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上領 博 院長の独自取材記事

かみりょう内科・呼吸器内科クリニック

(神戸市東灘区/深江駅)

最終更新日:2025/12/15

上領博院長 かみりょう内科・呼吸器内科クリニック main

JR神戸線、甲南山手駅から徒歩約12分のところにある、「かみりょう内科・呼吸器内科クリニック」。院長の上領博先生は、神戸大学など大きな病院に長年勤務し、一人ひとりに時間をかけた診察をしたいと、2023年5月に開業した。クリニックが掲げるのは、「地域の皆さんが生き生きと生活できるようにお手伝いをいたします」というコンセプト。呼吸器内科に関係する疾患は、時には長く付き合い治療をしていく必要があるものも多い。そのため、患者の生活に寄り添い少しでも快適に暮らせるよう、培った専門的な経験を生かしていきたいと考えている。上領院長に、院内のこだわりやスタッフとの連携、診療方針などについて話を聞いた。

(取材日2023年6月16日)

時間をかけ、一人ひとりに寄り添う治療をめざして

これまでのご経歴について、教えてください。

上領博院長 かみりょう内科・呼吸器内科クリニック1

もともと神戸出身で、勤務医時代は主に神戸大学や兵庫県内の大きな病院などで経験を積んできました。呼吸器や循環器、つまり肺と心臓をしっかり診ることができる医師になりたいと思い、最初は両方を対象にしている神戸大学の第1内科に入りました。経験していくうちに、エックス線を見て病気について考えたり、複雑ですぐにわからないことが多かったりして、自分としては呼吸器がより面白く感じたんですね。専門に学びたいと思い、呼吸器内科を選択し現在に至ります。勤務医時代はほかにもHIVなどの感染症の患者さんを診たり結核病棟に勤務したり、いろいろな経験をしています。

病院でのご研鑽を積まれていた中で、どのような理由から開業しようと思ったのでしょうか?

大学病院などの大きな病院に勤務していると、どうしても一人の患者さんを長い時間をかけて診察することができません。呼吸器内科の患者さんは、咳がひどかったり息苦しかったり、つらい症状を抱えている方が多くいらっしゃいます。そんなつらい状況の中、わざわざ病院に来て何時間も待っていただいたのに、診察はたったの数分、ということもしょっちゅうでした。それから、大学病院では外来を担当するのが週に1コマ、2コマくらいしかありません。患者さんともっとお付き合いを密にしたい、さらにお一人お一人にもっと時間をかけて診察してあげられたら、と思ったのが開業のきっかけです。

診療にあたり意識していることや、診療方針について教えてください。

上領博院長 かみりょう内科・呼吸器内科クリニック2

当院では、「地域の皆さんが生き生きと生活できるようにお手伝いをいたします」というコンセプトを掲げています。呼吸器内科が対象としている咳などの症状は、日常生活の質にも直結してきます。クリニックに来ていただいたらすぐに治るというものではありませんが、お薬など適切な治療を施すことで、症状を和らげたりコントロールしたりすることも図れます。病気のつらさを少しでも取り除いて、地域の患者さんが楽しく生活するお手伝いができたらという思いをこの言葉に込めました。

呼吸器内科の専門性を生かし、治療や指導にあたる

内装や設備でこだわったところは何かありますか?

上領博院長 かみりょう内科・呼吸器内科クリニック3

全体的に、来院した患者さんがくつろいでいただける空間になるよう意識をしています。当院に来る患者さんは、皆さん何かしら体の不調を抱えていらっしゃるので、少しでも楽に過ごせるよう、ソファーや椅子もゆったりと座っていただけるものを選びました。それから、看護師の妻のアイデアで、エックス線室の壁や天井に、部屋を暗くすると光って見える、小さな星をちりばめているんです。検査にいらした方に少しでも和んでもらえたらと思ってつけた装飾なのですが、患者さんにも喜んでいただけているようです。

発熱した方も診ていらっしゃると伺いました。感染対策の面で意識していることはありますか?

発熱の外来としてインフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症にも対応しています。発熱のある患者さんは、一般の患者さんと動線が交わらないように専用の出入り口を設けています。さらに、発熱患者さん専用の診察室は陰圧構造を採用し、室内の空気が外に漏れにくい環境を整えています。感染症への対応は診断や治療だけではなく、ワクチン接種で感染を未然に防ぐ取り組みにも力を入れています。発熱の外来では、症状によっては待ち時間が発生することもありますが、つらい状態の患者さんの負担を少しでも減らしたいです。患者さんの診療をスムーズにできるようスタッフ全員で連携しています。感染症対策を徹底しながら、スムーズな診療体制を整えることが、患者さん目線で考えたときに最も重要だと考えています。これからも地域の皆さんが安心して過ごせるよう、予防と治療の両面からサポートしていきたいです。

熱以外では、主にどのようなご相談でいらっしゃる患者さんが多いでしょうか。

上領博院長 かみりょう内科・呼吸器内科クリニック4

やはり多いのは咳の症状ですね。ひどい咳で苦しんでいる方はもちろん、感染症が拡大する度に、咳をしづらい環境がコロナ禍以降も続いているので、咳を止めたいというご相談の方もいらっしゃいます。風邪による場合は、風邪が治ればそのまま咳も治まるのですが、中には肺の疾患などほかの病気が隠れている可能性もあるんです。呼吸器内科では、関連する検査も可能なので、もし長引く咳に悩んでいる場合は、専門の医療機関で診てもらうことをお勧めします。病気によっては、その病気と長く付き合って、薬などもしっかり飲み続ける必要があります。しかし、診察していて気づいたことは、ご自身の疾患について必要なことをあまり把握していない患者さんが多いということです。開業医になって、患者さんお一人お一人としっかり向き合える環境になったので、そうした病気の説明や生活指導についても、丁寧に行っていきたいと考えています。

向上心あふれる仲間と、患者の健康に寄り添いたい

スタッフさんの体制について教えてください。

上領博院長 かみりょう内科・呼吸器内科クリニック5

当院は2023年の開業以来、地域に根差した呼吸器内科として、患者さんが「困ったときに気軽に相談できるクリニック」を目指しています。受付や看護師など複数の職種が連携し、スムーズな診療をチーム一丸となって心がけています。職場は落ち着いた雰囲気で、患者さん一人ひとりにしっかり時間をかけて対応できる体制を整えています。新規の患者さんも多く、症状の背景を丁寧に確認しながら診療を進めることを大切にしています。スタッフ全員が「笑顔と気遣い」を心がけ、患者さんが安心して通えるクリニックづくりに取り組んでいます。

一緒に働く上で大切にしていることは何ですか?

当院では、「忙しい中でも個々の成長を楽しめる」姿勢を大切にしています。スタッフさんは患者さんと最も多く会話する存在であり、私以上に患者さんの気持ちや変化に気づける場面もあります。だからこそ、患者さんに安心を届けるための「笑顔」と「気遣い」が欠かせません。診療はチーム医療で進めており、困っている仲間がいれば自然に助け合う風土があります。現状に満足せず、個々の成長を楽しみながら、患者さんや仲間のために前向きに取り組める方を歓迎します。院長としてスタッフさんの意見を尊重し、全力でサポートする体制を整えています。忙しい時こそ笑顔を忘れず、前向きに業務を楽しめるように、これからもスタッフさんとの関係性は大切にしていきたいです。

クリニックの今後の展望がありましたら教えてください。

上領博院長 かみりょう内科・呼吸器内科クリニック6

呼吸器内科は数が少ないので、困ったときに皆さんが気軽に来ていただけるクリニックにしたいと思っています。開業から少し時間が経過しましたが、ありがたいことに多くの地域の患者さんに来ていただいています。地域のかかりつけ医として驚いたのは、若い人からご高齢の方まで、咳の症状に悩んでいる人が、想像していたよりも本当に多くいらっしゃるということです。患者さんお一人お一人としっかり時間をかけて症状の原因を探り、患者さんご自身が病気について理解できるよう一緒に治療に取り組んでいきたいですね。コンセプトにもつながるのですが、患者さんと長くお付き合いして、皆さんの生活に寄り添い、生き生きと暮らせるお手伝いができればと思っています。

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