関口 知秀 理事長の独自取材記事
渋谷センター街れいわクリニック
(渋谷区/渋谷駅)
最終更新日:2024/11/15
渋谷センター街で2023年5月2日に開院した「渋谷センター街れいわクリニック」。渋谷駅前のスクランブル交差点からすぐというアクセスの良さ、土日祝日の休日対応や平日21時までの夜間対応で、ビジネスパーソンの強い味方となっている。診療科も皮膚科、形成外科、泌尿器科と幅広く、外傷の小手術はもちろん、皮膚疾患や性感染症などのトラブルまで受けつけている。理事長の関口知秀先生に開業の背景や、めざすクリニック像、診療の特徴などについて詳しく話を聞いた。
(取材日2023年6月5日/情報更新日2024年8月27日)
夜間や休日など受診しやすい環境のクリニックに
まず、先生の経歴についてお聞かせください。
帝京大学を卒業後、同大学病院形成外科に入局しました。その後、上尾中央総合病院、船橋中央総合病院、四街道徳洲会病院での勤務経験を経て、一般皮膚科のクリニックでの診療も経験してきました。病院で勤務していると患者さんにとって病院への通院がとにかく大変だということを感じます。身近なかかりつけ医として、何か不安なことが会った時に便利で行きやすいクリニックをつくりたい、と感じて開業を決意しました。
どのようなクリニックをめざして開業したのですか?
当クリニックは「新宿新南口れいわクリニック」を本院として、2023年5月に開院しました。これまでの経験から病院に行きたくても時間がなくて行けない、仕事が忙しく行けないという患者さんがたくさんいらっしゃるということを痛感してきました。ですから当クリニックは土日祝日や夜間の診療を行うことで、そういった方々の受け皿になるとともに多くの医療ニーズに応えられるのではないかと思っています。病気は予定どおりかかるものではありませんし、病院に行こうというきっかけも急に出てくるものです。仕事やプライベートを制限することなく、気軽に来院いただけるようなクリニックをめざしていければと考えています。
形成外科から泌尿器科まで幅広い診療が可能
こちらのクリニックではどのような診療を受けることができるのでしょうか?
皮膚科、形成外科、泌尿器科を標榜しているので、ニキビや湿疹などの皮膚トラブルをはじめ、外傷の小手術、性感染症など、さまざまな疾患に対応しています。開業してから1ヵ月ほどたちましたが、10代から30代の若い世代を中心に来院いただいています。相談としてはニキビ、湿疹、じんましんといった目に見える部分の疾患が多く、泌尿器科領域では膀胱炎、性感染症などの患者さんが多いようです。夜間や休日に診療をしているため、仕事帰りに寄っていただいたり、ショッピングのついでにご来院いただいたりするケースが多いようです。
形成外科や皮膚科の領域で力を入れたい診療はありますか?
ニキビをはじめ、仕事を休んでまで受診するほどではないと思いがちなちょっとした相談にも積極的に対応していきたいと思っています。時間を確保し準備して病院に行くというよりは、診療時間や診療曜日といった部分を活用いただき、ライフスタイルの一部として受診していただけるようになるとうれしいですね。また傷痕が気になるといった方のケアは、私の経験を役立てながら注力していきたいところ。ほくろの除去についても保険診療と自費診療を両方ご提案させていただき、患者さんの要望に沿う形で対応しています。粉瘤の切除、巻き爪の治療などの小手術も可能ですし、今後は美容皮膚科にも力を入れていく予定なので、美容外科手術のトラブル、肌に関するトラブルなどがある方も気軽にご相談ください。
泌尿器科領域についての特徴もお聞かせいただけますか?
泌尿器科については、SNSの普及など時代の変化とともに増加している性感染症での診療が増えている印象です。またクラミジアと淋菌などを重複して感染しているケースも少なくありませんし、検査で確定診断を行いしっかりと治療していくことが欠かせません。治療後はパートナーなどに感染を広げないよう、陰性になったことをしっかり確認するということも重要です。保険診療だけではなく自費での検査にも対応していますし、放置していると不妊のリスクが高くなる可能性もありますので、自分の身を守るためにも気になることがあれば早めの受診を心がけるようにしてください。
一人ひとりが満足できる寄り添った医療を提供
新宿に本院があるそうですが、診療において連携を図っていることはありますか?
どちらも形成外科、泌尿器科を標榜しているクリニックですから、本院に通院していた患者さんでも渋谷のほうが通いやすいという場合、こちらでも受診いただけるよう情報共有を行っています。本院は開院してから3年以上がたっていますので、患者さんが多く混み合ったり待ち時間が長くなってしまったりという問題はどうしても出てきてしまいますからね。本院と同じように夜間診療、土日祝日の診療にも対応していますので、患者さん自身のライフスタイルに合わせて、本院と当クリニックを使い分けていただくこともできるのではないでしょうか。
患者さんと向き合う際に大切にしていることを教えてください。
特に形成外科、皮膚科疾患に言えることですが、こちらが提案した治療内容が適切であったとしても、満足度は人それぞれ変わってきます。傷痕をまったく気にされない方もいれば、それが原因でひどく落ち込んでしまう方もいらっしゃいますよね。ですから患者さん一人ひとりが満足できるよう、可能な限り寄り添う診療を心がけています。まずは病気や症状に対する話をしっかりと伺い、患者さんが抱えている不安を受け止めること。当クリニックでは対応できない病気の場合もあるかもしれませんが、何でも相談いただけるような医師、そしてクリニックをめざしていきます。
最後に読者の方にメッセージをお願いします。
病院に行こうと思っても時間が取れず放置してしまっているという方も少なくないと思います。当クリニックではライフスタイルの多様化に合わせ、柔軟な診療時間、診療曜日、あるいはウェブからの診療予約などで受診しやすい環境をつくっているつもりです。他の人には話しにくい、困っているけれどこんな症状で受診していいのかと不安にならず、安心してご相談ください。当クリニックの医師は気さくで話しやすいので、緊張せずに受診いただけると思いますよ。
自由診療費用の目安
自由診療とは性感染症の検査(自費)/9900円~
ほくろの除去/2900円~