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関節リウマチは早期の治療開始が重要
専門とする整形外科に相談を

越谷慶友整形外科リウマチ科

(越谷市/大袋駅)

最終更新日:2025/09/12

越谷慶友整形外科リウマチ科 関節リウマチは早期の治療開始が重要 専門とする整形外科に相談を 越谷慶友整形外科リウマチ科 関節リウマチは早期の治療開始が重要 専門とする整形外科に相談を
  • 保険診療

朝、目が覚めると手がこわばっている、関節に腫れ・痛みがある……。そんな症状に心当たりがあるなら、関節リウマチの可能性がある。「いつものことと放置せずに、専門とする医師に早めに相談してください」と呼びかけるのは、「越谷慶友整形外科リウマチ科」の院長である小岩政仁(こいわ・まさひと)先生。日本整形外科学会整形外科専門医にして日本リウマチ学会リウマチ専門医でもある小岩院長は、これまでも数多くのリウマチ患者を診てきた。要介護・要支援にさせないためには、関節の機能が破壊されていくのを阻止する必要がある。だからこそ、早期発見につなげていきたいと、院内で関節リウマチに関する啓発セミナーなども開催している。関節リウマチとはどのような疾患なのか小岩先生に詳しく教えてもらった。

(取材日2025年9月1日)

手のこわばりや腫れ、痛みを感じたらリウマチ専門医の診断を。早期発見・早期治療で「寛解」をめざす

Qそもそも関節リウマチとはどういった病気なのでしょうか。
A
越谷慶友整形外科リウマチ科 リウマチを専門的に診ることができる同院

▲リウマチを専門的に診ることができる同院

関節リウマチは手や足をはじめとする全身の関節に痛みや腫れが生じる慢性疾患です。通常は免疫機能を担っているタンパク質が軟骨の間にある滑膜で異常に増え、正常な関節組織を攻撃して破壊することによって起きます。関節以外の臓器に症状が出ることもあり、命に関わる場合もあるので注意が必要です。原因としては、閉経後の女性ホルモンの減少、経口避妊薬、喫煙、歯周病、腸内細菌などが挙げられています。日本全国の患者数は70〜80万人。男女比率は1対4で女性が多く、特に30〜50代によく見られます。

Q具体的にどのような症状があればリウマチ科を受診すべきですか?
A
越谷慶友整形外科リウマチ科 ちょっとした体の不調はリウマチの可能性も

▲ちょっとした体の不調はリウマチの可能性も

関節の症状としては腫れ・痛み、変形、日常動作のしにくさなどがあります。昼寝も含めて寝起きに手のこわばりが出るときなども、早めに整形外科、ないし、リウマチ科を受診するようにしてください。関節以外にも微熱、食欲不振、体重減少、疲労感などの全身症状が現れるケースもあります。更年期と思って婦人科を受診する方もいますが、もしかしたら必要なのはリウマチ科への相談かもしれません。関節リウマチは発症後1〜2年で急速に関節が壊れるという特色があります。早期に症状に合わせた積極的な治療を行えば、関節の破壊を最小限に抑えることも望めます。治療チャンスを逃さず、関節手術や寝たきりを回避するようにしましょう。

Q関節リウマチの検査について教えてください。
A
越谷慶友整形外科リウマチ科 さまざまな検査や診察により、適切に診断していく

▲さまざまな検査や診察により、適切に診断していく

まず、問診、視診、触診をして、関節リウマチの典型的な腫れ・痛みがないか調べます。第一関節の硬い腫れは変形性関節症の一種であるヘバーデン結節かもしれません。一方、第二関節から手首に腫れがあるときは、関節リウマチの可能性が高いので超音波検査を実施。超音波検査では関節の中で起こっている炎症をリアルタイムで確認することもできます。また、エックス線検査も行い、関節から骨まで炎症が到達したびらん性病変が3ヵ所あれば関節リウマチを疑います。その他、血液検査もして総合的に判断することになるでしょう。

Q関節リウマチの治療についても知りたいです。
A
越谷慶友整形外科リウマチ科 リウマチは早期発見・早期治療が重要

▲リウマチは早期発見・早期治療が重要

以前は滑膜の除去や人工関節に置換する手術も多かったのですが、早期発見・早期治療の重要性が叫ばれるようになり、手術をするケースはだいぶ減りました。関節リウマチと診断されたら、できるだけ早く抗リウマチ薬を開始するようにしましょう。生物学的製剤やJAK阻害薬などを用いた先進の治療も、早期に始めないと十分な改善が期待できません。整形外科治療だけではなく、内田詔爾先生が提唱する、リハビリテーション、内科治療、社会的支援・家族の協力といった「4輪立て」が必要というのは以前の勤務先で学び、今も大事にしています。早いうちから4輪のバランスを保ってこそ、患者さんの健康寿命を延ばすことも望めるでしょう。

Q関節リウマチを専門とする医師を受診するメリットは?
A
越谷慶友整形外科リウマチ科 日本リウマチ学会リウマチ専門医である小岩先生

▲日本リウマチ学会リウマチ専門医である小岩先生

関節リウマチは指が曲がる状態にまで進行していても指摘されないケースが多々あります。エックス線写真に映るびらん性病変も、見分けられるようになるまでは訓練が必要です。私は日本リウマチ学会リウマチ専門医として長年にわたり関節リウマチの診療にあたってきました。だからこそ「4輪立て」によるトータルマネジメントに重きを置いています。また、私は日本整形外科学会整形外科専門医でもあります。関節リウマチを発症しやすい閉経後の女性は骨粗しょう症も心配ですが、併せて診ていくこともできます。骨粗しょう症もまた早期発見・早期治療が大事です。DXA法検査ができる体制も整えているので、ぜひ一度検査を受けてみてください。

ドクターからのメッセージ

小岩 政仁院長

整形外科は運動器すなわち人体の運動をする部分のけがや病気を治療する診療科です。筋肉や骨と並び関節も運動器の一つですが、この機能を再建に導くのもわれわれの使命。だからこそ、関節リウマチも整形外科に相談していただければと思っています。かつては不治の病とされてきましたが、現在は痛みやこわばりのない寛解に落ち着かせることを図り、発症前と変わらない生活を送ることをめざすための治療薬もあります。ただし、寛解をめざすためには早期発見・早期治療が重要です。少しでも気にかかる点があるならば、気兼ねなくご相談ください。

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