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関口和行 院長の独自取材記事

桜新町せきぐち眼科

(世田谷区/桜新町駅)

最終更新日:2019/08/28

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セレブなイメージと下町のような温かい雰囲気が交じり合う桜新町。東急桜新町駅西口から徒歩1分のメディカルモール2階の「桜新町せきぐち眼科」は2011年の開業以来、地域住民の目の健康を守り続けてきた。院長の関口和行先生は斜視や白内障の日帰り手術のほか、静岡県立こども病院での勤務経験を生かして、小児の対応も得意としている。穏やかで丁寧な話し方に加え、検査結果を画像で見せながらの説明は、患者からもわかりやすいと好評だ。忙しい毎日の中、休日には同じく眼科医師で当クリニック副院長の妻と、ショッピングや散歩を楽しむことでリフレッシュするそう。クリニックでも自宅でもいつも一緒の妻に「公私ともに頼れるパートナー」だと話す愛妻家な面も。そんな関口先生に、開院のいきさつや日々の診療について、また医師をめざしたきっかけや今後の展望までたっぷりと語っていただいた。

(取材日2013年6月6日)

子どもからお年寄りまで、画像を使ったわかりやすい説明で幅広く対応

なぜ桜新町で開院されたのですか?

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学生時代に実習で沿線にある帝京大学医学部付属溝口病院に通っていました。田園都市線(当時は新玉川線)を利用していたので桜新町という町は知っていました。サザエさんのイメージでしたね。開業するにあたり物件を探していたところ、町の雰囲気が気に入り、あらためていい町だなと感じたので、この地で開業することとなりました。商店街もあり皆さん人当たりがよく、町中でも気軽に声をかけてくださるのが嬉しいですね。開業するまでは帝京大学医学部附属病院のほか、静岡県立こども病院などの勤務を経て、妻の実家の病院でもある豊見城中央病院に医長として勤務していました。今でも月に一度豊見城中央病院で斜視弱視の専門外来、手術を行なっています。

クリニックの特徴は何ですか?

僕と妻の二人で協力しあい、一般診療から日帰り手術まで、幅広い年齢の患者さんの診療にあたっています。ご相談内容で多いのは、やはり白内障です。また斜視の治療に関しては、遠方から来られる方も多いですね。眼科はもともとお年寄りが多い科なのですが、お子さんの患者さんも増えてきました。お子さんに眼鏡をかける必要があるかどうかを気にされる親御さんが多いので、治療をしながら必要に応じてアドバイスをしています。僕も妻も小児病院で勤務していた経験があり、子どもが不安にならない接し方を心がけていますので、クリニックが苦手なお子さんでも安心して連れて来ていただければと思います。

日々の診療で大切にされていることは何ですか?

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わかりやすい言葉で丁寧に説明をさせていただくことです。これは当たり前のことのようですが、開業医が特に力を入れなければいけないことだと考えています。大きな病院ではなかなか患者さんお一人おひとりに時間をかけられないことも多いですから。説明をしやすいように完全電子カルテ化し、暗室で行った検査も顕微鏡で見た画像も、検査結果はすべて診察室にあるモニターで患者さんと一緒に確認できるようにしています。眼科の疾患は、病変部を直接見ることができるので、言葉よりも正常な場合の写真と見比べて、違いのある部分を具体的に説明するようにしています。親御さんやご家族など付添の方への説明にも役立っていますね。

白内障手術の眼内レンズも多様に。視力の質にもこだわりを

なかには、緊張されて来院される患者さんもいるかと思います。

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そうですね。まずは、受付で明るく声をかけるようにしています。お年寄りの患者さんが多いので、少し待ち時間が長くなったときはスタッフから患者さんに一言声をかけるようにしているんです。診察室に入る時にはすっかり気持ちがほぐれているように。 また、怖がって泣いているお子さんもたくさんいらっしゃるので、そういった子どもたちのために、診察室のモニターの後ろに人形やおもちゃを隠し持っているんですよ。泣いている時には、サッと出して、視線を誘導します。これらはすべて小児病院で学んだことで、現在の診療にとても役に立ってますね。帰る時には泣き止んで「バイバイ」と元気に手をふってもらえるように、笑顔で、あれこれと趣向を凝らしながら接しています。

最近の傾向で気になることはありますか?

白内障手術についてですが、一昔前に比べると、手術自体の成功はもちろんのこと、手術後の見え方の質を気にされている方が増えています。手術後、乱視はどうなるのか、老眼もいっしょに治せるのかなど、白内障がきれいに取れて終わりではなく、「視力の質」にこだわる人が多いですね。それだけ目への関心が高くなってきているということでしょう。白内障の手術で使用する眼内レンズの種類は豊富です。患者さんとご相談の上、乱視の方は乱視が治せる眼内レンズを、老眼を治したい方には遠近両用の眼内レンズをというように、様々なニーズに応えられるように体制を整えています。遠近両用眼内レンズを使用する場合は自費診療になります。

働き盛りの30代から40代にはどのようなトラブルが多いですか?

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30代から40代というと老眼が始まる年代でもありますし、ドライアイの方もとても多いですね。当クリニックでは通常の涙の量を調べる検査のほかに、涙が蒸発していくところを記録した映像をお見せして、どんなふうに目が乾いていくのか、特に涙の少ない場所などをお伝えしています。パソコン業務やスマートフォンによる近い距離での作業が増えると、まばたきの回数が減り、ドライアイにつながります。これも一種の現代病かもしれませんね。「予防のために目を休ませましょう」と言っても、お仕事だとなかなか難しいと思うので、目の状態に合った点眼薬の使用をお勧めしています。点眼薬も種類がたくさんあるのですが、検査の映像を見れば最適な薬や組み合わせがわかるので、患者さんの満足度も高いと思います。

目の人間ドック「眼科ドック」で早期発見、早期治療を

これまでの診療で印象に残っている出来事はありますか?

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白内障の手術をしてはじめて、ご自身が思っているよりかなり視力の質が下がっていたことに気づかれ「これほど見えていなかったのか。すごくよく見える。」と驚かれることがよくあります。そんな姿を見る時こそ眼科医師として充実感や達成感を得られます。世界が開けるように感じるようで、みなさん大変喜ばれます。中には飼っている犬の毛が茶色だと思っていたら、実は白かったなんてこともあります。白内障は全体に色調が変わって見えるので、茶色に見えていたのでしょう。また、手術をすることで細部まではっきりと見えるようになり、今まで見えていなかったしわを発見したり、「手術をしたからシミが増えた」なんて言い出す人もいます。付き添いの方は「前といっしょよ。」と(笑)。でもこういった話を聞くのも楽しいですね。ほかには高齢の患者さんが「目がずれている遺影はいやだ」と言って斜視の手術をされ、術後に「これでいい遺影が撮れる」とおっしゃっていました。遺影のことも考えて手術をされるのかと、なるほどと思いましたね。

ところで、先生はなぜ眼科医師の道を選ばれたのですか?

医師へのあこがれは幼少期からありました。一緒に住んでいた大好きな祖父が自宅で療養していた時に、かかりつけ医の先生が往診に来てくれていたんです。その先生が来ると、なんとなく家族が安心する雰囲気を子どもながらに感じていて、そばにいるだけで人を安心させることに単純に「すごいなあ。かっこいいなあ。」と思っていました。眼科を選んだのは、大学で実習をしていて病変部および治療効果が自分の肉眼で直接確認出来ることに魅力を感じたからです。それから、目は人間の生活への影響が本当に大きいと思うんです。人間の情報は80%視覚から入ると言われていますが、あんなに小さな器官なのに機能としてはすごく重要だという点や、顕微鏡での細かい作業にも興味を持ったことも、眼科医師になった理由ですね。

最後に、快適な生活をおくるために、読者へのメッセージをお願いします。

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眼科の人間ドック「眼科ドック」に取り組んでいきたいですね。症状がありクリニックに来ることも大切なのですが、幅広く検査をすることで、症状が出る前の早期発見、早期治療に努めていきたいです。特に緑内障の有病率は40歳以上の20人に1人と多いですので、早めの検診をおすすめします。当院では、緑内障の発見に有効な、三次元で画像解析ができる眼のCTとも言えるOCTも用意しています。地域医療の段階で治せるものは治していき、できる限り当院での完治をめざしたいです。究極を言えば、何歳になっても物を見る機能が保てるようにお手伝いしていきたいですね。どんなことでもいいので、目に関することで気になることはなんでも聞きに来ていただければと思います。男性の医師が苦手だという方には、当クリニックには女性の医師もおりますし、各種検査機器も豊富に取り揃えています。ご自身に問題がなくても、ご高齢の親御さんに関する相談も承りますので、遠慮なくご家族で一緒に来てくださいね。

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