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丸岡 亮 院長の独自取材記事

石岡みらい矯正歯科

(石岡市/石岡駅)

最終更新日:2023/10/13

丸岡亮院長 石岡みらい矯正歯科 main

2023年8月に「石岡みらい矯正歯科」を開業した丸岡亮院長は、子ども時代に矯正治療を受けた経験があるそう。その時の経験を生かして、矯正治療を多くの人に届けたいと矯正の歯科医師をめざしたという。東京大学医学部附属病院で 難症例の矯正治療に取り組む一方、出身地でもある茨城県で継承前のクリニックにて非常勤として診療に従事していた。その後、同院を継承する形で「石岡みらい矯正歯科」をスタートさせた。茨城県出身で石岡市にもなじみがあるという丸岡院長。矯正専門の歯科クリニックが少ないエリアにおいて、都心と同じような専門的な矯正治療を提供し、地域に貢献したいと意欲的だ。そんな丸岡院長に、開業までの経緯や診療の特徴、めざすところなどを詳しく聞いた。

(取材日2023年9月11日)

高い専門性を生かして矯正専門の歯科クリニックを開業

まず、こちらの成り立ちや特徴を教えてください。

丸岡亮院長 石岡みらい矯正歯科1

当院の前身は、地域では数少ない矯正専門のクリニックとして横川早苗先生が開業された「横川矯正歯科」です。2023年8月から私が継承して「石岡みらい矯正歯科」となりました。院名は変わりましたが、私と横川先生との2人体制は変わっていません。小児矯正と成人矯正に対応し、一般的なブラケット矯正、マウスピース型装置を用いた矯正、裏側矯正、アンカースクリューを用いた矯正治療などさまざまな矯正方法に対応しています。患者さんは、石岡市内の方は約3割で、他は周りの市町村、かなり遠方からも来てくださいます。石岡駅からも便利ですが、幹線道路が近いのでほとんどの方が車で来られますね。学業や仕事と両立しやすいように、平日夕方や土曜日も診療しています。

先生は、どうして矯正歯科医師を志されたのですか。

私は茨城県取手市出身です。子どもの頃、歯並びが悪くて矯正治療を受けた経験があり、東京までクリニックに通っていました。その経験から矯正歯科医師を志したのです。大学卒業後は大学院に進んで矯正治療の基礎を学び、さらに、東京大学医学部附属病院口腔顎顔面外科・矯正歯科で専門性の高い治療を学びました。というのも、学生の頃、口唇口蓋裂の患者さんに出会い、矯正治療は見た目だけではなく、発音や咀嚼といった口腔機能の改善を図るためにも大切なのだと実感したんです。そのため、さまざまな症例に対する診療技術を身につけて多くの患者さんに貢献したいと考えました。こうした難症例の治療を学んだことは、現在の日常の診療にも役立っていると思います。

では、開業されたきっかけを教えてください。

丸岡亮院長 石岡みらい矯正歯科2

私の地元の近くに、とても診療技術の専門性の高い矯正専門のクリニックがあると聞いて「横川矯正歯科」を見学し、非常勤歯科医師として診療に携わらせていただいて、今回、継承したかたちです。いずれは開業したいと考えていましたし、東京より茨城のほうがやはり自分に合っていると思っていました。たまたま祖父母が石岡市の出身でこの地域に親しみもありました。そして、この地域には矯正専門のクリニックがほとんどなく、東京まで通院している方も多いので、地元の皆さんのお役に立ちたいという思いもありました。クリニック名は、矯正治療は若い世代の患者さんが中心ですから、皆さんの素晴らしい将来の手助けをしたいという思いで、“みらい”という言葉を入れました。

患者との信頼関係を大切に多様な矯正治療に幅広く対応

診療面には、どのような特徴がありますか。

丸岡亮院長 石岡みらい矯正歯科3

矯正専門のクリニックとして、診査診断に力を入れ、しっかり診療方針を立てて、患者さんに納得していただいてから治療を始めること、定期的に患者さんに治療の経過をお話しする時間をつくるなど、対話に重きを置いているのが特徴です。新しい治療も取り入れて幅広い診療に対応しており、患者さん一人ひとりの診療時間も長くとって、妥協のない質を重視した治療に努めています。私自身も不得意をつくらないように努力してきたので、オールマイティーというか、多様な矯正方法を会得していますので、患者さんの症状や要望に合わせて、その方に適した治療をご提案していきたいと思っています。また、当院は子どもの患者さんが多いのも特徴です。私も子どもの治療も大好きですので、クリニックは怖いところという印象を取り除いて、楽しく治療に取り組めるようにしていきたいと思っています。

先生の診療方針について聞かせてください。

基本的には矯正治療は一生に一度しか受けないものですから、見た目だけでなく、口腔機能も考えた、医学的根拠を持ったしっかりとした治療を提供したいと考えています。そのために、当院は大学病院と同じか、それ以上の診査診断に努めています。妥協なく、質の高い矯正治療を行うことと、患者さんとの対話を重視して信頼関係を築いていきたいなと思っています。

院長になられて、変わったことはありますか。

丸岡亮院長 石岡みらい矯正歯科4

院長になっても基本的には変わらないのですが、責任は感じています。忙しいことは確かで(笑)、休みの日はずっとないんですよ。こちらの休診日も友人のクリニックで治療を行ったり、勉強会に参加したりしています。気分転換は、子どもと公園に遊びに行く程度ですかね。もともと子どもは好きなほうですが、子育て経験は、子どもの患者さんの診療にも生かせているかなと思っています。

生まれ変わっても矯正歯科医師になりたい

最近の傾向などがあれば教えてください。

丸岡亮院長 石岡みらい矯正歯科5

以前は親御さんが熱心で、お子さんは仕方なく連れて来られているという印象が強かったのですが、最近は、お子さんが自分から矯正治療を受けたいと親御さんを説得して来院するようなケースが目立ちます。マスク生活が終わってきて歯並びが目立ったり、子どももSNSに写真を載せたりするので気になるのかもしれません。また、30代40代の方も目立ちます。本当は若いうちに治療したかったが、子育てが終わってやっと余裕ができたという方もいらっしゃいます。昔と違って今は人生も長く健康な方が多いですから、歯周病の状態などの条件はありますが、矯正したいというご要望にはお応えしていけるかと思います。また、最近は、男性の患者さん、特に営業職の方なども目立ちます。男性もSNSなどで写真を撮る機会が増えて、歯並びが気になる方も増えているのかなと思います。

今後の展望について聞かせてください。

院内のリニューアルも計画していますし、設備も先進のものを導入して新しい治療や技術も積極的に取り入れていきたいと思っています。そして、自分の技術をより高めて、さらに質の高い治療を提供していきたいと思っています。アメリカの傾向から、今後はマウスピース型装置を用いた矯正がいっそう増えていくと考えられますから、積極的に対応していきたいですね。また、当院はアンカースクリューを用いた矯正を多く手がけており、これからも力を入れていきたいですね。また、最近は、矯正治療中、装置が目立たないことや、費用面を重視して、治療法やクリニックを選ぶ方も多いようです。しかし、矯正治療は高い専門性が必要であり、精密な診査診断や、口腔機能を考えた治療計画が重要であることなどを理解していただけるようにしていきたいですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

丸岡亮院長 石岡みらい矯正歯科6

私自身もそうだったのですが、歯並びが気になる方は、他人の目が気になって内向きになりがちです。しかし、矯正治療がうまく進んで、めざす歯並びや噛み合わせになれたら、皆さんの喜びにつながり、表情豊かないい笑顔につながるでしょう。このように矯正治療には人生を明るく変える力があると思っていて、そのお手伝いができることは私にとっても大きな喜びであり、日々の診療の原動力となります。矯正歯科医師は、私にとって天職だと思っていますし、生まれ変わっても矯正歯科医師になりたいと願っています。歯並びで悩まれている方は、ぜひ、ご相談いただきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

ワイヤー矯正/63万8000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/83万6000円~、舌側矯正(上下顎)/102万3000円~、歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正/63万8000円~、小児矯正/28万6000円~

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