眼瞼下垂や逆さまつげの悩みには
審美面にも配慮した手術が鍵
恵聖会クリニック 心斎橋院
(大阪市中央区/心斎橋駅)
最終更新日:2025/01/16


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年を重ねることでまぶたの筋力が落ちたり皮膚がたるんだりして、まぶたが下がり視野が狭くなる「眼瞼下垂」。視界を広げようと目元に力を入れてしまい、頭痛や肩凝りを引き起こすこともあるという。同じく、加齢でまぶたがゆるむことで起きやすい状態に「逆さまつげ」も挙げられる。こうした症状に対する治療としては、保険適用の手術が第一の選択肢となる。しかし、目の周りの手術は見た目の印象にも大きく関わるため、なかなか踏み切れない人もいるだろう。そうした不安にしっかり配慮し、精度の高い手術を行っているのが「恵聖会クリニック 心斎橋院」だ。そこで今回は、美容医療や形成外科領域で豊富な経験を持つ鬼頭恵司理事長と鬼頭雄也先生に、症状改善と見た目の両方に配慮した目の周りの手術について語ってもらった。
(取材日2023年12月7日)
目次
加齢とともに出やすい目の周りの悩み事。症状改善のための手術は、経験豊富な形成外科に相談を
- Q目の周りの悩みで来院される方が多いと伺いました。
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A
▲経験豊富な医師による、自然な仕上がりを追求した手術を行う同院
【恵司理事長】そうですね。若い方から高齢の方まで、さまざまなご相談をいただきますが、眼瞼下垂や逆さまつげにお悩みの方が多い印象です。いずれも症状改善をめざすには、手術が選択肢となります。ただ、まぶたに外科的処置を行うわけですから、不安を覚える方もいらっしゃるでしょう。その点、当院は開業以来長年にわたり、美容皮膚科・美容外科とともに形成外科も標榜し、難易度の高い手術もたくさん行ってきました。眼瞼下垂や逆さまつげについても症状改善を目的に、自然な見た目の仕上がりになるような手術を追求しています。
- Qご相談が多い「眼瞼下垂」とは、どのような状態ですか?
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A
▲加齢を含め、さまざまな要因が考えられる「眼瞼下垂」
【恵司理事長】まぶたが上がりきらず、正常な位置よりも下がっていて視野を狭めている状態です。無理に視野を確保しようとおでこを上げてしまい、頭痛や肩凝りといった症状が出て初めて自覚される方や、家族からまぶたの下がりを指摘されて気づいた方も来院されます。要因としては、加齢によるまぶたの筋肉の筋力低下や皮膚のたるみ、コンタクトレンズの使用などが挙げられるでしょう。先天的な要因から若年層の患者さんもいらっしゃいますね。
【雄也先生】当院ではカウンセリング時に診察し、保険適用の有無や、仕上がりのシミュレーションを確認し手術日を決めます。術後は内出血やむくみが出ますが、少しずつ落ち着くのでご安心ください。
- Qもう一つの「逆さまつげ」についても教えてください。
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A
▲まつげによる刺激が継続的に加わることで感染症につながる場合も
【恵司理事長】こちらは、まつげが内側を向いてしまい、眼球に刺激を与えてしまう状態です。もともとぷっくりとしたまぶたの方や、加齢によるたるみでまぶたがゆるんでいる方に見られます。不快な感覚や痛みの他、目やにが多く出ることもあるでしょう。また、眼球に継続的に刺激が加わることで眼球の表面が傷害され、そのままにしておくと感染症や視力の低下につながる可能性もあります。そうならないように、まつげの生える向きを調整する目的で手術を行います。
【雄也先生】逆さまつげも、眼瞼下垂と同様に術後の内出血やむくみが出ますが、抜糸自体は基本的に1週間程度で完了します。
- Q目の周りの手術を形成外科で受けるメリットはどんな点ですか?
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A
▲形成外科を標榜する同院ならではの専門性を生かした手術が可能
【恵司理事長】まぶたが下がって視野が狭い、まつげが目に入って痛いといった状態の改善をめざすのはもちろん、きれいな仕上がりにもこだわった手術ができる点でしょう。また術後の見た目について、具体的に「こういうふうにしてほしい」という要望がある場合、当院では自由診療で手術を行うこともご提案できます。眼瞼下垂の手術の目的は、視界が上部まで広がるようにしたり、眼瞼下垂によって生じていた頭痛や肩凝り症状改善も図ったりすることですが、QOLが上がり、見た目まで元気になったように感じてもらえたらうれしいですね。形成外科は外見を整える専門的な診療科ですから、丁寧な手術のためにその知見や技術が生かせると思います。
- Qこちらでは手術の際にどんなことに注力されていますか?
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A
▲術前や術中も患者の不安に寄り添った対応を心がけている
【恵司理事長】まずは不安を軽減するためにカウンセリングをしっかり行うことです。お困りの症状が眼瞼下垂や逆さまつげによるものか確認し、カウンセリングで術後のイメージをきちんと理解していただいてから治療に入るように心がけています。
【雄也先生】また、手術時の不安にも気を配っています。麻酔の時の声かけや、術中の痛みの確認なども欠かしません。注射の麻酔に対して不安が大きい方には、笑気麻酔の併用も可能です。目の周りの手術というと心配になるかもしれませんが、例えば眼瞼下垂の場合、目のトレーニングだけでは根本的な原因に働きかけるのは難しいので、ぜひ手術をご検討いただけたらと思います。
自由診療費用の目安
自由診療とは眼瞼下垂:38万5000円~