックスタイムですね。あとは、できるだけ時間を見つけてスポーツジムに通い、意識的に運動するようにしています。お医者さんって、実はあまり健康診断に行かない人が多いんですよ(笑)。さすがに開業してから「これではいけない」と思い、年1回の人間ドックや食事なども気をつけるようにしていますが、どうしても年齢的にあちこち不調が出やすくなってきましたから。そういう話を患者さんにすると、ものすごく身近なことと感じてくださるようです(笑)。
【美緒副院長】4ヵ月くらい前から、週1回、子どもと一緒に空手を習い始めました。無の境地になり、いい気分転換になっていますね。普段は子どもが3人もいると、いい意味でオンオフがしっかりしているというか。家に帰ると自然とスイッチが切り替わります。まあ、どうしても子どもたちの世話に追われてしまうんですけどね(笑)。でも、例えば勉強会も、「子どもを預けてまで行くんだから、大変な思いをする分だけ吸収してこよう」という気にもなりますし、一番大変な時期ではありますが、やはり子育てから学ぶことは多いなあと実感しています。患者さんと子育て談義で盛り上がることも多いんですよ(笑)。最近は、いずれ子どもは成長してしまうんだし、人生において最終的に何がしたいかと言えば、結局は仕事かなと思うようになりました。この仕事は勉強することも際限なくありますし。そうしているのが、自分にとっては、おしゃれをしたり、どこかに出かけたりということより大切で、幸せだな、と心から感じています。

何気ない言葉かけと信頼関係を大切に、笑顔を忘れず診療していきたい

診療する上で一番心がけていらっしゃるのはどのようなことでしょう?

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【松本院長】どんな患者さんにも、たとえ短い診療時間でも、何か一言、元気づけられる、勇気づけられる言葉をかけてさしあげることです。もちろん治療するのが一番ですが、ちょっとしたことで気持ちが軽くなることもありますよね。ご家族ぐるみで通ってくださる方など、親御さんと親しくお話することは、お子さんの安心感にもつながっていきますし。開業して、言葉の力をものすごく実感するようになりました。すべての基本は信頼関係にあり、きちんと築けてくると、いろいろとお話もしていただけるようになる。しっかりした説明や丁寧な言葉遣いは本当に大切だと感じます。そして、やはり笑顔がとても大事。僕自身も笑顔でいると、自然と元気でいられるような気がするんですよ。患者さんにも元気をさしあげられるように思いますね。
【美緒副院長】私の診療のスタンスは「早く症状を治すこと」。皮膚は見た目が大事なので、まず私自身が患部をきちんと見て触ってみる、ということを心がけています。患者さんの話ももちろんしっかり聞くのですが、思い込みで話されていることもありますからね。それを見分けるのが私たち皮膚科医の仕事。また、基本的には処置も皮膚科の範囲だと思っているので、例えば、おできの切開やご高齢の方の爪切りなど、あまりリスクばかりを気にせず、常に「自分の家族や子どもがそうなったらどうするか」を一番に考えて、すべきことはきちんとする、ということも意識しています。実は以前、円形脱毛症の専門外来を担当していたこともあるんですが、そういったところを受診される方というは、何かしらの不安を抱えていらっしゃることが多いんです。少し踏み込んだお話になっても、きちんと耳を傾けると、その中に診断に結びつくことが隠れている場合も。メンタルクリニックではないので専門的なカウンセリングとは違いますが、とにかく「しっかり伺うこと」が信頼関係の構築に大きな役割りを果たしていると実感しています。

家族の健康を守りつつ明るく楽しい毎日を送っていくため読者にメッセージをお願いします。

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【松本院長】僕自身も実感することですが、30代半ばになると、自分で意識的に健康を得ようとしないと得られないんですよね。若い時と同じように、暴飲暴食したり不規則で無茶な生活をしていると、絶対に健康に影響してくるものなんです。まだ小さなお子さんもいらっしゃる世代だと思うので、ご自身だけでなくご家族のためにも、規則正しい食事や生活、適度な運動を心がけてほしい。そして、健康診断もきちんと受診するなど、予防にも積極的に取り組まれることをお勧めします。それがいつまでも元気で長生きできることにつながりますからね。とにかく、何か健康でお困りのことがあれば、1人で悩まず、抱え込まず、まずは気軽にご相談いただけたらうれしいです。
【美緒副院長】それぞれの疾患にもよりますが、例えばにきびなども市販薬を2週間使っても改善しなければ、早めに専門医を受診されることをおすすめします。水虫だと思っていたら汗疱という病気ということもあるんですよ。「恥ずかしくて聞けない」と、遠慮される必要はないので。話をされるだけで安心できることもあると思いますしね。皮膚に関して、何か不安に思っていらっしゃることがあるなら、まずは気軽にいらしていただけたらと思います。心からお待ちしています。

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