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浅田 喜代一 院長の独自取材記事

あさだ脳神経科外科クリニック

(大阪狭山市/金剛駅)

最終更新日:2024/11/13

浅田喜代一院長 あさだ脳神経科外科クリニック main

超高齢社会を迎えた今、「脳を守る」ことを使命に日々診療にあたっているのは「あさだ脳神経科外科クリニック」の浅田喜代一院長。長年、大阪南医療センターなどで研鑽を積んできた脳神経外科のスペシャリストだ。同院は大阪狭山市にある医療モールにて、2023年10月に開業した。脳梗塞や脳卒中、くも膜下出血などの重大疾患の早期発見・再発予防に力を注ぎ、大阪南医療センターをはじめとする医療機関との連携を強化。大きな病院での治療後のフォローに取り組むほか、働く世代に多い頭痛などの悩みにも対応している。「地域に根差したクリニックとして、何でも相談できる脳神経外科をめざしています」と浅田院長。今回、開業までの経緯や診療方針、今後の展望などを語ってもらった。

(取材日2024年10月25日)

先進の医療機器で、病気の早期発見・再発予防に注力

長年、大阪南医療センターに勤務されていたと伺いました。

浅田喜代一院長 あさだ脳神経科外科クリニック1

そうなんです。大阪南医療センターは大阪狭山市に隣接する河内長野市にありますが、長年さまざまな脳神経外科の症例に携わってきました。大阪狭山市も含め、この近辺は住民の高齢化が進み、脳卒中を起こされる患者さんが少なくありません。急性期の手術は大きな病院で行うことになりますが、その後の長期的なフォローに取り組んでいきたいと思い、当院を開業しました。これまで培った経験を生かして、地域の患者さんに専門的な医療を提供していきたいですね。脳の病気の早期発見はもちろん、手術後に再発はないか、コントロールがうまくできているかなどを診ながら、患者さんの脳を守っていくことが目標です。

開業して1年、実際の患者層をお聞かせください。

過去に脳卒中や脳梗塞などで手術を受けた60代から80代の患者さんをはじめ、意外に多いのが頭痛で悩まれている患者さんですね。働く世代を中心に、頭痛やめまいの相談をたくさん受けています。一口に頭痛といっても、その原因はさまざまです。診療では原因の特定から始めますし、脳の病気が疑われる場合はMRI検査を実施します。そして、脳卒中などの病気が発覚した場合は、即座に治療を受けていただくことが何よりも重要です。大阪南医療センターをはじめ、急性期の手術に対応できる近隣の医療機関をすぐに紹介させていただきます。その他、片頭痛の治療では新薬の導入を行うなど、良質で専門的な治療に力を入れています。

MRIなど、先進の医療機器を駆使されているのですね。

浅田喜代一院長 あさだ脳神経科外科クリニック2

脳の病気は症状が出てからいかに早く対応するかによって、その後の治療方法はもちろん、患者さんの生活水準も変わっていきます。特に急性期の脳梗塞や脳出血などは、即座に診断しなければいけません。そのためには、MRIやCTなどの医療機器が必要不可欠です。当院では国産の先進的なMRIを使いながら、病気の早期発見や再発予防に努めています。なお、診察室やMRI検査室のほか、相談室や処置室も備え、点滴や頸動脈などの超音波検査、血液検査にも対応しています。大きな病院のような先進設備を整えていますので、安心してお任せいただけるとうれしいです。

患者や家族の気持ちに寄り添い、適した治療を提案

診療で大切にしていることはありますか?

浅田喜代一院長 あさだ脳神経科外科クリニック3

患者さんの訴えにしっかり耳を傾けることです。何に困っているのか、何を希望されるのかなど、治療を開始する前に来院された目的をきちんと伺うようにしています。しっかり相談内容を把握しながら、診療を進めていきたいですね。また、認知症の場合、患者さんご本人はお困りでなくても、ご家族が相談されたいケースも珍しくありません。その場合はご家族にも同席していただき、ご本人の気持ちをくみ取りながらも、ご家族の病気に対する考えやご要望などもヒアリングするようにしています。認知症以外の脳卒中などにおいても、ご家族が同席されるケースは多いですよ。

認知症の治療にも力を入れているそうですね。

今は超高齢社会ですから、「物忘れが気になる」などの認知機能の低下に悩んでいる患者さんもたくさんいます。認知症に関しても、まずは原因の特定が重要です。アルツハイマー型認知症なのか、脳の血管障害などが認知症を引き起こしているのかなど、最初の段階でしっかりと診断を行わなければいけません。もちろん、当院で診断できますし、アルツハイマー型認知症の場合は大きな病院と連携の上、保険適用で新薬にも対応することが可能です。ご自身はもちろん、ご家族など周りの方のことで認知機能が気になることがあれば、気軽に相談していただきたいですね。

その他、クリニックの特徴などはありますか?

浅田喜代一院長 あさだ脳神経科外科クリニック4

繰り返しになりますが、緊急性の高い脳卒中などの早期診断だけでなく、原因が特定しづらい頭痛やめまい、物忘れ、手足のしびれなど、さまざまな「脳の病気」に対応します。また、この地域でMRIがあるクリニックは少ないことから、他院から希望があれば全身のMRIを撮ることも可能です。例えば、整形外科の先生から依頼があれば、「膝のMRI検査」などにも対応します。ちなみに、当院は医療モールの中にあります。開業を考えていたタイミングで、この場所を見つけたのですが、専用大型駐車場や駐輪場も備えていますので、通院も便利ですよ。バリアフリー設計のため、安心してお越しいただけます。

身近に相談できる「脳のかかりつけ医」をめざす

勤務医時代と開業後で変わったことは何でしょう?

浅田喜代一院長 あさだ脳神経科外科クリニック5

大きな病院にいた頃は、急性期の患者さんの手術が中心でした。脳の病気は手術後に実生活に戻られる方もいますが、一定数は以前の生活に戻ることはできません。大きな病院ではそのような患者さんは送り出すことしかできませんでしたが、クリニックを開業してからは患者さんの「その後」を診ることができるようになりました。「手術後に生活していくためには、こんなアプローチが必要なんだ」など、学ぶことも多いですね。患者さん一人ひとりの暮らしに向き合いながら、再発予防やフォローに努めていきたいと思っています。

今後の展望をお聞かせください。

このエリアでMRIを導入している脳神経外科は珍しいですから、今後は脳卒中の予防を実現していきたいと考えています。脳神経外科というと抵抗感を持たれてしまいがちですが、地域の方々の早期受診を促し、病気の早期発見をめざしていきたいですね。近隣の医療機関との連携も深めながら、患者さんの健康な暮らしを支えたいと思います。また、他の診療科の先生にとっては、患者さんに脳の病気が疑われる場合、初めから大きな病院を紹介するケースも少なくないようです。そんな時に当院に対して気軽に相談していただけるように、しっかり近隣の医療機関との関係性も築いていきたいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

浅田喜代一院長 あさだ脳神経科外科クリニック6

脳神経外科というと、それだけでハードルが高いイメージをお持ちかもしれません。抵抗感がある方も多いと思います。しかし、当院はクリニックですので、どんな些細なことでも気軽に相談していただいて構いません。頭痛やめまいなどの悩みはもちろん、簡単な外傷や、「脳ドックを受けてみたい」「ちょっと脳の病気が気になる」「最近、物忘れが多い気がする」など、どんな相談も受けつけます。大きな病院のような先進の医療機器を駆使しながら、患者さんに寄り添っていきたいですね。当院を「脳のかかりつけ医」として、ぜひご活用ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

脳ドック/1万6500円~

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