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西澤 義樹 院長の独自取材記事

高崎おとなこども歯科・矯正歯科 高崎オーパ院

(高崎市/高崎駅)

最終更新日:2024/03/25

西澤義樹院長 高崎おとなこども歯科・矯正歯科 高崎オーパ院 main

高崎駅西口に直結している商業ビルの8階にある「高崎おとなこども歯科・矯正歯科 高崎オーパ院」。群馬県内にあるグループの4院目のクリニックで、2023年11月に開業した。院長に就任した西澤義樹先生は、「患者さんのためにつながることでしたら、どんな治療も大好きです」と、エネルギッシュで情熱にあふれ、ひたむきに診療に向き合っている。学ぶ努力を惜しまず、現在も知識と技術の習得に余念がない西澤院長。自分だけが秀でているのではなく、クリニック全体が協力し合い、一丸となり進むことを大切にしている。どんな質問にも一つ一つ丁寧に、言葉を大切にして答える姿が印象的な西澤院長に、歯科医師をめざしたきっかけ、同院の患者層、診療時に大切にしていることなど、たっぷりと話を聞いた。

(取材日2023年12月26日)

いくつになっても、自分の歯で噛める楽しみを守りたい

どのような患者さんが多く来院されますか?

西澤義樹院長 高崎おとなこども歯科・矯正歯科 高崎オーパ院1

患者さんは立地が影響してか、若い方が多い印象です。治療の内容としては虫歯治療も歯周病の治療もありますが、中でも矯正治療を希望される方が多いです。矯正で来院される方の年齢層は幅広く、60代の方もいらっしゃいます。60代の方でも矯正を望まれる方はいらっしゃって、審美的に良くしたい、何より歯を長持ちさせたいという気持ちが主な動機のようです。その他、インプラントを長持ちさせたい、きちんと噛める噛み合わせをつくっていきたいなどの要望があり、お口を総合的に診てほしいということで、矯正を含んだお口の中全体的に治療を希望される方もいらっしゃいます。

西澤院長が歯科医師をめざされたきっかけは何ですか?

きっかけは一緒に住んでいた家族の歯をなんとかしたい、と思ったことです。体調を崩し出して、歩けなくなってしまった家族の唯一の楽しみは食事だったのですが、歯の状態も悪く入れ歯で食事をしていました。入れ歯の調子もなかなか合わず、食事さえも楽しめなくなっている姿を見ていて、なんとか私が噛めるようにしてあげたい、楽しめるようになってもらいたいという想いが芽生え、もともとは4年制大学に通っていましたが、編入学をして歯科大学に入り直し、歯科医師をめざすようになりました。

歯学部在学時、さまざまなことを学ぶ中で興味深かったことはありますか?

西澤義樹院長 高崎おとなこども歯科・矯正歯科 高崎オーパ院2

全身を診ることのできる歯科医師になれるように、という大学の方針もあって、全身の疾患との関わりを学ぶ機会が多かったです。学べば学ぶほど1本の歯だけを治療していてはだめだ、お口の中だけを診ていてはだめだ、と感じました。最近は浸透してきましたが、歯周病が全身に影響を及ぼす場合もありますし、逆に歯周病に影響を及ぼす疾患もあります。いろんな視点から原因を探り、治療が提案できるように日々勉強を続けたいと思えました。

一人ひとりに寄り添い、カウンセリングを丁寧に行う

印象深い患者さんとのエピソードがあれば教えてください。

西澤義樹院長 高崎おとなこども歯科・矯正歯科 高崎オーパ院3

両奥歯に欠損を伴う患者さんにインプラント治療をさせていただいたことがありました。それまでずっと入れ歯を使われていましたが、インプラント治療を受けられ、とても喜んでくださいました。それを聞いた時に、ゼロから1に進んだ感覚といいますか、大きなやりがいを感じました。自分の中で、本当にうれしかった出来事です。

患者さんに説明する際、気をつけていることはありますか?

患者さんのお話をしっかりとお聞きして、求めていらっしゃることに寄り添いながら治療を行っています。相談していただきやすいようにカウンセリングルームを5つご用意しております。初診で来院してくださった際には、お話を伺って、お口の中の状況も確認した上で、どういった治療が必要か、どういった選択肢があるのか全体的にお話ししています。検査等で現状を把握した上で、さらに治療の方向性と治療の選択肢を詳細にお話しする時間も設けています。ですので、基本的にこちらからこうしましょうと決めるのではなくて、しっかりと情報提供をした上で、患者さんに納得して決めていただくというのが、当院の意識しているところです。

説明が難しいと感じる患者さんもいると思いますが、工夫されていることはありますか?

西澤義樹院長 高崎おとなこども歯科・矯正歯科 高崎オーパ院4

資料は入念に準備をしています。パソコンで使うスライドや、お渡しする紙の資料、模型も準備していますので、さまざまなツールを駆使しながら、患者さんにご理解いただけるように工夫しています。当法人では、クリニック全体で勉強会を開いたり、セミナーを受講したりと、学ぶ機会を大切にしていて、歯科衛生士、歯科助手も含めて、スタッフ全員が同じ知識を持っているというのが強みだと思います。法人グループやクリニックの中で誰かだけが秀でているということではなくて、全員が力を合わせて、組織一丸となって頑張っていこうという風土がありますので、勉強をして知識と技術を皆で重ねています。それが、患者さんに説明する際に還元されていくと考えています。

スタッフ全員が一丸となり、チーム全体で患者を支える

患者さんに接する際に、気をつけていることはありますか?

西澤義樹院長 高崎おとなこども歯科・矯正歯科 高崎オーパ院5

歯医者さんに対して苦手意識を持っておられる方も多いと思います。せっかく勇気を出して来てくださっているので、恐怖心なく継続して通っていただけるよう、一人ひとりの患者さんに、私がしっかりと合わせることを意識しています。例えばお子さんでしたら、毎回楽しいと思って通ってもらえるように心がけていますし、歯科の知識がない方に対してはしっかり説明できているか、途中で理解度の確認も徹底しています。逆に目上の方ですと、私を孫や息子のように思ってくださる方もいるので、その距離感を大切に接しています。また当院では全部のユニットにモニターがついていますので、術前、術中、術後の写真を撮って、目で見てわかるように説明をしていますし、患者さんに水がかからないようにタオルをかけるときも見えないということは怖いと思いますので、器具を変える、水が出るなどといった、一つ一つの工程に対して声かけをしながら治療を行っています。

診療を行う中で、難しいと感じることはありますか?

私たちが関われるのは、治療中か、3ヵ月に1度のメンテナンスの時だけですので、どうしても日々のメンテナンスはご自身で行っていただくしかありません。ですので、「ここが苦手のようなので、こういうふうに磨きましょう」「ここを頑張っていきましょう」というポイントは、毎回受診の度にお伝えするようにしています。歯に関するすべてのプロセスに関わることができたらいいのですが、どうしても患者さん自身に委ねなければならない部分があるので、そこは難しく感じるところです。それでも、一人ひとりに合った歯ブラシや歯磨き粉と磨き方、フロスなどの補助器具の使用についていろいろな情報をお伝えしたり、模型や口の中の状態を写真で見せながら現状を説明したり、そういった当院の方針が徐々に伝わったのか、自分自身のメンテナンスにも前向きに取り組んでくださる方が増えてきたように思います。

最後に読者にメッセージをお願いします。

西澤義樹院長 高崎おとなこども歯科・矯正歯科 高崎オーパ院6

歯周病は自覚症状なく進むことが多く、腫れて歯が揺れたという時点では手遅れで、歯を抜かなければならないこともあります。虫歯も含め、痛みがないから大丈夫というのではなく、歯を残して予防していくためにも、定期的に、歯科医院で診てもらうことが大切です。自分自身の状態をわかってくれているような、かかりつけのクリニックをつくるといいですね。当院では一人ひとりに寄り添ってカウンセリングをしますし、スタッフ全員が確かな技術と熱意を持って患者さんのためになれるようにサポートします。お困りの際は、いつでも気軽に頼っていただけたらうれしいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正歯科/41.8万円~(税込)、インプラント治療/30.8万円~(税込)

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