小泉 響子 院長の独自取材記事
日本橋ひびき矯正歯科
(中央区/茅場町駅)
最終更新日:2026/03/13
茅場町駅から徒歩1分、日本橋駅や八丁堀駅からも徒歩圏内のビジネス街に位置する「日本橋ひびき矯正歯科」。歯列矯正を専門とし、表側・裏側矯正やマウスピース型装置を用いた矯正など幅広い選択肢を用意し、歯並びに悩む患者一人ひとりのニーズに応えている。院長を務める小泉響子先生は、自身も6歳から22歳まで矯正を受けた「元患者」。噛み合わせや見た目へのコンプレックスに悩みながら過ごしたという自身の体験を原点に、患者の気持ち、そして人生に寄り添う診療を実践。専門性と信頼関係を軸とした矯正を追求している。そんな小泉院長に、同院が取り組む矯正の特徴や診療方針、矯正に注ぐ思いなどを語ってもらった。
(取材日2026年1月27日)
矯正を通じて、前向きに人生を歩めるように
まずはクリニックの特徴を教えてください。

当院は2023年に開業した、矯正歯科を専門とするクリニックです。表側矯正や裏側矯正、マウスピース型矯正装置を用いた矯正、部分矯正、複数の装置を組み合わせた矯正など、患者さんのお口の状態やご希望に合わせた方法をご提案しています。当院では「何のために矯正を行うのか」を大切にし、患者さんの「悩み」を改善へと導くことに注力しています。矯正歯科の「専門」であることにこだわり、矯正歯科学を体系的に学び、経験を積んだ歯科医師のみが診療を担当している点も特徴です。また、患者さんとの信頼関係を何より重視し、私自身が実際に姿勢や人柄を見て「信頼して任せられる」と感じた歯科医師に声をかけ、診療にあたってもらっています。矯正は長期間にわたり進めていくものだからこそ、患者さんに寄り添い、安心して通っていただける環境づくりを大切にしています。
先生ご自身も矯正を経験したそうですね。
もともと私は、6歳から22歳まで矯正を受けてきた「患者」でした。幼い頃から骨格的な問題があり大学病院に通っていましたが、その頃から将来の夢は「歯科医師」でした。矯正の期間が長く、大変な思いをしたこともあり、「自分と同じような患者さんを助けたい」という気持ちで矯正歯科医師をめざすようになりました。大学の歯学部を卒業後は、大学病院の矯正歯科など専門機関で約10年間研鑽を積み、開業に至りました。矯正歯科医師に憧れてから開業まで、振り返れば約30年。まさに人生を賭けてきた道のりだったと思います。これまでの経験を生かし、「患者として」と「矯正歯科医師として」の両方の視点を持ちながら日々の診療に携わっています。
患者さんとのエピソードはありますか?

矯正は心身の健康に深く関わっており、矯正によって「悩み」が改善されれば、前向きに生きられるようになることもあると考えられます。患者さんの中には「大学院に進学して建築士になりたい」「旅行会社の面接が近いので頑張りたい」「落ち着いたら海外で働きたい」と、将来の夢を語り、実際にそれをかなえて報告してくれる方もいます。私自身、かつての主治医に憧れて歯科医師の夢をかなえたということもあるので、患者さんのそうした瞬間に関われることをとてもうれしく思っていますし、大きな原動力になっています。矯正をきっかけに前向きな気持ちや笑顔を手に入れ、より人生を楽しんでいただくために、力を尽くしていきたいです。矯正を通して、微力ながら誰かの力になれることが、私自身の「やりがい」だと感じています。
矯正歯科の「専門」であることにこだわる
どのような患者さんが多いですか?

幅広い世代の患者さんに来院いただいていますが、ビジネスエリアという影響もあり、20〜30代の働く世代が多いことが特徴です。矯正歯科は女性の患者さんが多い傾向にありますが、当院では男性が3割以上を占めています。また、表側のワイヤーによる矯正を選ばれる方が多い点も特徴の一つです。見た目よりも、期間内に効率良く進め、しっかりと整えていくことを重視されている方が多い印象です。矯正は患者さんの協力が欠かせませんが、意味や目的を理解し、前向きに取り組もうと考える方が多いと感じています。
矯正歯科専門の歯科医師としてこだわっていることはありますか?
医療を行う上で、知識や技術は非常に重要です。それに加えて、さまざまなケースに対応するためには、臨床経験も欠かせないと考えています。矯正は専門性が高いため、一定期間矯正歯科を学んだ後も、勉強会に参加し、新しい知識や技術を継続的に学び続ける必要があります。当院では、こうした専門性と経験について一定の基準を満たした矯正歯科医師のみが、矯正を担当する体制にしています。これにより、歯科医師同士が共通した基準やゴールを共有しながら意見交換ができ、医療水準の維持につながっています。歯科衛生士についても、矯正装置を使用している患者さんへの処置やサポートが適切に行えるよう、矯正歯科ならではの知識や技術を学んでいます。常に矯正歯科を中心に、診療体制や内容を見直し、より良い環境づくりにクリニック全体で取り組んでいます。
設備と診療スペースも充実していますね。

より精度の高い矯正を行うために、歯科用CTや頭部エックス線規格写真撮影装置、口腔内スキャナー、分析ソフトなどの専用設備を整えています。すべての患者さんに精密検査を行い、骨格バランスや口腔内の状態を数値化した上で医学的根拠に基づき診断し、口元の変化などのシミュレーションも行っています。また、診療室は落ち着いて過ごしていただけるよう、全室個室にしています。医療機関として「きれいで清潔」であることはもちろん、長く通院したくなるような環境づくりをめざしたデザインにしました。さらに、矯正歯科の専門クリニックとして理想とする医療の形を追求するため、2025年には同ビル内で診療スペースの拡大を行いました。診療体制に余裕を持たせることで、十分な時間を確保し、矯正の質を高めることをめざしています。また、診療内容ごとにスペースを区分することで、診療の幅が広がり、より専門的な対応も可能となっています。
医療で大切なのは「信頼される」こと
診療で重要なことは何ですか。

患者さんとのコミュニケーションを大切にし、矯正に関する説明や経過のフィードバックは必ず行い、目に見える形でお伝えしています。私自身がかつて患者だった経験を生かし、矯正に対する「不安」や「要望」を話しやすい環境を整え、できる限り気持ちに寄り添った診療を心がけています。医療には限界があり、希望どおりにならない場合もあります。それでも、十分な説明を受けて納得できているかどうかは満足度につながり、信頼関係にも大きく影響すると考えています。また、患者さんのライフスタイルやイベントについても伺い、大切な出張などの前には負担がかからないように配慮して、急患による来院回数を減らすための工夫も行っています。毎回の診療が「意味のあるもの」となるよう意識し、予約時間内に終えられるよう時間管理にも努めています。
スタッフ全員で意識していることはありますか。
どのスタッフも患者さんとしっかりコミュニケーションを取り、信頼関係を築くことを大切にしています。そのため、担当の歯科医師と歯科衛生士を配置し、患者さん一人ひとりの状況を共有できる体制を整えています。歯科医師には話しづらいことでも、歯科衛生士には相談しやすい場合があるため、この連携は矯正を円滑に進める上でも重要です。また、受付担当者が予約やお問い合わせに対応し、その内容を担当の歯科医師・歯科衛生士に共有し、こまやかなフォローにつなげています。スタッフ全員が「患者さんに向き合う」という意識を持ち、協力しながら診療にあたることを心がけています。さらに、当院は2026年3月に法人化を予定しており、これまで以上に社会的な審査も厳しくなる中で、より安定した運営をめざしてまいります。患者さんやスタッフにとって安心して通える医療機関であり続けることを願い、これからも発展を続けていきます。
最後に、読者へメッセージをお願いします。

矯正相談では、まずはご自身のお悩みをお聞かせください。どんな選択肢があり、どの方法が合うのかを、一緒に考えていきましょう。矯正は大変なこともありますが、「やって良かった」と感じてもらえるように努めてまいります。そのことが習慣を変え、さらには人生をより良くしていくことにつながる場合もあります。多くの患者さんにとって矯正が、当院のコンセプトである「良い歯並びから心身ともに健康で豊かな人生を紡ぐ」ことにつながれば、これほどうれしいことはありません。
自由診療費用の目安
自由診療とはワイヤー矯正/99万円~、裏側ワイヤー矯正(フルリンガル矯正)/154万円~、ハーフリンガル矯正/132万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/77万円~、部分矯正/16万5000円~、小児矯正/49万5000円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

