骨が少ない難症例にも対応
精度と安全性重視のインプラント治療
まくはりエキ総合歯科・まくはりキッズデンタル
(千葉市花見川区/幕張駅)
最終更新日:2025/10/14


- 自由診療
欠損した歯の治療法として、できるだけ周囲の歯に負担をかけず、自然の歯に近い見た目や噛み心地を得るためにと選ばれているインプラント治療。しかし「インプラントが気になるが手術や費用が不安」「インプラントかブリッジのどちらが良いのかわからない」というような悩みのある人もいるのではないだろうか。そこで、インプラント治療に力を入れる「まくはりエキ総合歯科・まくはりキッズデンタル」の中本雅也院長に取材した。中本院長によると、働き世代の多い幕張エリアではインプラント治療のニーズが高く、同院では多くの治療を手がけているとのこと。インプラント治療が気になっている人は、ぜひ参考にしてほしい。
(取材日2025年9月16日)
目次
専門性の高いスペシャリストも在籍。高度な設備のもとで受ける精密なインプラント治療
- Qこちらでのインプラント治療の特徴を教えてください。
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A
▲治療や費用面など、患者のニーズに寄り添った提案を
当院では安全性を重視し、歯科用CTなどによる精密な診査診断をもとに治療計画を立てています。また信頼性の高いブランドの素材を選び、細菌感染のリスクを抑え複雑な症例にも対応できる2ピースタイプのインプラントを採用しています。数本のインプラントで総入れ歯を支えるインプラントブリッジなど全顎的な症例や、歯を支える骨が少ない場合の高度な治療にも対応しています。患者さんの痛みや負担を軽減することも重視していて、恐怖心が強い方や痛みに弱い方には、リラックスした状態で治療を受けられるように静脈内鎮静法を使うことも可能です。インプラント治療を多く手がけているので、スタッフも治療やメンテナンスに詳しいと思います。
- Q入れ歯やブリッジとの違いについて教えてください。
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A
▲それぞれのメリットを丁寧に説明する
インプラント治療のメリットは、周囲の歯に負担をかけないことです。一方、ブリッジでは周囲の歯を削ってつなげて支えとするため、削った歯に負担をかけて寿命を短くしてしまいます。また、入れ歯では違和感や痛みがあるという方が多く、しっかり噛めないという悩みも多いようです。インプラントは自分の歯に近い感覚が得られるため、入れ歯のような違和感を抑え、しっかりとした噛み心地をめざせます。噛む効率については、健康な天然歯の噛む力が100とすると、インプラントでは80~90、ブリッジは60、入れ歯では20ぐらいとされていますから、しっかり噛んでおいしく食事をするためには、やはりインプラントがお勧めです。
- Qインプラント治療が難しい場合もあるのでしょうか?
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A
▲口腔内や全身を精密に把握して、治療を進める
インプラント治療は、歯茎の切開や顎の骨の切削が必要となりますので、糖尿病や心臓病などリスクの高い持病がある方の場合は、医科の先生と連絡を取り、治療が行えるかどうかを確認することが必要です。動脈硬化などで血液をサラサラにするための薬を飲まれている方、骨粗しょう症治療薬を服用されている場合も、医科の先生と相談をして治療するかどうかを判断する場合もあります。また、顎の骨が足りていないと治療を行うことができませんので、歯を支える骨の量が少ない場合には骨造成と呼ばれる治療を行うこともあります。喫煙は血流が悪くなり、予後に悪い影響が出ることもありますので、禁煙をお勧めします。
- Q治療はどのように進んでいきますか?
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A
▲綿密に治療計画を立てることで、患者の負担を回避していく
まずはカウンセリングで患者さんのお話や希望をよく聞きます。悪くなった歯が残っている場合には抜歯してから、CT検査などによる精密検査を行い、骨の密度や幅を計測して、インプラント治療ができるかできないかを判断、できる場合はどこに埋入するかなど詳細な治療計画を立案します。治療計画を患者さんに説明して納得していただき、準備が整ったらインプラントの埋入手術を行います。その後は骨の状態や手術の難易度により異なってきますが、3ヵ月から半年、経過を見ながら問題がなければ口腔内スキャナーで型採りを行い、上部構造となる人工歯を作製して接着していくという流れになります。
- Qインプラントを長持ちさせるために気をつけるべきことは?
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A
▲長持ちさせるコツは、患者の生活によって注力するポイントが違う
インプラントは虫歯にはなりませんが、インプラント周囲炎という歯周病に似た症状にはかかりやすいので、しっかりケアをすることが大切です。まず、定期的に歯科クリニックを受診して、歯科医師の診察や歯科衛生士のクリーニングを受けます。日々のセルフケアも重要で、しっかりとしたブラッシング、歯間ブラシやデンタルフロスによるケアも行います。1年に1回はレントゲン検査を受け、骨に変化がないかを確認します。また、インプラント埋入直後や、上部構造の人工歯を装着した直後は、なるべく固いものを噛まないように注意してください。強い衝撃が加わると良くないので、激しいスポーツをする方にはマウスピースの装着をお勧めしています。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/17万6000円~、インプラントブリッジ/264万円~、骨造成/11万円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。